「最近ちょっと文句が多くないですか」
とか言われた。
たしかにそうで、このところ政局をめぐる動きとか、毎日書いているのだけれど、それは朝、まず新聞やブログをチェックすると、大連立のことにしても何にしても、とにかくムカムカとしてきてしまうのだ。
そのことを脇において、楽しいことだけ書くということにも、気分的にならないから、とりあえずそのムカムカをブログに書いて、ムカムカした気分をこのブログを見てくれているひとにも伝染させると、自分のムカムカは多少はおさまるということで、文句を毎日書いているというわけなのだ。
今日もすごくムカムカした記事がふたつあったので、おすそ分けしてあげます。
ムカムカしたくないというひとは、読まなくていいよ。
ひとつめは菅首相退陣をめぐる、東京新聞の解説記事。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/c8bee8f68a472ab0bc5f16680f862d3b
菅首相が今回このような形で退陣させられることになったというのは、自民党や公明党、小沢一郎、渡部恒三といった、これまで原発によって利権をむさぼってきたひとたちが、菅首相が浜岡原発を停止させたり、電力会社の発電と送電を分離することを検討したり、事故調査委員会を発足させたり、自然エネルギーを20パーセントにする方針を打ち出したりと、原子力政策の見直しに傾斜することに危機感をおぼえたことで、一気にこういうことになったのだと。
金子勝慶大教授は、福島第一原発の事故について「財界中枢の東電、これにベッタリの経済産業省、長年政権を担当してきた自公という旧態依然とした権力が引き起こした大惨事だ」と指摘する。だそうだ。
当然、自公両党にも大きな責任があるわけだが、「菅政権の不手際」に問題を矮小(わいしょう)化しようとする意図が見える。
金子氏は、不信任案政局の背景をこう推測する。「菅首相は人気取りかもしれないが、自公や財界が一番手を突っ込まれたくないところに手を突っ込んだ。自公は事故の責任が自分たちにあることが明らかになってしまうと焦った。それを小沢氏があおったのではないか」
それからもうひとつ。
これはかなりムカムカするから要注意。
http://news.livedoor.com/article/detail/5617882/
毎日新聞元記者のブログで、今回の菅首相退陣、そしてこれから行われる新内閣発足は、アメリカの支持をうけている小沢一郎が描いた筋書き通りに進んでいるというのだ。
このひとが予想する、新内閣の布陣が、まさに絶望的。
①9月上旬に行われる日米首脳会談に向けて、前原誠司前外相を民主党代表に選び、国会で首班指名する。(原子力推進利権を掌握)まさかこのようなことにはならないと思うけれども、もしもこの半分でも、これが当たるようなことがあったとしたら、僕はもう日本人をやめたい。
②副総理に谷垣禎一総裁が就任する。
③復興担当相に小沢一郎元代表が就任する。(復興利権=瓦礫撤去・土木建設利権=を掌握)
④総務相に国民新党の亀井静香代表就任する。(郵政利権を掌握)
⑤国土交通相に仙谷由人副相(代表代行)が就任する。(ダム建設利権を掌握)
⑥農林水産相に自民党の野中広務元幹事長が就任する。(農業と畜産利権を掌握)
菅首相、気が狂って衆院解散・総選挙とか、してくれないかな。
あ、ちなみに、今朝は相当ムカムカきてるんですが、それは昨日のみすぎて、二日酔いだということも大きいです。