おっさんは、47歳で会社をやめた。
夢と希望をもって入社して、仕事に人生をかけるつもりだったのだけれど、最後にわかったのは、会社は人生をかけるに値する場所ではないということだった。
仕事はそもそも生きていくための手段であって、「生きる」ことそのものに、仕事よりも、もっと広い世界がある・・・・。
生きることは、まず第一に、食べること。
振り返ってみるとおっさんは、これまで食べることを人まかせにして、自分で一から考えたことがなかった。
下手ながらも手を動かし、自分で料理を作ってみると、そこに様々な歓びや愉しみがあることが、少しずつわかってきた。
おっさんがこのブログを通して、できたらいいなとおもっているのは、その歓びや愉しみを、ブログを見てくれる人と分かち合うこと。
ひとり暮らしのおっさんが、自分ひとりのために料理をしても、十分たのしめるだけのものが、料理には、ある。
おっさんは、世界を変えたいとはおもわないし、変えられるともおもわない。
でも、生きることの歓びや愉しみを、自分の手で見つける人が増えていったとき、世界はたぶん変わるのだろうと、なんとなく、おもっている・・・・。
というわけで、昼間に餃子とラーメンをたらふく食べた昨日、晩酌は冷蔵庫に残っていたナス2本を、鶏そぼろのあんかけにすることにした。
ナスは皮をむき、涼し気な感じにする。
ほんとうは、冷やして食べたらうまいとおもったけれど、食事を早い時間に作るのがめんどうだったおっさんは、温かいまま食べることにする。
早速やってみよう!
出しに酒とみりん、うすくちしょうゆで味付けする・・・・。
出しは、昆布と削り節でちゃんと取ると、さらにうまくなる。
鶏ひき肉を煮る・・・・。
ナスを煮る。
10分くらい、ナスがやわらかくなるまで煮る。
とろみを付ける・・・・。
いただきます!
ナスの鶏そぼろあんかけ。
味は・・・・。
ただおっさん、食べ終わってから気がついた。
これはおろしたショウガを上にのせたら、もっとうまかった。
あとはブロッコリーのツナマヨネーズ和え。
その他の諸々・・・・。
農家のおばちゃんの古漬けうまい。