2009-01-14
さぬきうどん 「釜八」
この店は家から橋を渡ってすぐのところにあり、前から気になってはいたのだが、うどんとかそばって、どうも腹に溜まらないような気がして、駅の立ち食いとかで「小腹に入れる」というのは別として、どうも敬遠してしまうんだよな。
「ばり嗎(うま) 」とかの、「超こってり」したラーメンとかも、もう年齢的にあまり食べられなくなっているのだが、うどんはちょっとあっさりし過ぎというか。
あとこの店構え、建物自体かなり大きく、しかも重厚な作り、「鍋焼きうどん」とかなら似合いそうなのだが、麺に醤油をかけて、つるつるっと食べて、さっと店を出る、という讃岐うどんのイメージには、どうもちょっとそぐわない感じがして、それも足が向かない理由だった。
でも今日は、まだあまり腹が減っていない、中途半端な時間に食事をしないといけなかったことと、口コミを見たらこの店が、讃岐うどんの店の標準的な形式である「セルフ」であるということを知って、行ってみることにしたわけだ。
やはり初めは、
生醤油うどん(温・普通)、440円。
それに、
竹輪天、100円。
生醤油うどん440円は、ちょっと高いなとびっくり。
香川で食べるのの、倍近い値段だ。
大根おろしと鰹節、青ねぎ、それにレモンがトッピングされている。
大根おろしだけで良かったんだけどな。
そして味。
「こ、こ、コシがない」
これまた、かなりびっくり。
讃岐うどんの命であるコシが、全くない。
ピークの時間帯ではなかったので、ゆでてしばらく経ってしまったのだろうか。
「のびてしまった」という感じの、ぼにょぼにょした歯ごたえで、「もちもち感」とか、「つるつる感」、「しこしこ感」みたいなものとは無縁。
ちょっとこれ、「讃岐うどん」とは産地偽装だ、と訴えたほうがいいんじゃないか、と思うくらいひどかった。
お勘定のとき、「竹輪天無料券」をもらったのだが、ここにはもう来ないから、使う機会ないな。
捨てよ。
さぬきうどん釜八 観音店 (かまはち) (うどん / 福島町、西観音町、東高須)
★☆☆☆☆ 1.0