うーん、今日は新境地開拓だな、あら大根。いや毎回々々自分の作ったものをうまいうまいと言って、自画自賛も甚だしいわけだが、今回のはマジでうまい。初めひたひた加減の煮汁を、これって照焼き、ってくらい、煮汁がほとんど残らなくなる位まで、強火で煮詰めてみたのだ。ガス代かかったな。煮時間は30分強。当然多少硬くはなるのだが、あらは元々、脂が乗った部位なので、硬くなってもパサついたりはしないのだ。超こってりと甘辛くなって、まあ佃煮とか、スペアリブとか、そんな感じの雰囲気になる。ほっくりした肉にしみた、甘辛味、たまらんわ。
作り方をちょっと詳しく言うと、一度茹でこぼしたあらと、10分ほど下茹でした大根、適当に切ったしょうがを鍋に入れ、ひたひた近くまで水を張って、多めの砂糖とみりんだけを入れ、強火にかける。沸いたらあくを取り、落し蓋をして、強火のまま10分。そしたら料理酒、僕は煮付けの時は塩分の入った安い料理酒を使うのでここで入れたが、普通の日本酒を使うなら、初めに入れてもいいと思う、をかなり大量に入れ、それから醤油、それで味を見て、何かが足りなかったら適当に追加し、また落し蓋をして、そのまま強火で20分、煮汁が煮詰まったら出来上がり。
しかもこれ、白めしのおかずにも最高だな。ちょっと残しておいて、明日かまどさんの白めしで食べるのだ。
ちなみにもちろん、あらが煮上がるまでは、
いつもの脇役陣をつまみながら、酒を飲むのだ。
梅干もあり。梅干し食べながら酒を飲むと、悪酔いしないのだ、マジで。