昨日の晩酌。
しめサバに船場汁、なすとキュウリの浅漬けに、冷やしトマト、冷奴。
昨日は魚屋へ行ったら、見るからにウマそうで、しかも値段も手頃な塩サバを発見。魚屋のお兄ちゃん、やはり京都の人なんだろう、サバとなると目の色がかわる。
いい塩サバは、やはりしめサバ。こちらは3日前にいわしの酢じめをやったばかりだけれど、「そんなおなじような献立ばかり出してくるなよ」と文句を言われる人がいないところが、一人暮らし料理の気楽なところ。家族のために料理をつくる主婦の人たちは、献立を考えるのも大変だろう、頭が下がります。
しめサバというと、やったことがないときは、僕も大変なイメージがあったけれど、魚屋で3枚におろして、塩を振るところまでやってもらえば、あとはバカみたいに簡単。
ただ酢に漬けるだけ。酢には隠し味ていどの砂糖をまぜ、だし昆布をいれる。魚屋のお兄ちゃんに教えてもらった漬け時間は、3時間。漬け終わったら普通は皮を剥ぐのだけれど、このサバは皮が薄かったからそのままにした。
でき上がったしめサバ。
プリプリの、トロトロ。
サバのあらでつくる船場汁が、またしみじみとウマい。
昨日はこないだ八百屋の奥さんから教えてもらった、なすとキュウリの浅漬をつくることに、八百屋へ行く前から決めていた。八百屋や魚屋、豆腐屋の奥さんからは、いつも料理のやり方を教えてもらって、とても参考になっている。家庭で手間をかけずにつくる料理のやり方は、本などにはなかなか載っていないから、ほんとにありがたい。
漬物器に昆布をひき、ゴロゴロと大きめに切ったなすとキュウリを塩で揉んだのをいれ、キュッキュッと圧力をかける。なすは皮をむいておく。
1日目だけれど、もうけっこう漬かっていた。
さすが旬のなすは、バナナかと思うような、甘い味がする。
冷やしトマトと冷奴の、冷や冷やコンビ。
酒はいつもの焼酎水割り。
昨日もちょっと、飲み過ぎてしまいました。