2011-08-07
ネバネバそばを作る時、そばは1束で十分です
ここ数日、
「ネバネバ冷やしそば」
を食べてみたくて仕方なかったのだ。
ツイッターのフォロワーさんが、とろろやらなめこやらをそばにぶっかけて食べるというのを聞いて、それはいいなと思っていたら、別のフォロワーさんも、やはり同じようなのを食べているというのをブログに書いていて、もう僕の外堀は埋められたような状態になってしまった。
「ぶっかけそば」
というのも考えてみたら、僕が最近ハマっている麺料理の一つで、すべての栄養を一皿で盛り込むことができる完全食。
しかも「そば」というのは、今まで使ったことがなかったものだから、なんだか楽しそう。
様々なネバネバしたものを乗っけて、それをぐしゃぐしゃにかき混ぜて食べるというのも手軽でいいし、ネバネバしたものって、なんとなく、夏バテ予防にもなりそう…。
というわけで、僕は「一日も早く作りたい」という気持ちになっていたのだけれど、それがなかなか実現しなかったということには理由があった。
「ネバネバしたもの」といえば、やはりまずとろろ芋。
それから納豆。卵の黄身。
なめこを入れているフォロワーさんもいて、それもいいなと思ったが、まあこれは僕的にはオプションかなと。
しかしもしネバネバそばを作るのなら、絶対に外せないと僕が思うもの…。
それは
「オクラ」
なんだよな。
僕はオクラはかなり好きで、納豆に入れたり冷奴にかけたりするのだけれど、このオクラが今京都で、とんでもないことになっている。
なんと値段が198円…。
普段は100円もせず、安い時には58円とかで売っているのが、雨の影響なのだそうだがこんなことになってしまっていて、さすがに198円のオクラは買う気がせず、オクラが安くなるのを待っていたのだ。
しかし一向に安くならない…。
2~3日前にはスーパーでおっさんが198円のオクラを見て「バカじゃない」などと思ってたのだが、こう高値が続くと、オクラはこのまま、永遠に198円のままなのじゃないかという気すらしてくるようになる。
それでとうとう昨日は、根負けして、198円のオクラを手にしてしまったというわけなのでした。
198円もする「高級オクラ」だということで、普段ならオクラは生のまま小口切りにするところなのだけど、せっかくだからていねいにやろうということで、さっと塩ゆでしておいた。
この方が、ネバネバ感が増すんだよな。
それから納豆は、事前によく練っておく。
これもこうやって事前にやっておく方が、あとから混ぜるよりネバネバ感が増すというわけなのだ。
麺はいろいろ迷ったが、とりあえず安い乾麺を使うことにした。
これを2束使うことにして、フライパンでゆでたのだが、この写真を見て感じてもらえるかもしれないけれど、ちょっと嫌な予感…。
そう。量が多すぎた。
1束で十分だったのだ。
もう僕はこの大量の麺を見ただけで、お腹がいっぱいになってしまった。
まあしかし気を取りなおして・・・。
乗っけたものは、まずとろろ。
それからオクラに納豆。
卵の黄身。
そこに薬味として、かつお節、青ネギ、刻み海苔、それにわさび。
ここに何をかけるかを、実はかなり考えた。
「めんつゆ」が基本だとは思うのだが、僕はそういう工業製品は、できるだけ使いたくないのだよな。
かつお節に納豆と海苔で、かなりのうまみはあるわけだから、ここはシンプルに醤油をかけてみることにした。
そしてこれでもかというくらいに混ぜ合わせる。
完成だー。
これはですねえ、「量があまりにも多い」ということを除けば、バッチリだったです。
かけるのもしょうゆでOK。
日本酒にも最高に合いますね。
材料はまだ半分残っているから、今日はそばを一束にして、もう一回リベンジしてみるかな。
酒は賀茂鶴、本醸造からくちを2合。