僕は基本的に寝付きはいいほうで、寝られなくなるということはあまりないのだけれど、それでも数ヶ月に一度は、神経がそのような状態になってしまうこともあり、そのガールズバーへはそういう時にだけ行き、それ以外には行ったことがない。20代前半のオネエちゃんがいるのだけれど、ちょっと若すぎて、こちらがよっぽどサービスしてやらないと、話が弾まないのだ。
僕もこれまで、人並み程度には、オネエちゃんのいる店で飲んだりはしてきたわけだが、圧倒的にたのしいのは名古屋。これまで何度も書いてきたけれども、名古屋には、酔っぱらいのオヤジを、女性がちやほやとかまってやる、という文化が、日常の生活のなかにあるのじゃないかとおもう。キャバクラのような専門店に限らず、居酒屋でも、ファミレスでも、アルバイトしているオネエちゃんをつかまえてオヤジトークすると、めっぽうたのしい。
こちらのオヤジトークを、表面上ニコニコとしながら受けるということは、日本全国どこの居酒屋のオネエちゃんでもするとおもうが、名古屋のオネエちゃんはかならず、100パーセントの割合で、質問してくるとか、何かおもしろいことを言うとか、なんらかの「返し」をきちんとしてくるのだ。たぶんそれが、礼儀の一環とされているのじゃないか。名古屋は「キャバクラ発祥の地」なのだが、僕は名古屋に転勤でいったとき、街中がキャバクラみたいだとおもったほどだ。
あとたのしいのは、中国や韓国の店。これは働いているオネエちゃんが基本的に出稼ぎで、とにかく真剣であるということもあるのだけれど、封建主義の国というのは、男性天国的なところがあるのだろう、男を持ち上げて気持よくさせるということに、慣れている感じがする。ただこの頃、韓国の店をあまり見かけなくなったような気がするのは、本国の経済状況がよくなり、出稼ぎに来なくてもよくなったということなのじゃないか。
そうすると、「名古屋の中国系」というのは、最強であるということになるが、実際その通りでものすごい。水商売をするために生まれてきたとしかおもえないような女性がゴロゴロいるのだが、あまりに危険なので、ここには近付かないようにすることをすすめる。
昨日の昼めしは、豚汁ぶっかけめし。
昆布だしに酒、みりんに淡口醤油で味を付ける。
西友の豚コマ肉をつかったのだが、グルメシティのやつのほうが、もっと脂身が多くてうまい。
玉ねぎはクタクタに煮込んでもいいが、さっと煮てシャキシャキ感を残すのもまたいい。
晩めしは鶏モモ肉と青菜の小鍋だて。
奈良に行ったときにお持たせでもらった、菜の花と、あとわさびといったかな、それを鶏モモ肉と豆腐といっしょに煮て、ポン酢に七味をふったタレで食べた。
大変うまかったが、青菜を下ゆでせずに使ってしまったので、汁にアクが出て、せっかくの鶏のだしを再利用できなくなってしまったのが、ちょっと失敗。
酒は宮城の「浦霞」を1合。
これはたしかにうまい。