今日またしても、お好み焼きを二回。まず、いちばんおいしいと聞いたこともある、みっちゃん、総本店へ。ずらり行列、期待は高まる。
お好み焼きは、見た目は同じ。
でも食べてびっくり、ほんとに不思議、昨日の二軒とくらべて、だんちでおいしい。
作っているところとか見ていると、それほど難しくなさそうと錯覚してしまうのだけれど、
けっこう色々、細かい所で違うのだろうなと思う。
まずソース。昨日は酸っぱすぎて、甘すぎると思ったのだけれど、こちらは酸っぱすぎず、甘すぎず。しかもたぶん、少なめに付けるようにしていて、足りない人は客席に備えられたものを、好みでかけられるようになっている。
溶き粉の固さとか、載せたキャベツにどう味をつけるかとか、どのくらい火を通すかとか、どんな麺を使って、どのくらい茹でるかとか、そういうことで、かなり違ってくるのだろう。広島の知人が、お好み焼きは奥が深いと主張するのだが、その通りなのだろうなと思う。
夜は、またまたみっちゃん、こんどは新天地店。写真も撮り忘れて、夢中で食べた。同じみっちゃんだが、たぶんのれん分けした、という感じで、メニューも作り方も、ずいぶん違う。でもこちらもおいしかった。
広島宇品港。いま漁港になっているあたりが、むかし軍港だった所らしい。
軍艦が沖に停泊し、たくさんの兵士が別れのつらさを胸に秘め、出征していく、そんな光景を空想した。
とうかさんは、今夜も大盛況。浴衣の男女が練り歩く。
多少出会いを期待しなくもなかったが、もちろん、そんなものは、いっさいなし。