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2009-11-18

晩めし シメサバ

今日は夢にまで見た、シメサバなわけだ。マダムジョイ己斐店には、スーパーによくある、パックに入った切り身のほかに、魚屋みたいな、大きな四角い、氷が敷き詰められたケースがあって、その上にはいつも、まるまる一匹の魚が所狭しと並べられているのだが、今日はそこに、鹿児島産のサバ発見。シメサバにできるかおいちゃんに聞いたら、おいちゃん、サバの身を肉で押して確かめて、これは大丈夫とのことなので、さっそく2枚に下ろしてもらった。骨のない方は、今日シメサバにする分、骨のある方は、冷凍保存して、後日塩焼きにするのだ。まあサバ一匹といっても、380円だから、安いもんだよな、まったく。

シメサバは、まず塩をたっぷり振って、それからそれを水で洗って、次に酢に浸けるのだが、マダムジョイのおいちゃんは、真っ白になるくらい、たっぷり塩を、両面に振って、3時間、酢に浸けて30分、恵美のおばちゃんは、身の方にだけ、塩焼きの時よりはちょっと多めの塩を振って2時間、酢に浸けて20分と言っていた。恵美のおばちゃん、市場でその日に買った、ほんとに新鮮なサバを使う場合のこと、言ってる可能性があるからな、間を取ることにして、両面にたっぷり塩を振って2時間半、酢に浸けて25分、でやってみた。

酢に浸けたら、まず皮をむくのだが、これは酢に浸けたせいなのか、手できれいにむけるのだ。で骨のあったところに沿って縦半分に切って、骨を取り、斜めに切れと言われたが、まず骨を、100円ショップで買った骨抜きで取ろうとしたが、うまく取れずにあまりにイライラするので、骨を取るのはやめた。骨なんか、あってもいいのだ。実際食ってて、サバの骨は柔らかいのかな、まったく気にならなかった。切るのも、刺身を切ることなぞ初めてのことで、しかも安物の三徳包丁、白菜を削ぎ切りするときの感覚でやってみたが、あまりきれいには切れなかった。

しかし味は、なかなかグー。シメ加減もいい感じ。極上とまではいかないが、下手な回転寿司よりぜんぜんうまい。

酒は、広島の酒、第3弾、白牡丹。これは甘口。やはり燗にしたが、けっこううまい。広島の酒はうまいな。