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2010-01-25

晩酌 若イカ煮付け

今日は「若イカ」と書いてあったが、7、8センチの小さなイカが安く出ていたので、それを煮付けてみることにした。イカはすぐ火が通るからな、さっと煮たら引き上げて、その後汁だけ煮詰める。とこれは、ネットで調べたらそう書いてあったので、その通りにしたら、おいしくできました。

下処理は何もせず、水で洗うだけだが、若イカとはその名の通り、子どものイカのようで、見ると「くるりんぼうず」とでも呼びたくなるような感じ、大きな帽子をかぶって、眼がでかくて、手脚は短くて、なんとも可愛いんだな。イカでも子どもは可愛いんだ。
しかしこれを、食べてしまうわけだ。気持ちとしてはちっとも矛盾せず、「食べてしまいたいほど可愛い」というが、まさにその通り。
食べるってのはやはり、一つの愛情の表現だよな。自然界の、食べたり食べられたりという関係を、弱肉強食とか、生存競争とか、人間の争いごとに例えて考える傾向、いや傾向どころじゃないな、実際、普通そう考えられていると思うが、僕は全然違うのじゃないかと思う。むしろ恋愛に近いよな、これは。

今日はホウレン草を買い忘れたのだ。明日の朝のオレンジジュースも、再び忘れた。普段あまり行かないフレスタへ行ったから、店内の行動パターンが確立していなくて、忘れやすいのだよな。
フレスタへは、福美人の酒パックを買いに行ったのだ。酒は今まで、近所にある酒のディスカウントストア「カクヤス」で買っていたのだけれど、酒パックに関しては、フレスタの方が安いのだ。意外だな。他の酒は比べていないので、わからないが、スーパーは競争が激しいから、そういうことになるのだろうな。

あとフレスタでは、トマトがうまい。僕はいつも、一個売りのトマトを買うのだが、これはマダムジョイより、スパークより、フレスタが圧倒的にうまいのだ。
今のトマトは、季節が外れてるから、ちょっと固いか、または熟しすぎているか、ということが多いと思うが、フレスタのは全然ちがって、やわらかくて、甘いのだ。
熊本産と書いてあったと思ったが、何が違うのかな。

あと今日は、昼に「きよちゃん」へ行ったついでに、福屋へ行って、徳利と盃を買ったのですねえ。
僕はこういう物にあまり趣味はないし、べつに無印良品のタンブラーで良かったのだが、またしても小林秀雄、秀雄は骨董に一時ハマって、それからもちょこちょこ買ったりしていて、毎晩の晩酌で使う盃も、自分の好きなものをずっと愛用しているのだ。影響されやすい僕は、朝めしの紅茶とトーストに続いて、またしても、秀雄の真似をして、自分でもお気に入りの盃で酒を飲みたいと、思ってしまったというわけだ。

瀬戸物は初めて買ったが、高いのは何万円もするのだな。
もちろんそんなものは、買うわけもなく、ってもしかしたらそのうち、買うようになってしまうのかも知れないが、とりあえず普及品、福美人の甘ったるい味に合いそうな、萩焼を選んだ。
今それで、ちびちび飲んでるわけだが、どうだろう、無印良品のタンブラーの方が、うまかったような気がするな。口が安いのだよな、だいたい僕は。