今日の晩酌は・・・。
ナスと鶏の蒸し物、とうがん汁。
献立を考える時、メインのおかずはお子さん中心で考えて、
お酒が好きなご主人のためにはつまみを別に一品用意するということも
あるんじゃないかと思います。
時間もないし、ご主人のつまみにはそうそう手はかけられない・・・。
そういう時、手間がかからず、
しかも酒飲みの男性がかなりの確率で満足するとおもえるものが「冷や奴」です。
俵万智の短歌に、
「冷や奴があればよろしい父のため ネギをたっぷり刻んで待とう」
というのがありますが本当で、
僕も豆腐は100%毎日食べ、そのうち半分くらいは冷や奴。
居酒屋などへ男性数人で行くと、
全員が1つずつ自分の「マイ冷や奴」をたのみ、
冷や奴が3つも4つもならぶことも珍しくありません。
豆腐は良質なタンパク質を含むので、
肝臓の機能を強化する働きがあるそうです。
またつるんとしていて食べやすいから、
飲みはじめの食べ物より酒がほしい時に食べるのにちょうどいい。
冷や奴は、やはりまずは基本は、
ショウガとかつお節、それにネギを乗せたものだと思います。
ネギはいらないという人もいるみたいですが、僕はあったほうがいい。
みょうがを刻んでポン酢をかける・・・。
みょうがはタテに切ると、上から液体をかけてもシャキシャキ感を保ちます。
さっとゆでたオクラにちりめんじゃこ。
これもポン酢をかける。
オクラにアジの干物を焼いてほぐしたのを混ぜポン酢をかける・・・。
これはちょっと豪勢な感じになりかなりイケました。
それからこれはオススメ。
ナスじゃこ炒めの冷や奴。
5ミリ幅くらいに切ったナスをゴマ油でしんなりするまで炒め、
じゃこを加えてひと混ぜしたら、しょうゆでちょっと濃いめに味付けする。
ナスと豆腐のやわらかいもの同士のコンビネーションが抜群で、
ほんとうにうまいです。
厚揚げを焼いたのもうまい。
厚揚げを、湯通しもせずそのまま、フライパンでこんがり焼き、
ネギにショウがじょうゆで食べる。
というわけで、冷や奴をずらりと並べてみたところで、
昨日の晩酌は、ナスと鶏の蒸し物。
ナスは皮をむいて蒸すととてもうまいんですが、
さらにこれが、蒸しているあいだに出てくる鶏のスープをたっぷり吸って、
あっさりとしながらも濃厚、
この世のものとは思えないほどうまいです。
ナスはヘタを取り皮をむいて、5分ほど水にさらしてアクを抜き、
塩少々をすり込んで分厚く切る。
鶏もも肉も塩少々をすり込んで、食べやすい大きさに切る。
深めの皿にまずナス、その上に鶏肉をおき、
しめじと、彩りに赤ピーマンでも散らしたら、
酒をパラパラとふりかけ、
うすくちしょうゆ小さじ1くらいをたらして蒸し器に入れる。
蒸し時間は15分。
電子レンジなら7~8分だと思います。
レモン汁をふりかけて食べる・・・。
しっとりとしたナスがたまらん・・・。
またこのスープが絶品。
「でも実は蒸し時間を10分にしたら蒸し足りなかったんだよね」
それは内緒にしておいてくれよ。
とうがん汁。
とうがんを吸物だしで透き通るまで煮て、
水溶き片栗粉で軽くとろみをつけ、おろしたショウガをのせる。
これはほんとに癒されます。
ささげマヨネーズ。
十六ささげは一束60円とかで売っている。
酒は焼酎水割り。