第一旭は、昨日も、木屋町の店へ行ったのだが、酒をたらふく飲んだ後だったので、イマイチ味がわからなかったのと、このたかばし本店を除いて、全てフランチャイズの店だそうで、昨日の店はスープがぬるかったりして、ちょっとレベルが低い感じがしたので、もう一度、本家の味を確かめたいと、こちらへやってきたというわけだ。
木屋町の店は、キムチラーメンとか、スタミナラーメンとか、メニューがかなり種類があったが、こちら本店は、基本、ラーメンのみで、あとは麺や具の量の多少のみ。チェーンといっても、かなり自由にやってるんだな。
ラーメン650円を注文。スープが、昨日はよくわからなかったが、澄んでいるから、当然鳥ガラだろうと思ったら、なんと豚骨だしなのだ。醤油豚骨だから、広島と同じだが、澄んでいるというのは、だいぶ感じが違うな。麺も、昨日の店とは違って、わりかし普通の麺、ネギも、白ねぎではなく青ねぎ。醤油味だが、広島よりは、九州のラーメンに近いような、タフな味だった。
この「タフ」ということ、京都で今回食べた、すべてのラーメンについて言えるな。公家や舞妓のいる、上品な京都というのは、やはり外から見たイメージで、考えてみたら京都は、1,000年以上に渡って、日本の権力闘争の中心地だったわけだから、そういうタフなDNAは、簡単にはなくならない、ということだよな。