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2013-07-11

豚肉とキャベツみそ炒め丼、油揚げと梅干しの卵焼き

昨日の昼ビールは・・・。

昨日の昼ビール 豚肉とキャベツみそ炒め丼

豚肉とキャベツみそ炒め丼。


豚肉とキャベツを甘辛いみそで炒めるのは、
中華料理では回鍋肉となるわけで、
定番中の定番だといえると思うんですが、
ぼくは炒めものは、あまり固いことを言わずに、
日本風にやってしまったほうがいいという考え。

中華料理独特の調味料、
例えば回鍋肉なら甜麺醤を使うわけですが、
そういうものを買っても、だいたい冷蔵庫の肥やしになるだけだし、
シャキシャキ感を残すために油通しするとか、
それはそのほうが美味しいかもしれないけれど、
中華料理店ならともかく、家庭ではやってられないですよね。

ニンニクも、ぼくは大好きなんですが、
他の和食メニューに合わなくなるので、
基本的には使いません。

ニンニクを使わなくても、コクの出るものをきちんと使えば、
問題なくおいしく出来ますよ。


というわけで豚肉とキャベツみそ炒め。

キャベツは1/4個分くらいをガッポリ使います。
初めは量が多く見えても、
火を通すと縮んでしまいますからね。

それに野菜は、基本的にいくら食べても、
太ることなどないそうです。

キャベツは小さじ1くらいの塩を振り込んだ水でゆでておく。

豚肉とキャベツみそ炒めの作り方(1)

数分ゆでて、やわらかくなったらザルに上げる。


フライパンに、改めてゴマ油と輪切り唐辛子それぞれ少々を入れ、
強火にかける。

豚肉とキャベツみそ炒めの作り方(2)

豚コマ肉、昨日は150グラム使いましたけど、これを炒め、
色が変わったら、種を出して斜め切りにした甘長とうがらし数本、、
細切りの玉ねぎ1/4個、それにシメジ少々を、
ほんとにサッと、ひと混ぜする程度に炒める。

甘長とうがらしは、冷蔵庫に入っていたから使いましたが、
これはもちろん、ピーマンでも問題ないです。


すかさずザルに上げておいたキャベツを入れ、
少し炒めてキャベツに油が回ったら、合わせ調味料を入れる。

キャベツにはもう火が通っているので、
炒めるのは火を通すことではなく、
油をまとわりつかせて油や唐辛子、
それに肉の味をつけることが目的になります。

豚肉とキャベツみそ炒めの作り方(3)

合わせ調味料は、みそとしょうゆが大さじ1、酒とみりんが大さじ2、
砂糖大さじ1と、おろしショウガ小さじ1。

ひと混ぜして調味料が全体に行き渡ったら、
片栗粉小さじ1に水小さじ2の、水溶き片栗粉を回しいれてトロミをつける。


これをご飯の上にのせる。

豚肉とキャベツみそ炒め

コッテリした味付けで、ご飯がガブガブ進みます。




そして晩酌は、いつも通り軽いもの。

昨日の晩酌 油揚げと梅干しの卵焼き

メインとしては、油揚げと梅干しの卵焼きを作ってみました。


油揚げは、みそ汁に野菜と一緒に入れるなど、
わりとサポート的な役割を果すことが多いと思うんですが、
これを主役としてフューチャーし、一品のおかずにしようと思うと、
まずは一番簡単なのは、焼くこと。

大根おろしとショウガ、青ねぎに、
ポン酢しょうゆで食べるとうまいんですよね。

それからだしで煮て、卵とじにするのもうまい。

昨日は、他に油揚げの食べ方がないか、考えてみたわけなんですが、
上の焼くのと卵とじとを合体させ、
油揚げを焼いてから、そこに卵液を流しこんで、
卵焼きにしてみたらどうかと思い付いたわけなんです。

卵焼きは、みりんとしょうゆ、それにちりめんじゃこで味をつけるとして、
それだけだと味が足りなそうな感じがしたから、
梅干しを入れることにしました。

卵焼きと梅干しがよく合うのは、
以前にやってみて、よく分かっています。


まず小さなフライパンで、細く切った油揚げ1/2枚を、
両面をこんがりと中火で焼く。

油揚げと梅干しの卵焼き

そこへ卵液を流しこむ。

卵液は、卵2個と、ちぎった梅肉1個分、ちりめんじゃこひとつまみ、
それにみりんとうすくち醤油それぞれ小さじ1です。

火加減を弱火にし、フタをして、
半熟加減になるまで火を通す。


皿に盛り、青ねぎをふる。


これは、油揚げの香ばしい味と、梅干しの味がマッチして、
けっこうイケますよ。


昨日はあとは、キュウリとワカメの酢の物。

キュウリとワカメの酢の物

うすい小口切りにし、ほんのひとつまみの塩で揉んで5分おき、
水で洗って水気を拭きとったキュウリと、ワカメ、
うす切りにしたみょうが、それにちりめんじゃこを、
同量の酢とみりん、うすくち醤油(三杯酢)で和え、
指でひねり潰したゴマをかける。


それにオニオンスライス。

オニオンスライス

かつお節とからし酢醤油。




昨日は四条大宮のバー「スピナーズ」のマスターキム君が、
ぼくがこのあいだ三条会商店街七夕祭りでやったライブの
動画をYouTubeにアップしてくれました。


斉藤和義の「歩いて帰ろう」をやっていますので、よかったら見て下さい。


ギターは、ライブが終わってからも、
練習量こそ減りましたけど、毎日引き続けてはいます。

それが面白いんですが、
ライブが終わってからのほうが、それ以前より、
うまくなってたりするんですよね。

ライブ直前までの練習では、どうもうまく弾けなかったところも、
ライブが終わってから弾けるようになっていたりする。

エリック・クラプトンのギターソロで、
どうしても1音、出せなかった音があったんですけど、
それがライブが終わってから、
「そうか、こうやって弾けばこの音は出せるんだ」
ということを、発見したりもしている。

やっぱりライブまでの練習では、
ライブの当日でミスを連発することが恐怖ですから、
どうしても「ミスを減らそう」と、
やや消極的な姿勢でギターの練習をしていたのかなと、
今振り返ると思うんです。

それに対してライブが終わってからは、
当日に向けての恐怖はなくなりますから、
もっと気楽に練習ができ、
それで見つけることも増えたりするのかなと。

このことは、なんとなくご飯が、
火を止めて蒸らす体勢にはいってから、
さらに膨らむことと似ているような気がして、
「ギター練習の蒸らし効果」
と、ぼくは呼ぼうと思っています。


ギターは、もちろん1つには、
「音楽」という表現をすることだから、
そういう意味での面白さがあるのは、言うまでもありません。

それはこうして、ぼくがブログを書くことなどと、
同じような側面があるわけですよね。

でも楽器演奏は、ブログを書くことととは大きく異るところもあって、
それは、「肉体の技能」という側面があることなんですよね。

指を動かすことによって音を鳴らすわけだから、
表現と言うよりは、「運動」と同じような、
修練としての側面がある。

ブログを書くことは、もちろんキーボードを叩きはしますが、
それは表現とは直接の関係はなく、
肉体修練の側面は、全くないんですね。


ぼくがギターが面白いと思うのは、その修練の側面で、
引き続けると、だんだん上手くなるのが楽しい。

その「上手くなり方」というのが、また面白くて、
連続的には上がって行かないんですよね。

練習してもしても、できないことがしばらく続き、
そのあとあるとき、急にできるようになったりする。

階段状に上がっていくものである気がします。

それってつまりは、「ギターが上手くなること」は、
常に「発見」とペアになっているからではないかと思うんです。

上の例もそうなんですが、
「どうしても1つだけ出せなかった音が、出せるようになる」
というとき、
単に何かが1つ付け加わるのではなく、
「弾き方の根本的な違い」
を発見することであるような気がするんです。

自分の弾き方と、エリック・クラプトンの弾き方とが、
今までは根本的に違っていたから、
その1音が出せなかったけれど、
エリック・クラプトンと同じ弾き方ができるようになることで、
その1音も出せるようになる。

そういう発見を繰り返していけることが、
楽器を演奏することの楽しさなのかなという気が、
ぼくはしています。


「おっさんは、好きなことをやって幸せだね。」

チェブラーシカのチェブ夫

ほんとに、勝手放題だもんな、ぼくは・・・。