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2013-08-15

一人暮らし初心者のための、食材の買い出し方

料理も長く続けていると、料理の仕方についても、食材の買い出し方についても、
「自分なりのやり方」を見付けていけるものだけれど、
初心者のあいだは右も左も分からないから、ちょっとしたことで躓くと、
もう料理が嫌になってしまうことになりがちである。

特に一人暮らしの場合には、料理をしなくても誰に責められる訳でもなく、
しなければしないで済んでしまうところがあるから、
料理が嫌になると、すぐにそのまま外食暮らしになってしまうということも、
少なくないのではないかと思う。

そこでここでは、一人暮らし初心者の人に的を絞って、
食材の買い出し方を紹介してみたいと思う。
食材の買い出しは料理の最大のポイントとも言えることだし、
一人暮らしの場合には、特別な配慮も必要となってくる。

ただこのやり方は、あくまで「オレ流」、「ぼくはこうやっている」という話である。
「こうでなくてはいけない」と言っている訳ではないので、
「参考にする」ことに留めてもらいたいと思うところである。



◆食材の買い出しは最大のモチベーション


一人暮らしで自炊するとなると、
「どうやってモチベーションを維持するか」
が最大のポイントとなる。

別に一人暮らしの場合、主婦とは違って料理は義務にはならない。
しなくてもご主人に文句を言われるということもないから、
自炊を続けるためには強力なモチベーションが必要になる。

そのモチベーションとして、「食材の買い出し」は、かなり大きなものの一つだ。
スーパーや商店などお店で実際に食材を目の当たりにすると、
「ああ、この食材を使ってあれを作ってみたい」
という気持ちになる。

だからまず、
「食材の買い出しにはできるだけ頻繁に行く」
ことを、ぼくとしてはまず第一に薦めたい。
毎日行くのが理想である。

「効率」だけから考えると、食材は買い溜めをして冷凍保存し、
食材の買い出しにはできるだけ行かないようにした方が良いようにも
思えるかもしれないとも思う。
実際誰でも忙しく、料理以外にもすることは山のようにある筈だ。

でも料理に対するモチベーションが維持できなければ、効率も何もないのだから、
まずは食材の買い出しに行くことは、料理という作業の中で、
最も重要なことだと思う。



◆レシピを考えずにお店へ行く


次に初心者の場合、食材を買い出しに行く前に、何を作るかをまず決め、
レシピを確認し、材料をメモ書きして、メモに書いてある材料を
買わなければいけないと思いがちである。

しかしそうなってしまうと、メモ書きしている材料を探すためにだけ、
お店へ行くことになってしまうため、買い出しの楽しさは半減してしまう。

それよりも、買い出しは「散歩」のようなつもりでするのがお薦めだ。
あれこれ眺めながら歩いていると、
「あ、これを食べてみたい」
と思うような食材と、必ず出会える。

作り方など、塩を振って焼けば何だって食べられるのだし、
あとからどうにでもなる。
しかしどうやって食べたとしても、「食べたい」と思ったものを食べた時は、
おいしいに決まっているのである。

またもし積極的なタイプなら、食べ方はお店の人に聞いてみるのが一番いい。
個人商店なら食べ方を懇切丁寧に教えてくれるし、
スーパーでも、パートのおばちゃんや鮮魚コーナーのお兄ちゃんは、
聞けばきちんと答えてくれる。

お店で知り合いができるようになると、買い出しは一層楽しくなるが、
そういうことが苦手な場合は、それで買い出しが嫌になっても仕方がないから、
無理する必要がないのはもちろんだ。


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◆食材は最小限のものを買う


料理初心者が自炊が嫌になる大きな原因として、
「食材を余らせてダメにしてしまう」
ことがあると思う。

料理も経験を積んでくると、冷蔵庫にある材料を見て、そこから料理を
考えられるようになってくるが、初心者だとまだそれは難しい。
またスーパーなどで売られているパックは、一人分には多すぎるものがほとんどで、
一人暮らしで自炊をすると、なおさら食材は余ってしまいやすいと来ている。

なので食材は、あれこれ買い込まず、最小限のものを買うことが、
一人暮らしの初心者には大切なこととなる。
できればその日に食べる分だけ買うようにするのが理想的だ。

食材をその日に使い切るように買い出しするためには、
料理に使う材料の、点数を減らすことが必要となる。
材料をあれこれ使わずに、例えばメインの料理なら、
「肉か魚1点、野菜1点」
くらいに考えるようにすれば、食材を使い切るのもラクになる。

また一人分の食材を買うとなると、割高になることが多いが、
値段はあまり気にしないことも大事だ。
特に割引にひかれてたくさん買ってしまうと、あとでそれを食べ続けないと
いけないことになってしまうので注意が必要だ。

それから食材が冷蔵庫にどうしても余ってしまい、
「もう食べたくない」
と思うようになってしまったら、
それを思い切って捨ててしまうことも、決して悪いことではない。
自炊はまず「楽しく続けられる」ことが大切で、その他のことは
すべて二の次に来ることである。



◆もし個人商店に行ければぜひ行ってみる


これは「もし可能であれば」ということなのだが、地理的、時間的に許すのであれば、スーパーではなく、個人商店へ行ってみるのがお薦めだ。
個人商店で買い物することには、とてもたくさんのメリットがある。


◎お店の人と仲良くなるとモチベーションを維持しやすい

スーパーでの買い物は、ぼくのようによっぽど積極的なタイプでもない限り、
一人の孤独な作業となる。
それももちろん楽しくないことはないのだが、個人商店にはお店の人がいる。

人によっては、個人商店でお店の人が話しかけてくることが、
「うざったい」と思うこともあるかもしれないが、お店の人と仲良くなれば、
料理のモチベーションを維持するのがとてもラクになる。

食材を買った時のお店の人の笑顔を思い出すのは、家で一人で料理をする時、
大きな励みとなってくる。

さらにお薦めなのは、その店で買ったものを使って料理を作ったら、
お店の人に「おいしくできました」と報告することで、
それによってお店の人は、とても喜んでくれるから、
「ぜひまたあの店で食材を買って料理を作りたい」
という気持ちになる。


◎品数が少ないから献立を考えるのがラク

個人商店は一般に、スーパーより品揃えが悪い。
それは一見欠点にも見えるけれど、スーパーがいくら品揃えがよくても、
品揃えが多すぎて、逆に選べないということも起こるのである。

その点個人商店は、旬のものをその季節季節でポイントを抑えて揃え、
それをお薦めしてくれることになる。
毎日お薦めのものを食べるだけで、違ったものを食べられることになるから、
献立を考える手間が非常に省ける。


◎料理の方法を教えてくれる

スーパーでおいしそうな食材を見付けても、特に魚介類などの場合だと、
食べ方が分からないことが多い。
食べたければ買ってしまえば、料理など後で何とでもなるのだけれど、
食べ方が分からないと、買う時に勇気が出ないということも、あるにはある。

その点個人商店では、食べ方が分からなければ、お店の人にすぐ聞ける。
聞けば間違いなく、お店の人は懇切丁寧に料理法を教えてくれる。



以上が、ぼくが思う、一人暮らし初心者が料理を楽しんで続けるための、
食材の買い出し方である。

クドいようだが、一人暮らしの料理は効率より「楽しさ」が大事だ。
楽しさを中心に据えて考えていくと、やり方も自ずと見つかっていくものだと思う。


2013-08-14

一人暮らしのための、冷蔵庫の使い方

今回、ツイッターで要望もあり、また前からぼく自身も取り上げたいと思っていた
テーマである、
「冷蔵庫の使い方」
について紹介したい。

冷蔵庫の使い方

冷蔵庫は、やはり自炊するには絶対的に必須だから、
どのように使うかは、それぞれがあれこれ考え、やっていることだと思うけれど、
これから紹介するのはあくまで「ぼくの考え」であり、
「こうでなければいけない」という事ではないのはもちろんである。



◆冷蔵庫にはできるだけ物を入れないのが基本


ぼくの考えでは、冷蔵庫(冷凍庫も含む)には、
「できるだけ物を入れない」
のが基本だと思う。
冷蔵庫にあれこれたくさん物が入っていると、よっぽど整理能力が
ある人なら別だけれど、ぼくなどは何が入っているか分からなくなり、
結局使い切れない物を増やすことにつながってしまう。

またぼくなどは、冷蔵庫にたくさん物が入っていて、それを
「使わなければいけない」
と追い立てられるようになるのもイヤだ。
さらに、これもぼくの場合だが、買い物へ行ったりすると、お店で売っている
目新しい食材が食べたくなり、冷蔵庫に入っている古い食材を、
どうしても後回しにしてしまう傾向もある。

そこで冷蔵庫にできるだけ物を入れないようにしようと思うと、
「買い物の仕方」を考える必要があることになる。
冷蔵庫に物があふれ返ってしまうのは、不必要なものまで買ってしまうのが
原因である。

だいたい冷蔵庫の中身というのは、常に「ちょっと足りない」と思うくらいで、
実際には丁度よいものではないかとぼくは思う。



◆極力冷凍しない


さらに冷蔵庫の中でも、冷凍庫については、極力物を入れないように
することが必要であると、ぼくは自分に関しては思う。
一旦冷凍庫に入れてしまうと、何となくそこが「永久保存庫」のような
気がしてしまって、半年や1年、入れっぱなしになってしまうことも、
ぼくの場合は少なくない。

また「解凍」の問題もある。
精肉や鮮魚などを、味を落とさずに解凍しようと思うと、やはり電子レンジではなく、
冷蔵庫に移して1日置く、自然解凍をする必要があるが、
それではやはり、どうしても手間と感じることになってしまう。

だから、
「肉や魚を買い過ぎない」
ことは、買い物の仕方のなかでも、特に大事になってくると思う。

ぼくは肉や魚は、できればその日食べる分だけ、そうでなくても極力、
チルドで保存がきく3~4日中に食べられる分だけを買うようにしている。



◆冷凍保存すると便利なもの


ただもちろん、冷凍保存すると便利なものもある。

冷凍保存すると便利なもの

それはまず、
「冷凍保存しても味の劣化が少ない」
もので、さらに、
「解凍の手間がかからない」
ものということになる。

◎油揚げ
油揚げは買ったら、1回に使う分ごとに切り分けラップに包み、すぐに冷凍庫に
入れてしまう。
油抜きを兼ねて給湯器のお湯をかければ、すぐに包丁で切れるくらいの
固さになる。

◎ウィンナー、ベーコン、ちくわ
これらも買ったらすぐに、袋ごと冷凍庫に入れてしまう。
油揚げと同様、水かお湯で簡単に解凍できる。

◎生ワカメ
ワカメをサッとゆでたものは、冷凍保存がよく利く。
流水に放すとすぐに解凍できる。

◎実山椒
旬の時期にサッとゆでたのを小分けにして冷凍してある。
凍ったまま料理に放り込んで使う。

◎えんどう豆、青のり
旬の時に買った生の物を冷凍したのが、まだ残っている。
(本当は早く食べないといけない)
これも凍ったまま直接料理に放り込んでしまう。

◎ごはん
ごはんは1カップを炊いたら、その日に食べるのはその半分で、
残りの1/2カップ分はそれをさらに半分に分け、1/4カップ分ずつラップに包み、
冷凍庫に入れておく。
これは朝めしなどで、水に入れてそのまま火にかけ、お粥にする。

◎冷凍うどん
冷凍うどんは、ぼくは冷凍食品の中では唯一常備している。
下手なうどん屋のうどんよりうまい。

◎ひき肉
ひき肉は、一番小さなパックでも、スーパーで売っているのは大き過ぎ、
半分は冷凍保存せざるを得なくなる。
だいたい炒めて使うから、フライパンにサラダ油を引いて弱火にかけ、
凍ったままのひき肉を入れてフタをして、まず解凍してしまってから、
さらに強火で炒めるようにしている。

◎鯛あら
鯛あらも、パックが大きすぎる場合は、湯通しと水洗いだけして
冷凍保存しておくことがある。
使う場合はだしに使うから、そのまま水に入れて煮出してしまう。



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◆野菜の保存方法


冷蔵庫の使い方で、もう一つ悩みのタネになるのが、「野菜の保存方法」だと思う。
野菜はある程度色んな種類を常備しておくと、料理が楽しくなるものだけれど、
玉ねぎとイモ類だけは、戸棚で1ヶ月ほどは余裕で持つが、それ以外のものは
一人暮らしだとダメにしてしまい、使い切れないことになりやすい。

でも野菜の保存方法には鉄則がある。

野菜の保存方法

「新聞紙やキッチンペーパーに包み、さらにビニール袋に入れる」
ことである。

野菜は、干からびてしまうことがダメにする一つの原因で、それを防ぐためには
ビニール袋に入れる必要がある。
しかしただビニールに入れてしまうと、今度は野菜から出た水分で、
野菜が傷んでしまうことになる。

そこでまず紙に包み、湿気を吸収させた上で、ビニール袋に入れる。
その上で野菜室に入れておけば、だいたい2週間くらいは持つ。

特にショウガやみょうが、大葉、ニンニクなどの薬味系は、たぶん強いのだと思う、
この方法で保存すると、1ヶ月くらいは持つ。

薬味の保存

ぼくは、薬味は野菜室に入れると、他の野菜とまぎれて見つけ出しにくくなるので、
それぞれ紙とビニールに包んだ上で、冷気を防ぐため大きめのタッパーに入れ、
冷蔵庫の本室の方に入れるようにしている。



◆おまけ


あとぼくの冷蔵庫は、このようになっている。

ぼくの冷蔵庫1

ぼくの冷蔵庫2

ぼくの冷蔵庫3

今日は調味料が切らしているものがあったり、冷蔵庫の処理期間に入っていたりで、
物はいつもはもう少したくさん入っている。

一番上の写真で、チルドに入っているのはちりめんじゃこ。


2013-08-10

食器洗い・片付けのやり方について

食器洗い・片付けのやり方について

昨日食器洗いと片付けの「秘訣」について書き、やり方については
「奥さんか彼女に習うといい」
とだけ書いておいたら、多くの食器洗い・片付けをしている男性から反響をもらい、
自分のやり方を教えてもらったのだけれど、
せっかくだからぼくも、ぼくの食器洗い・片付けのやり方について、紹介しておきたい。

ただこれは、誰かからきちんと習った、というものとはちょっと違い、
ぼくの自己流のやり方なので、あくまで「参考にする」ということにして、
自分は自分のやり方を見つけるようにしてもらえたらと思う。


◆調理器具洗いは「料理と同時並行」が基本


まず食器洗いについては、料理する時に使う調理器具を洗うということがある。
包丁やまな板、鍋、計量カップや計量スプーン、菜箸、スプーン、お玉、
材料を一時的に入れておく器などなど、料理するときには多くの器具を使う。

これを洗うには、今回反響をくれたほぼ全員が言っていることが、
ぼくも同じようにやっていることなのだけれど、

「調理中に同時並行しながらやる」

のが基本だと思う。

料理に使う器具はかなりの数になるので、それをそのままにしていたら、
それだけでキッチンが一杯になってしまう。

だから調理器具は、

「洗ったらふきんで拭いて、戸棚にしまう」

ところまでやってしまう。

ところでぼくは、例えば計量スプーンなど、使い終わったら即、
何も考えずに洗って拭いて、しまってしまうので、後になって、
一度しまった計量スプーンをまた出して使うということになることがある。
場合によっては、同じ調理器具を、3回も4回も洗うこともある。

でもそれはそれで、かまわないと思っている。
「洗うか洗わないか」をイチイチ考えるより、何も考えずにとにかく洗ってしまった方が、
同じ器具を何度も洗うことになってしまっても、作業はシンプルに進められると
ぼくは思う。


◆洗剤は極力使わない


調理器具にしても食器にしても、洗う際には、ぼくは基本的に、
洗剤は使わないようにしている。
別にエコとは関係なく、洗剤を使えば、洗う手間が大きく増えてしまうからだ。

洗剤を使うと、まず洗剤で洗い、さらにその倍くらいの時間、すすがないといけない。
だから洗剤を使わなければ、洗う時間は3分の1になるわけで、
一度このラクさを知ってしまうと、もう後には戻れなくなる。

今は毛糸状の繊維を貼りつけた、水洗い専用スポンジ

水洗い専用スポンジ

が売っていて、これを使ってお湯で洗えば、油汚れもかなりのところまで落ちる。
といってもたしかに、ひどい油汚れはそれでは落ちないこともあるのだが、
洗った後にふきんで拭けば、その時点で油汚れはほぼ完全に落ちる。

油で汚れたふきんは、お湯で洗えばきれいになるから、このように、

「ふきんで拭くところまでが食器洗い」

だと考えれば、油汚れに関してはほぼ問題がない。

ただ洗剤を使わないと、「雑菌が落とせないのでは」と思う人もいるかもしれない。
でも雑菌は、食器をすぐにきちんと拭いて乾燥させてしまえば繁殖しないし、
よっぽど小さな子供でもいれば別だが、ぼくの大雑把な腹に関しては、
それで壊したことはこれまで一度もない。


◆酒を飲んだら食器洗いはもうしない


調理器具については、食事を始める時点ですべて洗い終えるようにしている。
料理と同時並行で洗っているから、料理が終わった時点で、基本的に
洗い終わっている訳だし、最後に作るのが炒め物の場合などだと、
料理が終わった時点でまだずいぶん色々調理器具が残っているが、
それらは全て、洗い終わってから食事を始めるようにしている。

食器洗いや片付けは、

「できるかぎり後回しにしない」

ことが基本で、後回しにすればするほど、取りかかるのが面倒になってしまう。
それにこれは、ぼくはもう習慣になってしまっているから、
調理器具を洗い残したままだと気持ちが悪くて、食事を始める気にならないのである。

ただ食事を始め、酒を飲んでしまったら、もう食器洗いはしない。
酒を飲み、せっかく気分が良くなっているところで、食器洗いなどしてしまっては、
その気分が台無しになってしまうとぼくは思うからだ。

だから晩酌の食器は、食べ終わったら水だけ張って、
シンクに放置しておくようにしている。


◆油を使った時はレンジ周りを拭き上げる


朝になって、山積みになった食器を洗うのだが、その後、炒め物など
料理に油を使った時には、必ずレンジ周りを、すべて水拭きするようにする。
油汚れは時間がたつと酸化して落ちにくくなるから、すぐに落としてしまうことが
肝心なのである。

付いてすぐの油汚れは水拭きで十分落ちるから、洗剤などは使う必要はない。
コンロはもちろん、シンクのコンロ周りから、置いてある鍋や調味料の容れ物、
さらには周りの壁、換気扇まで、すべて拭き上げる。

これをやるかやらないかで、その後のキッチンの汚れが大きく変わってくるのであり、
時間にして3分ほどかけるだけで、大掃除は大幅にラクになる。

やったことがない人にとっては、レンジ周りを拭き上げるなど、
面倒で面倒でたまらないと思うと思うが、実際には大して時間もかからず、
習慣になってしまえば、やらないとむしろ気持ち悪くなってくるのである。



ぼくの食器洗いと片付けのやり方は、以上の通りである。
もっと効率のよいやり方をしている人もいるかもしれないが、その場合はぜひ、
コメントなどで教えてもらいたい。

ただ食器洗いや片付けは、どうであっても毎日しないといけないのである。
だから大切なのは、

「やるか、やらないか」

であり、多少効率が悪かったとしても、毎日やれば習慣になって、
苦ではなくなってくるのである。


2013-08-09

食器洗いと片付けの秘訣について(特に男性に対して)

この頃「食器洗いや片付け」について、ちょっと思うところがあるので書いてみたい。
それは何かと言うと、男性が料理の中でもこの食器洗いと片付けが、
大きなネックになっていることについてなのである。

先日バーで話した男性も、
「自炊は、料理すること自体もそうだけど、食器洗いと片付けが面倒で、
どうもする気にならないんですよ」
と言っていた。
またたまに料理をする男性でも、
「料理はいいが、食器洗いと片付けは妻にやってもらう」
という人は、少なからず目にする。

こないだぼくが、キッチンの写真をこのブログに公開したら、
コメントしてくれる女性の多くが「きれいだ」と褒めてくれるのに対し、
1件ではあったけれど男性の反応は、
「自分は面倒くさがりだから、キッチンをここまできれいにするのは無理だ」
というものだった。



食器洗いや片付けは、好きな人は少ないと思う。
毎日食器洗いをしている女性だって、べつに好きでやっているというよりは、
「やらなければ仕方ないから」
やっている筈である。

それを男性ばかりがなぜ嫌がるかといえば、
ぼくも男性だから気持ちが分かるのだが、一言でいえば、
「やり方を知らない」
ことに尽きるのではないかと思っている。

男性の場合、多くの場合子供の頃から、炊事や掃除洗濯の手伝いを
してきていないだろう。
まだまだ日本の場合、「それは男のすることではない」という考え方が、
根強く残っている。

だから多くの男性は、炊事と掃除洗濯のやり方を知らずに成人する。
炊事の中でも料理を作ることに関しては、
楽しさが分かると興味の赴くままにやり、やり方を覚えることも難しくない。
でも食器洗いや片づけ、さらに掃除洗濯は、「楽しい」ということがあまりないから、
自然に覚えるのが難しいということなのではないだろうか。



そこで特に男性に対して、
「食器洗いと片付けの秘訣」
について、紹介したいと思うのだ。
ここをクリアできないと、日常的に料理するということに、
なかなか踏み出せないのではないかと思うからだ。

秘訣は2つある。

まず第一は、
「食器洗いと片付けは、習慣化すべきもの」
なのである。
男性でもよく知っているものの中で最も似ているのは、「歯磨き」である。

歯磨きは、「したいから」している人は、あまりいないだろう。
「しないと仕方ない」からしているのだが、なぜ毎日出来るのかといえば、
「習慣」になっているからだ。

食器洗いと片付けも同じである。
食器洗いや片付けは、料理のように「楽しい」と思うことは難しいから、
やるには、習慣としてしまう他にない。
そして習慣にするためには、
「毎日やる」
のが一番の早道なのである。



次に食器洗いや片付けには、「やり方」がある。
何であれやり方を手っ取り早く身に付けるためには、
誰かに教わるのが一番いい。
そしてその食器洗いと片付けのやり方を知っている可能性が高い一番身近な人は、
奥さんか彼女である。

だから食器洗いや片付けが面倒だと思う人は、一度きちんと、
奥さんか彼女にやり方を習ってみるといいと思う。
そうすると、目からウロコが落ちるように、その後片付けができるように
なることがあるのである。



食器洗いや片付けは、いくらやっても楽しくなるものではないけれど、
やれば「気持ちいい」のは確かだ。

また男性がこれをきちんと出来るようになると、
女性からの評価が大きくアップすることは絶対に間違いがない。



2013-08-07

スルメイカとゴーヤのトマト炒め、
最低限あったらいい調味料

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

イカとゴーヤのトマト炒め

スルメイカとゴーヤのトマト炒め。



食材の相性というのはあるもので、やはり合う食材と、合わない食材が
あるのであるが、トマトに関しては、その心配はほとんどない。
合わない食材は、皆無といってもいいのではないだろうか。

昨日もツイッターで知り合いと、トマトに合わない食材を思い浮かべて
みようとしたが、知り合いは一昼夜にわたって考え続けたにもかかわらず、
トマトに合わない食材を思い付くことができなかったのだそうだ。

ぼくも未だに、トマトに合わない食材は思い付けていないのだが、
もし思い付けたとしても、あまりに当たり前すぎて笑ってしまうような類の
結果になるのではないかという気がしている。



さてそのトマトは、イカとの相性は特別いいのであり、
イカのトマトソース煮は黄金メニューの一つである。
さらにゴーヤとの相性もよく、イカとゴーヤも相性がいいから、
この3つを合わせればゴールデントリオということになる。

ただ話は逸れるが、それぞれ2者の相性がいいからといって、
その3つが相性がよいとは必ずしも限らないので、注意は必要だ。
以前納豆とオクラ、大根おろしを、納豆とオクラ、納豆と大根おろし、
オクラと大根おろしはいずれも相性がよいのだからと混ぜ合わせてみたところ、
この世のものとは思えないほど不味かったことがある。

トマトを入れて料理しようと思う時は、トマトのうま味と酸味が十分な味付けに
なるから、調味料には特にこだわる必要がなくなる。
昨日もゴマ油と輪切り唐辛子で炒め、酒に醤油、ショウガで味付けするので
きちんとうまかった。



3ミリくらいの幅に切ったゴーヤ1/2本は、サッと塩ゆでし、皿に取り出しておく。

スルメイカとゴーヤのトマト炒めの作り方(1)

ゆで時間は30秒ほど、ゆで過ぎるとせっかくの苦味が消えてしまうから注意する。


スルメイカは中身を外して目から上を切り落とし、胴にタテに入っている軟骨と、
足の根元にあるクチバシを外して、胴は輪切り、足はぶつ切りにする。

スルメイカとゴーヤのトマト炒めの作り方(2)

トマトは8等分のくし切りにし、酒とうすくち醤油大さじ1、ショウガ小さじ1/2の
合わせ調味料、片栗粉小さじ1、水小さじ2の水溶き片栗粉を混ぜ合わせておく。


フライパンにゴマ油と輪切り唐辛子少々を入れて強火にかけ、イカをサッと炒める。

スルメイカとゴーヤのトマト炒めの作り方(3)

すぐにイカはピンク色になってくるから、そうしたらすかさずトマトとゴーヤを入れ、
トマトがしんなりしてきたら、合わせ調味料を入れる。


味を見て塩を足し、水溶き片栗粉でトロミをつける。

スルメイカとゴーヤのトマト炒めの作り方(3)

イカもゴーヤもトマトも炒め過ぎると不味くなるから、スピードが何より肝心だ。


固めにゆでて水で洗い、熱湯で温めたそうめんの上にのせる。

スルメイカとゴーヤのトマト炒め

さわやかな酸味が夏には最高。

これはたぶん、冷やして食べてもうまいのではないかと思う。



昨日は気づいたら、オクラととろろ昆布の吸物を除き、酸っぱいものばかり
作っていた。

十六ささげの梅かつお。

十六ささげの梅かつお

塩ゆでした十六ささげ(インゲンでも可)を、かつお節と一緒にたたいた梅肉を、
みりんとうすくち醤油少々で溶きのばしたタレで和える。


ミョウガの冷奴。

ミョウガの冷奴

一味とポン酢醤油をかける。

夏の疲れを取るためには、やはり酸味なのである。



このところ、「買わない方がいい調理器具」「最低限あったらいい調理器具」
と紹介してきたから、せっかくだから、「調味料」も、最低限あったらいいものを
紹介してみたいと思う。

最低限あったらいい調味料

調味料は、ぼくが使っているのは大体このようなものだ。

調味料も、あれこれ変わったのを買ってしまうと、結局使わずに冷蔵庫の
肥やしになる。
特に中華の調味料は、レシピに書いてあるからといって買ってみても、
他の使い方がわからず使われないことになりやすいから注意が必要だ。


まずは基本調味料。

基本調味料

酒と酢、みりん、濃口しょうゆに薄口しょうゆ。

酒は塩分が含まれる料理酒だと味付けが狂うから、一番安いのでいいから
清酒を買う必要がある。
みりんも「みりん風」ではなく、本みりんを買う。

写真に入れるのを忘れたけれど、あとは味噌。
味噌は普通の麹味噌の他に、炒め物や煮物には赤だし味噌(八丁味噌)、
酢味噌などには白味噌(西京味噌)があると、おいしくできる。


それからもちろん、塩と砂糖。

塩と砂糖

塩は天然塩(粗塩)を使っているが、それほどこだわっている訳ではない。
砂糖は三温糖を使っているが、これもこだわっている訳ではなく、
砂糖に色がついていると塩と間違える心配がないのが選ぶ理由だ。


その他調味料。

その他調味料

ポン酢醤油とオイスターソース、豆板醤、ポッカレモン100。

中華調味料では、オイスターソースと豆板醤だけは使い出がある。
ポッカレモン100は、レモン汁を使いたい時とても便利。


油類。

油類

サラダ油にオリーブオイル、ゴマ油。


香辛料。

香辛料

一味に粉山椒、コショウ、七味、カレー粉、和からし、ショウガ、わさび。
ショウガは刻んで使う時以外はチューブで済ませてしまう。

この他にも、実はタイムだのチリパウダーだの、洋風香辛料をあれこれ
持ってはいるが、よっぽど洋風料理をしょっちゅう作るのでなければ必要ない。


乾物類。

乾物類

削りぶしに出しコブ、ゴマ、片栗粉に輪切り唐辛子。

削りぶしは出し取りにも使うし、そのままパラパラと振りかけることもある。
小さなパックに入っているかつお節でもかまわないが、出し取りに使うなら、
大きなパックに入っている「混合削りぶし」が、安いし味もいい。


調味料は凝りだすとキリがなく、あっという間に棚が一杯になってしまう。
また物によっては値段が高いのも少なくない。

ただ料理の味は、調味料だけで決まるわけではないから、
初めは無難なものを買っておいて、料理の腕もつき、さらなるステップアップを
目指したくなったら初めて、調味料を選ぶようにしたらいいというのが
ぼくの個人的な考えだ。



「無難なものだけでも、かなりの量があるもんね。」

チェブラーシカのチェブ夫

これだけあれば、一通りのものは作れるけどな。


2013-08-06

和風の味つけでバッチリおいしいトマトとツナ缶の炊き込みごはん
最低限あったらいい調理器具

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 トマトとツナ缶の炊き込みごはん

トマトとツナ缶の炊き込みごはん。



トマトとご飯の相性がいいのはオムライスなどで実証済みだが、
これが和風の味付けでもよく合うことが、昨日はっきり分かったのである。

味出しの具材として使ったのは、ツナ缶。
これに出しコブと酒やみりん、うすくち醤油で味をつけ、
ゴボウやら油揚げやらを入れてみたら、
ツナ缶のこってりとしたうま味とトマトの爽やかな酸味がご飯にしみて、
実にうまかった。

トマトは和洋中、あらゆる味つけに合い、本当にエライ奴だ。

しかも色々栄養も豊富だというのだから、全く言うことがないのである。



鍋に5センチ角ほどの出しコブを敷き、研いで15分ほどザルに上げておいた米
1カップ、ささがきにして水にさらしたゴボウ1/2本、細く切った油揚げ1/2枚、
ツナ缶を油ごと、8等分のくし切りにしたトマト、それに昨日は色目に
冷蔵庫にあった十六ささげ(インゲンのようなもの)を切って入れ、
ツナ缶の汁があるのと、トマトからも水分が出るので水は少なめに1カップ弱、
酒とみりん、うすくち醤油をそれぞれ大さじ1ずつ、塩小さじ1/2を加えて、
鍋のフタをして中火にかける。


湯気が勢いよく噴き出してきたら弱火にして10分炊き、
土鍋ならそのまま火を止めて10分、金属製の鍋ならさらに火を弱めて5分、
火を止めて5分、蒸らす。


フタを開けるとゴボウのいい香りがする。

トマトとツナ缶の炊き込みごはん



昨日は大葉とミョウガ、それに捻りつぶしたゴマを振ったが、
これはゴマだけでも問題ない。

トマトとツナ缶の炊き込みごはん

氷水を入れ、冷や汁風にしてもまたうまい。



あとはたたきキュウリのじゃこポンも作った。

たたきキュウリのじゃこポン

スリコギでたたいて割り、指で一口大にちぎって、塩一つまみを振って揉んで
10分置き、サッと洗って水気を拭きとったキュウリに、ちりめんじゃことおろしショウガ、
ポン酢醤油をかける。

キュウリをたたくと味がしみやすくなってうまい。



調理器具について、先日「買わないほうがいい物」をいくつかあげたが、
今日は「最低限あったらいい物」を紹介したいと思う。


家のキッチンはこのようになっていて、いつも使うものはレンジの周りに出してある。

ちなみにレンジは、うちのワンルームマンションに備え付けのものはIHの一口で、
これが火力が小さく、炒め物などにはまったく使えない。
それでレンジの上にカセットコンロを置き、それでほとんどの料理を作っている。


まず何はなくてもこれだけはあったらいいと思うものは、フライパン。


炒め物をするのに便利な深めの「ディープパン」で、大きさは小さめのやつ。

フライパンは本当に便利で、焼いたり炒めたりはもちろん、麺や野菜をゆでたり、
魚などの煮物をしたり、中に皿を入れて蒸し物をしたり、さらにはこれで鍋物もでき、
フライパン一つでほとんどの料理ができるといっても、全く過言ではない。

フライパンを買うときは、必ずフタも一緒に買うようにすることが大切だ。

フライパンは、テフロン加工のものが便利なのは言うまでもなく、
さらにはスーパーなどで売っている400円くらいのアルミ製のものが、
軽くて取り回しがしやすい。

安いテフロンは半年ほどで加工が落ちてくるが、そうしたら捨て、
新しいのを買うようにするのがぼくの流儀だ。


鍋は、あとは片手鍋を2つ使っている。


普通の大きさの物と、一回り小さい「ミルクパン」と呼ばれるもので、
普通の大きさの物は麺をゆでる時、小さな物はご飯を炊く時使うことが多い。

片手鍋は、とりあえず買うなら普通の大きさの一つでいいかもしれないが、
複数の料理を作ろうと思うとやはり2つあると便利だし、
他にもお湯を沸かしたり、ボウルの代わりに使ったり、
余った料理を入れて冷蔵庫にしまったり、色々使い道はある。

片手鍋のフタは、これは間違いなく、中が見える透明のものが使いやすい。

またぼくは片手鍋を昔買ったから、ステンレス製のものを使っているが、
もし今買うなら、テフロン加工されたものを買うと思う。


ぼくはこの他に、炊き込みごはんをする時に使う一人用の土鍋、
1合用の米炊き専用土鍋、鍋物をする時のためのアルマイトの両手鍋、
おでんをする時のためのアルマイトの大きめの両手鍋、
さらに一回り大きなステンレス製の鍋など、鍋はあれこれ持っているが、
これはぼくが「鍋マニア」であることによるのであり、
とりあえず買うのには、これらは全く必要ない。


それから手に持つ物関係。


右にある物から、使用頻度が高くなっている。

やはりまずは、何といっても菜箸。
ぼくは炒め物を含め、料理のほとんどはこの菜箸を使って作る。

それから計量カップ、アク取り器。
お玉は普通サイズでなく、小さめの物が使いやすい。

フライ返しは煮魚、焼き魚の時使う。
木ベラは、みじん切りの玉ねぎやひき肉を炒める時必要になる。

手に持つ系のものであと使うのは、スリコギ。
これはキュウリを叩くために使う。

泡立て器も持っているが、これはマヨネーズを作る時以外使ったことがない。


レンジの近くに置いてあるその他のものは・・・。


ザルとおろし金、魚焼きの網。

おろし金はダイソーで見つけたもので、好きな器の上に置いて使えるタイプ。


それからもちろん、まな板と包丁。


包丁は、どこで買ったかも忘れた普通の家庭用三徳包丁を使っていて、
魚を捌くのもそれでやる。

包丁を買う時は、必ず簡易研ぎ器もいっしょに買うのが大切だ。



「調理器具はどこで買ったらいいのかな。」

チェブラーシカのチェブ夫

スーパーが一番安くていいと思うよ。


2013-08-01

新鮮な大羽イワシの姿寿司、いらない調理器具

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 イワシ姿寿司

イワシの姿寿司。
それに梅とトトロ昆布の吸物、オクラのおろし和え、納豆の冷奴。



魚屋へ行ったら活きのいい大羽イワシが並んでいた。

大羽イワシ

サンマかと思うような大きなもので、今はイワシが旬なのだ。

大きな活きのいいイワシを食べるなら、やはり何といっても姿寿司。
姿寿司は、作るのに時間はかかるが手間はそれ程のこともなく、
一人分原価300円ほどで最高のごちそうが出来上がる。



イワシは水でよく洗って指でウロコを取り、包丁で頭を落として腹を割き、
ワタをかき出したら手開きにする。

イワシ姿寿司の作り方(1)

両手の親指を背骨と肉の間にさし込み、背骨の上を滑らせるようにしながら
背骨と肉を外していく。


背骨の両側の肉が外れたら、背骨を摘むようにしながら背骨の下の肉を
外していき、尾びれの所で捻りちぎる。

イワシ姿寿司の作り方(2)



さらに昨日はイワシが大きかったから、腹骨も削ぎ取ることにした。

イワシ姿寿司の作り方(3)

包丁を腹骨の角度に合わせ、腹骨の下を引きながら切る。


丁寧に洗って血やワタの残りを取りのぞき、水気をよく拭きとって、
両面に塩を振る。

イワシ姿寿司の作り方(4)

皿に入れてラップをし、冷蔵庫に1~2時間おく。

この塩漬けをする時間は、1時間以上5時間以下という感じで、
それ程厳密に考えず、自分の都合に合わせてしまってかまわない。


塩漬けをしたら、水でサッと洗って水気をよく拭きとり、酢に漬ける。

イワシ姿寿司の作り方(5)

ジップロックに出しコブとイワシを入れ、小さじ1杯程度の砂糖を溶かしこんだ
酢を入れる。

冷蔵庫において、30分~1時間。
この漬け時間は、漬け過ぎると酸っぱくなり過ぎるので、
きちんと時計を見る必要がある。



イワシを酢に漬けている間に寿司めしを用意する。

イワシ姿寿司の作り方(6)

一人分なら、1合の米を出しコブを入れて普通に炊き、半分は冷凍し、
残りの1/2合分を使うので丁度いい。
出しコブを入れて炊いたご飯は、後からお粥にすると大変うまい。

1/2合のご飯に、酢小さじ2に砂糖小さじ1、塩小さじ1/4をよく溶かした
寿司酢を加え、しゃもじで横に切るようにしながらよく混ぜる。
この時扇風機で風を当てると、寿司めしにツヤが出るようになる。


まな板の上にラップを広げ、酢を拭きとったイワシを置き、
上に細く切った大葉と指で捻りつぶしたゴマを散らす。

イワシ姿寿司の作り方(7)

昨日はラップの下に巻きすを敷いたが、
巻きすがなければラップだけでもそこそこ上手くいく。


上に少し冷ました寿司めしをのせ、ラップ(と巻きす)で包んでよく押し固める。

イワシ姿寿司の作り方(8)

巻きすなら丸く形を整えるが、ラップの場合は四角くするようにするとやりやすい。


押し固めたら2~3時間、ラップに入れたまま常温で寝かせ、味をなじませる。

イワシ姿寿司の作り方(9)

水で濡らした包丁で、一口大に切る。


味はもう付いているから、そのまま食べても十分おいしい。

イワシ姿寿司

もし味を変えたければ、ショウガぽん酢醤油につける。


作るのに時間はかかるが、時間をかけただけの事はある。

イワシ姿寿司

日本酒には最高のアテになる。



それからオクラのおろし和え。

オクラのおろし和え

これは檀一雄レシピなのだが、簡単に出来ながら大変うまく、
ぼくもしょっちゅうやっている。


1~2分塩ゆでしたオクラを小口に切り、軽く汁をしぼった大根おろしと
混ぜ合わせる。

オクラおろし和えの作り方

この時「これでもか」という位よく混ぜて、オクラの粘り気を
大根に移すのがポイントだ。

冷蔵庫に入れて冷やし、冷えたらちりめんじゃこ(しらす干し)を加えて
さらに混ぜ、ポン酢醤油をかけて食べる。
大根おろしが粘って、ちょっと山芋のような食べ応えになるのがたまらない。



納豆の冷奴。

納豆の冷奴

これはツイッターで、やっている人を見てやるようになったのだが、
意外といえば意外な取りあわせだけれども、ちょっと「豆腐の味噌汁」にも
似た味で、まさに王道、安定のうまさだ。



ツイッターで、
「使っている調理器具などを紹介してくれないか」
とリクエストを受けた。
これはこれまでもたまにやっているし、本にも少し書いてあるのだが、
それらを見ていない人もいる訳だから、また書くことに意義はあるのだと思う。

これから「自炊を始めよう」と思い、調理器具を揃える場合、
まず大事なことは、
「何を買わないか」
を考えることだと思う。
調理器具は様々なものがあるから、それらをひと通り揃えてしまうと、
ただでさえも狭いワンルームのキッチンがますます狭くなり、
身動きが取れないことになる。



まず絶対に要らないと思うものは、「電子レンジ」だ。
これはぼくは、何のために使うのかが分からない。

「冷凍しておいたご飯を解凍するため」と思うかもしれないが、
電子レンジで解凍したご飯ほど不味いものはないのであって、
それよりは、冷凍ご飯をそのまま水に入れて煮て、
お粥にした方がよっぽどいい。

「冷めたおかずを温めるため」とも思うかもしれないが、
これもご飯と同様、電子レンジで温めると不味くなり、
常温や、冷たいまま食べたほうが明らかにうまい。



それから要らないと思うものは、炊飯器。
ご飯は鍋で、大した手間もかからず美味しく炊ける。

よっぽど毎日ご飯を炊きたいのなら、買ってもいいかもしれないが、
そうでなければ、あんな場所食いの物は必要ない。

それにご飯を炊飯器で炊くようになると、ご飯の炊き方が分からなくなる。
ご飯を自分で火加減をして炊けば、そこからさらに、
お粥やら炊き込みご飯やらパエリアやら、広がっていく世界があるが、
炊飯器に任せてしまえば、それで終わり、それ以上のことはない。

炊飯器は昔は、貧しい日本にとっては「カッコイイ」ものだったのだと思う。
でも今は、炊飯器など持たない方が、よほどカッコイイのではないだろうか。



その他にも色々要らないものはあり、まずはヤカン。
なぜ湯を鍋で沸かしてはいけないのかが分からない。

それからボウル。
丼でも器でも、鍋でも、代わりになるものはいくらでもある。

土鍋も要らない。
ぼくは土鍋を買ってしまっているから使う事もあるが、
ご飯は普通の片手鍋でおいしく炊けるし、
もし鍋物をやりたいと思えば、フライパンで十分できる。

言うまでもないと思うが、中華鍋ももちろん要らない。



調理器具を初めて揃えようとする場合、
まずは上にあげたものは買わないで、やってみるのがいいと思う。
やっているうちにどうしても、「必要だ」「欲しい」となれば、
その時初めて買うのがいい。



「おっさんも鍋が好きだしね。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうなんだ、鍋は要らないと分かっていても、つい買ってしまうんだ。