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2010-10-24

レバニラ炒め

いつも鍋か、肉と魚を焼いたのか、そういうものを食べてるわけだが、それでもその材料を、今日は豚肉、今日は鶏肉、今日はサンマ、などとしていくと、料理法は同じでも、内容は変わって、とくべつ飽きることなく、おいしく食べられはするのだが、たまにそういう、いつも食べているようなものとは、まったく違うものが食べたくなる時があって、そういう場合、僕は炒め物。って全然大したことないんだが。しかもレバーを使ったりすると、いつもと違う感は、かなり倍増するわけだ。

炒め物はまさに時間との勝負で、一瞬の気の緩みが、結果を大きく左右することになるから、炒め始める前に、材料も調味料も、すべて準備して、精神を統一してから始めないといけないものだと思うのだが、今日はニラは炒めている最中に切ればいいやと、横着をしたその瞬間、調味料を合わせておくのも一緒に忘れて、レバーを炒めながら、ニラを切り、調味料を合わせと、バタバタになってしまい、レバーがちょっと炒めたりなかったり、野菜は逆に炒め過ぎたりして、出来上がり的にはちょっとイマイチだったかな。調味料に味噌とコチュジャンを入れてみようと思っていたのも、時間がなくなって出来なかったし。

ポイントとしては、レバーにきちんと味を付けておくこと。適当な厚さに削ぎ切りしたレバーは、水で洗い、中に固まっている血を落として、そこに塩、醤油、酒、おろしたニンニクとショウガ、などを入れてよく揉み込み、さらに片栗粉とゴマ油を加えて、全体をよく混ぜておく。

これを中華屋などでは、油で揚げるわけだが、それは面倒くさいので、フライパンで炒める。というより、平らに重ならないように並べて、よく焼くのだ。片面に火が通ったら、箸でひとつずつ裏返して、もう片面も焼く。

あとはもやしを入れて、ちょっと炒めてしんなりしたらニラを入れ、これはもうただ混ぜるだけにして、合わせ調味料を投入。今日は醤油、酒、みりん、おろしたニンニクとショウガ、韓国唐辛子。みりんと酒は入れすぎると、水分量が増えてあまり良くないのだが、今日は解っていながら入れすぎて、やはり汁気が多すぎた。最後にゴマ油をたらしたらいいのだが、それも忘れて、皿によそってからたらしてみた。

いやまあしかし、悪くはないっすよ。食べられないとか言うことは、全然ないっす。