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2012-10-07

ウド酢味噌、ウド吸物、ウドと牛肉のきんぴら

今日の晩酌は・・・。

知人から、ウドと栗をもらった。
ウドも栗も使ったことがなかったから、八百屋のご主人に手伝ってもらってメニューを考える。

今日はウドを1本使い切ってしまうことにする。

まずは定番のウド酢味噌に、栗を合わせる。
シャッキリとしたウドと、ホックリとした栗の取り合わせはおいしそう・・・。

それからアサリの吸物に、ウドを入れる。
きんぴらには牛肉。





まずは栗の皮をむく・・・。
八百屋のご主人が貸してくれた、栗の皮むき器を使う。





10分くらい塩ゆでする。






ウドを酢水に5分くらいつける・・・。
酢味噌と吸物に使う分は、皮を厚くむいて5センチ長さくらいにうすく切る。
きんぴらに使う分は、皮ごと太めの千切りにする。

むいた皮もきんぴらに使う。





ウドと栗の酢味噌。
酢味噌は白味噌大さじ3に、酢と砂糖を大さじ1。





吸物は、まずアサリとだし昆布を水に入れて火にかける・・・。






アサリの口が開いたら昆布を取り出し、日本酒とうすくちしょうゆで味付けしたら、ウドを入れて2~3分。






ウドとアサリの吸物。






きんぴらは、ゴマ油でまず牛肉、それからウドを強火で炒める・・・。






日本酒と水それぞれカップ4分の1を入れ、フタをして中火で5分。






みりんとしょうゆを大さじ2ずつ、砂糖大さじ1と輪切りの鷹の爪少々を入れ、汁がなくなるまで強火で炒めて、削り節ひとつまみを入れる・・・。






ウドと牛肉のきんぴら。
すりゴマをふる。





いただきます。






ウドと栗は、予想通り相性抜群。






癒される・・・。






定番の味。











おっさんは、いつの間にか和久井映見に勝てなくなっている。

先日も、ちょっとしたことで言い争いになると、和久井映見は、

「雰囲気悪くなっちゃったね。私帰ろうか」

と言う。

そう言われてしまうとおっさんは、頭を冷やして、

「ゴメン、オレが間違っていた」

と言うしかない。



昨日は昨日で、おとといのD君との食事について、

「おっさんは空気を読まずに、自分が喋りたいことしか喋らないからよくない」

と言う。

「それに引き換え、Dさんは紳士だわ・・・」



付き合い始めの頃は、自分が圧倒的に優位だったはずだとおっさんは思う。
ところが気がついてみると、おっさんは和久井映見の尻に敷かれている。



チェブ夫、女は怖いな。
「それが平和というものだと思うよ」


2012-10-04

イカとセロリのさわやか炒め、鯛アラ酒蒸し

今日の晩酌は・・・。
魚屋は「秋のサンマ祭」を終え、いよいよサバが、店頭に並びはじめた。
でもこのところ、サンマやイワシなど青魚が続いていたから、今日はスルメイカと鯛。

スルメイカは相性抜群のセロリと炒め合わせる。
味付けは、オリーブオイルにしょうゆと酒、唐辛子とレモンをきかせたさわやか味。

鯛アラは定番の酒蒸し。

あとはしじみを赤だし、大根を塩もみ。
八百屋のご主人が「もうこれで最後」という十六ささげは、さっとゆでる。





まずはスルメイカ・・・。
胴から中身をはずしたら、胴は軟骨を引きぬいて輪切り、中身は目から上を切り落とし、クチバシをはずしてぶつ切りにする。





オリーブオイルでセロリを炒める。
セロリはピーラーで皮をむき、5ミリくらいの厚さに切る。
火が通ったら、一旦取り出す・・・。





あらためてオリーブオイルをひき、イカと鷹の爪少々を炒める。
ものの10秒か20秒で、イカは赤くなってくる・・・。





イカが赤くなったらセロリをもどし、合わせ調味料をそそぎ込む・・・。
合わせ調味料は日本酒とうすくちしょうゆ、ポッカレモン100を大さじ1、オイスターソースと片栗粉を小さじ1。
全体をさっと混ぜたら火を止める・・・。





イカとセロリのさわやか炒め。






次は鯛アラの酒蒸し。

鯛アラは塩をふって10分くらいおき、80度くらいのお湯でさっと湯通しする。
水でよく洗い、うろこや血の塊をていねいに取り除く・・・。

昆布をひいた深めの皿に、鯛アラと豆腐、ぶつ切りの長ネギをならべる。
日本酒をしゃばしゃばとかけ、うすくちしょうゆを少したらしたら、蒸し器に入れて10分蒸す・・・。





鯛アラの酒蒸し。
すだちを添える。





あとはしじみの赤だし。
砂出しし、よく洗ったしじみを水に入れ、日本酒少々を加えて火にかける・・・。
しじみの殻が開いたら、赤だしみそを溶き入れる。





大根は細く切り、塩もみしたら少しおく・・・。
よくしぼってすりゴマをかける。





十六ささげはさっとゆでる・・・。
削りぶしとポン酢しょうゆをかける。





いただきます。






やわらかなイカに歯応えのあるセロリ、オイスターソースのコクにレモンの酸味・・・。






鯛アラはほんとに最高。











晩酌を終え、おっさんは和久井映見と話をすることにした。
2人のこれからを、具体的に考えていかなくてはいけない。

和久井映見は言う。

「遠距離恋愛というのはどうなのかな・・・」

でもおっさんは、遠距離恋愛はイメージが湧かない。
期間が限られているならともかく、ただ時々会うだけで関係が続けられると思えない・・・。



おっさんはこれまで、あとしばらくは京都にいて、それから先は、60歳くらいまではまだ行ったことがない日本の各地を転々とし、そのあとはパリに移住しヨーロッパを放浪したいと思っていた。

「でもそれは、和久井映見に会う前のことだ・・・」

和久井映見に出会った今、おっさんの考えは変わっている。



おっさんは、和久井映見に言う。

「オレはこれから、映見といっしょに過ごすことを一番大事に考えたい。
そのためにはどうしたらいいか、形はどうであれ最善の方法をいっしょに考えてほしい・・・」

和久井映見はうなずいた。



それからしばらく話をした。
和久井映見の京都での滞在は、とりあえず1ヶ月、延長されることになった。



「ほー、珍しく思い切ったね」
もうすでにめまいがしてきたよ。




2012-10-03

サンマ酢じめ、豚肉とキュウリの炒め物

今日の晩酌は・・・。
魚屋の「秋のサンマ祭」で買った5尾のサンマのうち2尾は、酢じめにする。
それから豚肉と、もう終わりかけのキュウリ、それに冷蔵庫に入っていたシイタケをを炒め合わせることにする。

ナスは焼き、冷蔵庫から中抜き菜の浅漬と昨日のひろうずを出す。





サンマは3枚におろして皮をはぎ、塩をふる・・・。





1時間たったら水で洗い、よく水気をふき取って、だし昆布といっしょにほんの少しの砂糖を溶かし込んだ酢につける。
つけ時間は1時間・・・。





サンマの酢じめ。






キュウリは生で食べるのが定番だけれど、炒めてもまたうまい。
キュウリの味が淡いから、シイタケで味を出し、鷹の爪でアクセントをつける。



強火で熱したフライパンにゴマ油を入れ、5ミリ幅くらいに切ったキュウリ2本を炒める・・・。
青臭さがなくなるまでよく炒め、しんなりとやわらかくなってきたら取り出す。





あらためてフライパンにサラダ油少々をひき、豚コマ肉200グラムを炒める。
豚肉の色が変わったら、鷹の爪少々とシイタケを炒める・・・。





キュウリをもどし入れ、ひと混ぜしたら、日本酒とうすくちしょうゆ各大さじ1をそそぎ込む・・・。
水溶き片栗粉でトロミをつけ、削りぶしひとつまみを入れ混ぜる。





豚肉とキュウリの炒め物。






ナスは焼きナス・・・。
ヘタの下にぐるりと切れ込みだけを入れたナスを、焼き網で焼く。
皮をむき、削りぶしにショウガじょうゆで食べる。





中抜き菜の浅漬。
水につけて塩抜きし、ちりめんじゃことみりん、しょうゆで和える・・・。





いただきます。






脂がのった旬のサンマは、口のなかでとろけるかと思うほど・・・。






やわらかく味がしみたキュウリがまたうまい・・・。











和久井映見は、これから先をどうするか考えはじめている。
会社には「秋までの休暇」をもらっているから、会社にもどるにせよ、もどらないにせよ、どうするかをそろそろ決めて、動き出さなければいけない。



もし京都に住むのなら、転職先を見つけないといけない。
親も説得する必要がある。

「それにおっさんが、これからもずっと変わらない気持ちでいてくれるかどうかは、わからないわけだしね・・・」



おっさんは、和久井映見とは住む世界がまったく違うと思う。

和久井映見は、転職を重ねながらキャリアを積み、高級車を乗りまわすビジネスウーマン。
それにひきかえ、自分は夢ばかりを追い続けるはぐれ者。

会社のことはよくわからないから、転職の相談には乗れない。
金がないから、「オレが養う」と言うこともできない・・・。



「こんなおっさんを、これまで相手してくれただけでも十分だよ」
そう割り切れればいいんだけどな。


2012-10-02

サンマ甘露煮、ひろうず

今日の晩酌は・・・。
魚屋へ行ったら「秋のサンマ祭」をやっていて、いつも250円で売っているLサイズのお造り用サンマが120円。
5尾買って、3尾を甘露煮、2尾は酢じめにして明日食べることにする。

豆腐屋ではひろうず。
これはだしでコトコト炊く。

八百屋で買ったナスはじゃこ炒め、中抜き菜は浅漬、トマトは塩で食べる。





甘露煮は、圧力釜でなく普通の鍋で炊くほうが、脂が抜けずにおいしくできる。
炊いているあいだは何の手間もかからないから、仕事をしながらやってしまう。



サンマは頭を落とし、腹を割いてワタをかき出し筒切りにする・・・。
だし昆布をひいた鍋にならべて日本酒をカップ1、みりんとしょうゆをカップ4分の1、砂糖を大さじ3~4、実山椒か細切りのショウガ、そして水をたっぷりとかぶるくらいに入れて火にかける。
出てきたアクはすくい取る・・・。





落としブタをして、とろ火でコトコト2時間煮る・・・。






最後は落としブタをはずして火を強め、煮汁をかけて照りを出しながら煮詰める。






サンマ甘露煮。






ひろうずは、おでんくらいの濃さのだしで30分ほどコトコト煮る。






ナスは5ミリ厚さほどに切ってゴマ油で炒め、ちりめんじゃことしょうゆで味付けする・・・。






ざく切りにした中抜き菜は塩をふり、だし昆布といっしょに漬物器で漬け込む。






トマトはくし切りにして塩を添える・・・。






いただきます。
酒は日本酒・・・。





さすが魚屋のサンマは、スーパーのより断然おいしい。






ひろうずの中身は銀杏ときくらげ・・・。











おっさんは和久井映見と、得難い出会いをしたと思う。

和久井映見とはものの考え方や感じ方が似ている。
食べ物の趣味も合う。
仕事に疲れ、休暇をとった和久井映見と、やはり仕事に疲れ、会社をやめたおっさんとは境遇も似ている。

京都でたまたま出会った和久井映見を、もし失うようなことがあれば、おっさんはもうこの先死ぬまで、ここまで気の合う女性と出会うことはできないのではないかと思う。



和久井映見と過ごす時間はおだやかに流れる。
「幸せ」とはこのようなことだと、おっさんには思える・・・。



日本はこれまで、あまりに経済のことばかり考えてきたのではないのか。
どんなに広い家や大きな車があったとしても、そこで人が心地よく過ごせなければ意味がない・・・。



「はいはい、ごちそうさまでした」
あはは、ついまた盛り上がりすぎてしまったな。