大根菜というのがスーパーで売っていたので、買ってきたのだ。
それをにんにくと塩で炒めたもの。
大根菜というのは、要は大根の、根が大根に育つ前に抜いてしまったものなのだろう、その方が葉っぱはおいしいということなのだろうが、だからこれが、根っこの部分に大根の子供みたいなものが付いていて、これを一緒に炒めるかどうか、けっこう迷ったのだ。
結局一緒に炒めたのだが、これは正解。
わざわざ皮を包丁の背でこそげ取って、斜め切りにして、という、捨ててしまえば要らなかった手間をかけたわけだが、最後に中華だしの素を溶かした湯を加えて、少し蒸すような感じにすると、小さくてもまさに大根、ほっくり仕上がって、いいアクセントになった。
豆腐と大根の炒め。
昨日ザーサイを入れるべきだということがわかったので、今日は入れてみたわけだが、そしたらばっちりうまかった。
あとねぎのみじん切りとかも、入れてみてもいいのかも。
あさりの酒蒸し。
サラダ油でにんにくを炒め、あさりと料理酒を入れ、あさりの口が開いたら出来上がり。
長ねぎのみじん切りを散らした。
あさりは塩水につけて塩抜きをするが、そうするとあさりの奴ら、貝のあいだから首を伸ばして、ぷはー、と気持ち良さそうに、砂を吐くんだよな。
それを見ると、酒蒸しにしてしまうのが、気の毒になるのだが、しかし、人生は非情なのだ。
あさりの冥福を祈って、乾杯。