名古屋には「台湾ラーメン」というものがあって、ここ「味仙」が発祥らしい。
台湾ラーメンと言っても、実際に台湾にはこのようなラーメンはなく、なぜ台湾ラーメンなのかと聞かれて、「作ってるのが台湾人だから」と答えたのだとか。
なんとも笑える話である。
前に名古屋に住んでいた時は、台湾ラーメンは何度か食べたことがあったが、味仙の台湾ラーメンは食べたことがなく、ここしばらくでいっぱしのラーメン評論家気取りの僕としては、今回なんとしても食べなければと思ったのだが、味仙は夜のみの営業で、限られた名古屋での滞在、当然泥酔状態で行くしかない。
この夜もすでに記憶は途切れ途切れ、自分がお金を払ったのかすら覚えていない、たぶん払っていない、という状態だったので、まともなことは何も書けないわけだが、なぜかきちんと写真だけは撮ってあったので、せっかくだからそれは公開しておこうかな、と思う次第でこれを書いているというわけです。
はい。
まずは青菜炒め。
泥酔者をわざわざこの店まで連れてきてくれた、心優しい名古屋の友人がいたわけだが、味仙はまずは青菜、なのだそうだ。
そして台湾ラーメン。
いくらなのかは、当然覚えてない。
きっちり麺の写真まで撮ってあった。
接写なのにフラッシュ焚いてしまっているので、完全に白く飛んでしまっているが。
これを見ると、けっこう太めだな。
今頃かよ。
しかし味の第一印象だけはちゃんと覚えていて、もちろんけっこう辛いのだが、辛いだけじゃなく、物凄くコクがあるのだ。
やっぱり名古屋は、コクなんだよな。
とまあ、念願の味仙本店にも来れて、満足して幸せに、ホテルに戻った名古屋の夜、だったのでした。
ちゃんちゃん。