あさりと春キャベツの酒蒸しそうめん。
あさりの旬もそろそろ終わりですから、
今のうちに別れを惜しんでおかなくてはいけません。
あさりの食べ方は、まずは酒蒸し。
みそ汁に入れるのもいいし、洋風や中華風で炒めるのもウマイですね。
酒蒸しは、せっかくのあさりのだしが皿に残ってしまうのが欠点でしたが、
これはこないだ、そうめんを入れることで解決できることが分かりました。
あさりのだしを、そうめんに吸わせるという話です。
昨日はこれをさらに進化させ、
あさりのだしで春キャベツを煮ることにした次第。
そうめんとキャベツのダブルで、あさりのだしを有効活用するというわけです。
キャベツはちょっと、こってりした味つけのほうがウマイですよね。
そこでニンニクまでは入れないにせよ、
オリーブオイルで玉ねぎを炒めることにしました。
さらに冷蔵庫に余っていたシメジも入れ、最後に青ねぎをたっぷりかける・・・。
早速やってみたいと思います。
まずはそうめん2束を固めにゆで・・・、
ザルにとって水で洗う。
フライパンを弱い火にかけてオリーブオイル少々を引き・・・、
玉ねぎ1/8個のみじん切りを2~3分炒める。
玉ねぎがしんなりしたら火を強め、
砂出しして水洗いしたあさり200gとシメジ、太い脈を除いてザク切りにしたキャベツ、
それに水と酒それぞれ1/4カップ、うすくち醤油小さじ1を入れ・・・、
フタをして、沸騰したら火を弱め、
キャベツがしんなりするまで4~5分煮る。
キャベツが煮えたらフタを取り・・・、
火を強めてそうめんを入れ、
30秒ほど温めれば出来あがり。
器に盛り、青ねぎをかける。
いつも自画自賛で恐縮ですが・・・。
これはウマイっす!
あとは厚揚げとタケノコ、長ねぎの赤だし。
最後に卵を落としてお椀によそう。
昨日は晩酌前にスピナーズでビールを2杯、
帰って風呂に入って焼酎を1杯、
さらに晩酌の支度をしながら焼酎を1杯飲みましたから、
晩酌を始める時点で、かなり気持ちよくなっていました。
それで晩酌で冷や酒を4合飲みましたので、
晩酌を終えたときには完全なる泥酔状態。
意識朦朧で布団に入り、朝まで眠りこけました。
これはたしかに飲み過ぎで、
ぼくはアルコール依存症だといってもいいと思いますけど、
「依存症で何が悪いんや」
と、思うところもあるわけです。
依存はだいたい、「幸せ」と関係していますよね。
酒であれ、タバコであれ、また食事であれ異性であれ、
幸せな感じが得られるものに、人間は依存するようになっている。
だから裏を返せば、何かに依存することは、
その人が幸せであることの証拠ではないかと思うんです。
ただもちろん程度の問題はあり、
人に迷惑をかけたり、自分の身を滅ぼしたり、
するのは良くないと思いますけど、
依存をあまりに毛嫌いするのは、
ぼくはどうかと思うんですね。
たとえばタバコは、「ニコチン依存症」という病気だから、
禁煙しなければいけないと来る。
でもタバコくらい吸って、何が悪いんだという話です。
そりゃタバコのために早死することになるでしょうけど、
べつにタバコをやめてまで、長生きしたいとぼくは思いません。
WHOはタバコに続き、
今度は「アルコール依存症撲滅キャンペーン」を
貼ろうとしているという噂がある。
そうまでして長生きして、
みんな何をするんですかね。
それよりむしろ、「依存を飼い慣らす」ことを覚えるほうが、
大事なのではないでしょうか。
「人間は依存する生き物である」ことを認め、
その依存が、強くなり過ぎないようにするための術を学ぶ。
「酒の飲み方」などというのは、その典型ですよね。
そうやって、何かに依存しながらも、
そこから自由であり続けようとすることこそ、
人生の醍醐味だと思うんですけどね。
「おっさんも術を学んでよ。」
飲み過ぎだよな。