このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思われることは多々あると思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。
さて昨日は、外飲み。
四条大宮をはしご酒することにしました。
京都市内の盛り場は、阪急沿線に東から河原町、烏丸、大宮、西院とあります。
その中で大宮は、繊維業が盛んだった西陣を北に控え、戦前は京都で最も賑やかだったそうですが、戦後になって繊維業が衰退し、また阪急線が河原町まで延びて特急も止まらなくなったため、中心を河原町に譲り、寂れてしまうことになりました。
ただこの10年ほどで、新しい店ができ始め、再び面白い状況になりつつあるというところのようです。
その四条大宮に、ぼくは3年前、たまたま住むことになりました。
飾らない、ざっくばらんな雰囲気で、また賃料が安いからでしょう、若い人が経営する特徴のある飲食店も多く、いいところに引っ越してきたと思っています。
また何より、四条大宮の飲食店は、基本的にどこもチャージがなく、はしご酒をするのにうってつけなのも、ぼくのような酒好きにはたまらないところです。
というわけで、スタートはいつも行っている「スピナーズ」から。
まずビール。
まだ時間が早いので、お客さんは他に2組だけ。
カウンターで、女性客と少し話して席を立つ。
続いて大宮通を南へ下り、錦小路との四つ角近くにあるバル、「ピッコロ・ジャルディーノ」。
ハウスワインと、鴨の生ハム。
鴨の生ハムは、自家製とのこと。なかなかウマイ。
ピッコロ・ジャルディーノも一杯だけで席を立ち、錦小路を東へ。
少し行ったところにある、飲み屋アパート「新宿会館」。
10軒ほどのスナックが入っている中、奥まった場所で営業する、立ち飲み屋「てら」。
ここはかなりのスポットになっていて、椅子なら5~6人しか入れないような狭い店内に、20人近くの若い男女がひしめいていることもある。
芋焼酎の水割りと、焼き鳥。
さらに芋焼酎をお代わりし、串かつ。
串かつは、かなりウマイ。
てらを出て、新宿会館を2階へ。
スナック「都」。
この店は、ちょうどぼくが京都へ来た頃オープンした。
ママの恵美ちゃんは、このあたりのスナックでは一番若い、ぼくと同年代。
リーマン・ショックに震災と、どん底の時期を乗り切ってきているのだからエライ。
焼酎水割り。
スナックだから、「いらない」と言っても突き出しが出てくる。
カラオケも少々。
この店の採点システムは、ギャルバージョン。
都を出て、後院通蛸薬師上ルにあるラーメン屋、「香来」。
わりと若い人が最近始めた店だけれど、けっこうウマイ。
生ビールにギョウザ。
ギョウザはニンニク多め、ニラ多め。
そしてラーメン小盛り。
麺は細めのツルシコ、チャーシューはホロホロ、スープはあっさりしていてコクがある。
ラーメンを食べたら、再びスピナーズ。
もうこの時間には、ずいぶんお客さんが入っている。
いつもの常連さんに加え、ぼくのブログを見て来てくれるようになった、20代の女性もいる。
ぼくはまた、調子に乗ってあれこれ話す。
ウイスキーの水割りをお代わり。
円広志似の男性がやって来て、テキーラを煽り始める。
今日はまだ飲み始めだから、意識はあるらしい。
ぼくは意識が朦朧としてきたので、スピナーズを出る。
家に帰ってさらに一杯。
今日もよく飲んだ。
「毎日飲み続けじゃん。」
呆れるよな。