考えてみたら、台所でも、カセットコンロで料理するのだし、1つしかないカセットコンロで料理するから、火を使う料理は1品ずつしか出来ないのだから、台所で1時間ほどもへばりついて、飲みたい酒もがまんして、料理しているのは馬鹿らしいと、ようやく今日になって気がついた。
それならば、べつに卓上にカセットコンロを持ってきて、料理をしているあいだに酒を飲み始めたって、なにも問題ないのである。
そこでまずそら豆をゆで、それで酒を飲みながら、次の肴を料理してくことにした。
ちなみに酒は、いつもの菊正宗ピン酒パックではなく、久保田の千寿。
そら豆をゆでるには、まずさやからそら豆をとり出し、そら豆の黒いところに、包丁でぐさっと切れ込みを入れる。
鍋に湯を沸かし、塩を入れる。
そら豆をゆでる時には、この塩味だけで味付けするわけだから、塩はたっぷり入れるのがポイントだ。
味見してみて、「塩からい」と思うくらいには、入れるようにする。
ゆで終わったらザルに上げ、水にはさらさず、そのまま冷やす。
そら豆を肴に酒を飲みながら、次に作るのは、手羽元と厚揚げのオイスターソース煮。
肉を煮ても、ただ醤油や酒などで味付けするだけだと、どうも一味足りないことになるのだけれど、オイスターソースを入れると、それがうまいこと、おぎなわれることになる。
酢をひとたらし入れると、鶏がやわらかく煮えるらしい。
アルミホイルの落としブタは、こんな感じ。
20分たったら、厚揚げを入れ、さらに20分くらい煮る。
七味唐辛子をふって食べる。
ここですでに、日本酒を2~3杯、飲んでいるわけだけれども、シメにと思って作った、しじみの潮汁。
ちなみに今日の朝飯は、昨日のゴーヤの残りで、ゴーヤとソーセージのパスタ。
たっぷりの塩を入れた水でパスタを袋に書いてある時間通りにゆで、ゆで時間1分前に、薄切りにしたゴーヤ4分の1を入れる。ザルで湯切りしたパスタとゴーヤを、フライパンに入れ、全体をよくからめたら出来あがり。