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2013-03-18

簡単だけれど黄金の味。
「鶏もも塩焼きおろしポン酢」

こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思われるところも多いかと思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



それからムック本「おっさんひとり飯」、アマゾンの在庫がまた切れてしまいました。
じきに再入荷すると思いますので、ご購入をご希望の方は、しばらくお待ちいただけましたらと思います。

ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。



というわけで、昨日の晩酌は・・・。



鶏もも塩焼きおろしポン酢。



料理の本を見ると、色んな料理が載っているし、このブログでも、そこそこ色んな料理を紹介しているわけですが、実は料理の本やブログにはあまり載らない類の、料理というにはちょっと憚られるようなものが、おいしかったりすることってあるんですよね。

その代表が、塩焼き。

肉でも魚でも野菜でも、ただ塩をふって焼けば、けっこうおいしく食べられる。
特に酒の肴には、下手に味をつけたものよりよっぽど良かったりすることもある。

でも塩焼きは、あまりに簡単すぎて、料理の本やブログには載らないということなんですね。



おいしい上に安い、肉の優等生 鶏もも肉も、塩をふって焼き、レモンを絞って食べると、酒の肴には最高。
おまけに単純な料理は、しょっちゅう食べても飽きないのがいいところです。

昨日は鶏もも肉の塩焼きに、おろしポン酢をかけましたが、これも非常にウマイです。



ただ肉や魚を「焼く」というのは、意外に難しいところもあるんですよね。
火加減や焼き時間を間違えると、生焼けだったり焼き過ぎだったり・・・。

調理器具や食材の厚さは、それぞれで違いますから、焼き加減は基本的に、何度か失敗しながら、体得するしかないのではないかと思います。



鶏もも肉に関しては、テフロンのフライパンを使い、弱火でじっくり焼きあげるようにすると、皮がパリっとしておいしくできます。

フライパンのフタは、しないのが肝心。
フタをすると水気がこもり、皮がふにゃふにゃになってしまいます。



鶏もも肉は、両面に塩それぞれひとつまみずつくらいをすり込み、冷たいままのテフロンのフライパンに、皮を下にしておく。
油は引かなくても、すぐに皮から脂が出てくるので問題ありません。


15分くらい焼き、皮にこんがりと焼き色がついたらひっくり返す。
さらに7~8分焼き、反対側にも焼き色がついたら取り出す。



汁を少し絞った大根おろしと一味唐辛子、それにポン酢をかけて食べる。


まさに黄金の味。



あとは水菜と油揚げの吸い物。





スグキの茎じゃこ炒め。





それにスグキ。





酒はぬる燗。








このところバーで話したり、ツイッターでやり取りしたりする独身男女の中に、

「恋愛はしたいけれど、出会いがない」

という人が目立つように思うんですね。

特に会社に勤めている人に、その傾向が強いと思う。

でもこれはちょっと不思議なところもあって、会社は昔なら、男女が出会う場だったわけですよね。
「社内恋愛で結婚する」というのは、王道のパターンだったでしょう。

それが今、「出会いがない」というならば、そのパターンが崩れてしまったのかなと思うんです。

先日スピナーズで会った小林麻耶似の女性も、

「大企業に勤めていたけど出会いはなかった」

と言っていました。



これはよく言われることだけれど、「女性の地位向上」が関係しているのは、たしかにそうだと思います。

以前なら会社に勤める女性は、寿退社するのが当たり前だったけれど、今では職業人として仕事を続けることもできるようになった。
ただ女性が会社勤めを続けた場合、夫婦で会社勤めをするのは、転勤のことを考えたりしても現実問題として難しいから、社内の男性から結婚の対象として見られなくなってしまう・・・。

そういうことはあるかもしれないですよね。

それでやはり同様、社内で結婚相手が見つからない独身男性はどうしているかといえば、こないだバーで会った40歳の男性は、

「会社の独身仲間と連れ立って、キャバクラへ行く」

と言っていました。

全くもったいない話です。



このことが意味しているのは、男も女も、

「会社だけで人生を送ってしまっては、生活が成り立たない」

時代になっているということではないかと、ぼくは思うんですよね。

仕事以外に自分の時間を持ち、会社以外の場で積極的に出会いを探していかない限り、恋愛の相手が見つからない・・・。

そういうことなのではないかと思います。



ところでここで問題は、今ほとんどの人が、

「会社以外の場で出会いを見つけられるスキルがない」

ということなのではないかと思います。

会社で社内恋愛の相手を見つけるのと、会社を離れて、徒手空拳で恋愛の相手を探すのとでは、まったく違ったスキルが要求される。

それが壁になり、多くの若い男女が二の足を踏み、出会いがないままに時間を浪費しているのではないかという気がします。



「会社で合コンとかしてくれたらいいのにね。」


そうはならないよ。