さて昨日の晩酌は・・・。
鯛の酒蒸し。
このところお手軽メニューに傾倒している私、おっさん。
「だって簡単でウマければ、それが一番いいじゃん」
とうそぶいているけれど、ただの手抜きだという話もチラホラ。
白身魚の酒蒸しは、ウマイのは分かりきっている話で、昨日は魚屋で、鯛のアラがなかったから、奮発して切り身を購入、350円。
作り方は、異様に簡単。
炒め鍋に小皿をおいて、2カップほどの水を入れ、ちょっと深めの皿を置く・・・。
そこにだし昆布を敷いて、鯛の切り身、それに豆腐をならべ、酒大さじ1~2とうすくちしょうゆ小さじ1を全体にパラパラとふりかける。
あとはアルミホイルをふんわりと皿にかぶせ、炒め鍋のフタをして、強火で加熱。
湯気が吹いてきたら中火に落とし、蒸し時間は10分。
蒸し終わる1分前に、ざく切り三つ葉を入れるのを忘れずに・・・。
これがウマイんだなあ・・・。
皿にたまった鯛のうまみ汁を付けながら食べる。
酒はもちろん熱燗。
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魚屋の店先には、最近は春の魚がいろいろ出てきて、あれもこれもと目移りしまくりの島倉千代子。
春の魚は、秋のサンマとか、サバ、ブリ、カキ、などのように、超弩級の迫力はないのだけれど、新子、かますご、ホタルイカ、アサリ、ワカメ、などなど、なんとなく可愛らしいのが多い。
それで昨日は新子1パック180円も購入。
これをこないだ買った生ワカメと一緒に酢の物にする。
野菜は、やはりこないだ酢の物にして余っていたキュウリ半分。
ミョウガは昨日買ったけれど、これはキッチンペーパーに包んでジップロックに入れ、野菜室に置いておけば2週間くらいは軽くもつから、ひとり暮らしでも常備しておいて大丈夫なのだ。
タレは新子の場合三杯酢でなく、魚屋のおばさんに聞いたら、二杯酢にショウガをすり入れるとのこと。
なるほどこうするとシャープな味で、新子の淡いウマみがよく生きる。
三条会商店街の三条大宮公園前にいつも露店を出す上賀茂の農家のおばちゃん、4~5日見かけなかったけど今日はいた。
それでスグキを購入。
スグキは京都へ来て食べるようになったけれど、ほんとにウマイ。
スグキ独自の菌があり、これは実際、スグキから発見されたのだそうだけれど、この菌がいるのが上賀茂にある100軒ほどの農家のムロだけなのだとか。
だからスグキはそこでしか漬けることができず、わりと貴重品になってしまっているということらしい。
スグキは、身の部分はそのまま食べればいいけれど、茎はちょっと硬くて歯に詰まりやすいし、味もちょっと青臭いところがあるから、ゴマ油で炒めてしまったほうがいいのである。
ゴマ油と輪切り唐辛子、それにざく切りのスグキをフライパンに入れ、中火にかける。
じっくり炒めてスグキの茎をやわらかくしたところで、ちりめんじゃこ、と言いたいけれど、昨日は酢の物に使ってまだ余っていた新子を投入。
さらに炒めて醤油少々で味つけする。
これは大変うまく、酒の肴にはもう最高。
同じことは、野沢菜や高菜などでもできると思うからやってみんしゃい。
このところ、酒を飲みながらの連続ツイートにハマりまくっておる私、おっさん。
連続ツイートが迷惑だと思う人はどうぞリムーブしてくださいの開き直りでバッチグー。
昨日は花見弁当の話題で盛り上がったという話。
ぼくは晩酌をするには、炭水化物は必要でないから、どうしても炭水化物系のメニューが作れない。
いやもちろん炭水化物メニューを作ってもいいのだけれど、腹が一杯になってしまうと、酒がまずくなるから作りたくない。
でも例えば今なら、アサリがウマイわけだから、ほんとならあさりご飯とかボンゴレとか、やってみたい気もするのは事実。
それなら昼ビールをする時に、店に出かけるのではなく、自宅昼ビールをすることにし、そのとき作ればいいじゃないかという企画。
そんな話をしていたら、そしたら花見も、花見会場の屋台で売っている、たいしてウマくもないのに値段だけは高いおでんなどを買うのでなく、自分で弁当を作って持っていけばいいじゃないかと思い付いた。
弁当も、テーマとして面白いから、やってみたいとは常々思っていたけれど、会社へ行かないぼくには必要ないからできないなと思っていたのだ。
「花見弁当に4品入れるとしたら、何を入れるか」を聞いてみたら、みんな即座に、色んな答えを返してきた。
ぼくならやはり、まずは鯛の塩焼き。
大きな鯛の切り身でなく、小さな連子鯛とかだったら最高ですよね。
それからやはり、出始めのそら豆。
アサリも入れたいけど、汁が出るのはいけないから、時雨煮かな。
それに、唐揚げか卵焼き。
お稲荷さんとかも、いいっすね。
というわけで京都もようやく花見の季節。
近日実行する・・・かも、と言っておくね。
「鴨川の岸辺で花見とかいいね。」
チェブ夫も連れていくからな。