http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/06/20110606-2.html
自分の責任を引き継ぐ若い世代のひとたちに、《次の時代》をあらためて築き上げてほしいということで、それでは自分が思い描く、《次の時代》とはどういうものかということを、切々と語っている、という格好です。
それによると菅首相は、30年前にアメリカで視察した風力発電所に、強い印象をうけたということを引きながら、
今回の原発事故を契機に、エネルギー基本計画を白紙から見直し、風力や太陽光発電などの自然エネルギーを、《次の時代》の基幹的エネルギーとして育てることにしたいのです。と書いています。
やっぱりねぇ。孫さんの話を3時間も、ときおり目をうるませながら聞いていたという話もあったし、菅首相が脱原発のエネルギー改革をしたいと思っているのじゃないかという感じはしてました。
でも結局そのことが、これまで国民にきちんと語られることもなく、自分が退陣するということが日程にのぼりはじめてから、はじめてこうやって遺言のような形でしめされるというのは、このことが、菅首相の思い付きという以上のことにはならなかったということですよね。
政治家というものは、もし自分に想いがあるのなら、どうそれを言葉にし、他人に納得させ、具体的な形にしていくかということが仕事なのだから、菅首相には、残念ですが、政治家としての力が足りなかったということなわけなのですよね。
今回の不信任騒動も、けっきょくのところは、不信任案が可決され、それによって菅首相が玉砕覚悟で解散・総選挙に打って出て、民主党がボロ負けするということをおそれた、菅首相のまわりのひとたちが「田舎芝居」を打って、辞める気などさらさらない菅首相が、退陣せざるを得ないような状況に仕向けたと言ってるひともいます。
http://news.livedoor.com/article/detail/5615136/
今回菅首相は、バカ殿が家臣から、座敷牢に押込められたようなものだと言ってるひとも。
http://news.livedoor.com/article/detail/5617459/
菅首相の実力不足は、もうずいぶん前からわかっていたことだから、それはそれでいいのだけれど、それではこれから、岡田幹事長はじめ若い世代のひとたちが引き継いで、官庁や財界の言うことを聞いて、大連立に邁進し、以前の自民党と変わらないようなところへ戻ってしまうのだとしたら、あの政権交代はなんだったのかと、あまりに悲しくなりますね。
昨日は昼めしに、おとといのいわし梅煮を白めしで食べようと思っていましたが、それだけじゃちょっと寂しいので、味噌汁を作ってみました。
名古屋でもらってきた「赤だし味噌」というのがあって、これは八丁味噌に、ふつうの米こうじ味噌をブレンドしたものなのだそうですが、これで作った味噌汁、なんともうまい。
炊きたての白めしに作りたての味噌汁というのは、日本人にとっては、これに勝るものはなかなかないすね。
晩めしは、常夜鍋。
青菜は小松菜。
常夜鍋というのはけっきょくのところ、豚肉がどのくらいうまいかということが、味を決めるわけですよね。
僕はいつも、グルメシティ四条大宮店で、100グラム100円くらいの「京都産の豚コマ肉」というのを買ってくるんですが、これがかなりうまいです。
ほんとにモチモチしていて、まず明らかに、やはりグルメシティでそれより高い値段で売っている、アメリカ産の豚バラ肉よりうまい。
さらに西友でも、おなじような値段で、「国内産」と書いてある豚コマ肉を売ってるんですが、そちらとは比にならないくらい、グルメシティのほうがうまいです。
ちなみに昨日、スナック都のえみちゃんから、業務連絡があり、今晩9時ごろ、顔出しすることになりました。
そのあと10時ごろからは、Kajuへ行きます。