今日、ちょっと遠くに停めたパーキングから長谷川商店まで、横川町のそれほど賑やかでもない繁華街を歩いた時、久しぶりに血が騒ぐような感じがしたのだ。
いつもブログを書いたり読んだり、またチャットをしたりしながら、へぼい自作料理をつまみに家飲みして、それはそれで満喫してはいるのだが、やはり自分の住んでいる街の飲み屋で飲む楽しみを、思い出したということなのだろう。
というわけで今夜は、家からほど近いこの店に、飲みに来たというわけだ。
広島で、ラーメン屋が居酒屋を兼ねている場合が多いのが、東京から来た僕から見ると、面白いというか、東京では居酒屋は居酒屋、ラーメン屋はラーメン屋と、はっきり分かれているわけだけれど、考えてみたら飲んだらそのあと結局ラーメンを食べるわけだから、居酒屋とラーメン屋が一緒になっているのは実は合理的なわけなのだが、この店は、居酒屋なのだが、なんとスナックのようでもある。
大ママはもう70歳くらいだろうか、随分長いことこの店をやっているらしいが、僕よりちょっと年下位の娘さんが後を継ぎ、さらに若い女の子もいて、カウンター10席弱のこの店の対応は、完全にスナック。
さらにカラオケもあって、9時を過ぎた頃になると、お客さんもがんがん歌う。
しかしお勘定は、ほぼ居酒屋。
看板も居酒屋。
面白いな、と思う間もなく、今夜は飲んで歌って、大変満喫して帰宅した。