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2010-03-07

京都壬生馬場町「大宮京珉」

これも家の近くにある店で、いかにも「街の中華屋」という感じの佇まいと、看板に「餃子が名物」というようなことが書いてあったので、入ってみたのだ。京都へ来て、飲食店にしても名所にしても、行くところはそれこそ山ほどあるわけだが、とりあえず家の近くにも、興味深い所がたくさんあるので、まだなかなか遠出はできない。自転車も、まだ乗っていない。雨だったしな。

メニューには膨大な量の料理が載せられていて、定食も色々種類があったが、まずはメニュー筆頭、看板料理と目される餃子。それに昼だが、当然ビール。勤めを辞めてから、昼ビールは欠かせなくなってしまったな。やはり少し酒が入ると食い物が断然うまいので、仕方ないのだ。いやこれは言い訳だ。

餃子は小さめなのが6個で、290円。味はどうかな、まあ普通かな。よくある普通の餃子。

それにラーメン、450円、を頼んでみた。中華屋でラーメンというのは、必ずしも店全体の味を知るためには、適当じゃないかも知れないのだよな。中華屋のスープというものは、それを使って、さらに炒めたり煮たりして料理を完成させるためにあったりするから、ただのラーメンのスープとして醤油ダレと合わせるだけだと、完成度が低くなってしまう場合があるよな。

しかしやはり、麺類の筆頭メニューは、食べてみないといけないわけなのだが、このラーメン、普通といえば普通の、中華屋のラーメンで、普通だなと思いながら食べ進んだのだが、意外や意外、麺を食べ終わって最後にスープをすすりだしたら、これが止まらない。けっこうな量が入っていたが、最後まで飲み干してしまった。

濃いめ、甘めの味付けで、生姜の風味が香りたつ、というタイプなのだが、やはりだしがよく出来てるのだろうな。他にも興味深いメニューが色々あったので、家からも近いし、また来てみないといけないな。