昨日の晩酌は・・・。
ホタルイカとタケノコのご飯、水菜と豚肉の炒め。
このごろ炊き込みご飯を作るのが、おもしろくて仕方がないっす。
炊き込みご飯は、味をつけた汁で具と米を煮るわけだから、
煮物の一種とも考えることができるわけですけど、
違うのは、その煮るものが米だということ・・・。
当り前だ・・・。
当り前なんですが、
これを例えば、同じ炭水化物を加えた煮物である肉ジャガと比べてみると、
肉ジャガはどうしても「おかず」止まりで、
やはりさらにご飯がなければ成立しにくいのに対し、
炊き込みご飯は「主食」だから、
それだけで食事として成立することができる。
「格」が違うわけですよね、単なるおかずと主食とは。
さらに炊き込みご飯の場合、
それがおかずも兼ねてしまうことになるわけだから、
炊き込みご飯は、単体で、
食事としてのすべてを兼ね備えた、
「小宇宙」のような存在だといえると思うんです。
単なるおかずとは、世界の広がりが違うんですよね・・・。
ってまあ、そんな大げさに言うほどのことではないんですけどね。
それで炊き込みご飯を作るなら、炊飯器を使うのでなく、
鍋を使ったほうが絶対におもしろいです。
炊飯器でも、炊き込みご飯はそれなりにおいしく炊けると思いますけど、
炊飯器がどんなことをやっているのか、使っている人間には分からず、
全くのブラックボックスになってしまうわけじゃないですか。
やはりそれでは、料理はおもしろくなりようがないのであって、
自分で火加減などを調節してやるからこそ、
色々と発見もあるということなのではないでしょうか。
鍋でご飯を炊くのは、それほど難しいことはなく、
べつに時間もかかりません。
ホタルイカとタケノコの炊き込みご飯は、
家に材料があったから作ってみたんですが、
春のもの同士であるホタルイカとタケノコは、相性はバッチリ、
ホタルイカのうま味がご飯にしみて、とてもウマイです。
材料は、あとは油揚げを入れ、
味付けは、みりんを入れて少し甘めにし、
臭み消しのショウガも入れました。
「早く作ろうよ。」
よし、まかせとけ。
鍋に、洗って30分ほどザルに上げておいた米1カップ、5センチ角くらいのだし昆布、
5ミリ幅くらいに切ったタケノコ、洗って目をとったゆでホタルイカ、
熱湯をかけて油抜きし、みじん切りにした油揚げ、
それに水3/4カップ強、酒とみりん、うすくち醤油をそれぞれ大さじ1、
おろしショウガ小さじ1を入れてフタをし、中火にかける。
汁が煮立ってきたら、そのまま中火で1~2分煮て、
弱火にして10分、さらに火が消えそうな小さな火にして10分炊く。
茶碗に盛り、小口切りにした青ねぎをかける・・・。
できたよ、チェブ夫。
「ホタルイカのほんのりとした香りがたまらないね。」
あとは水菜と豚コマ肉の炒め。
サラダ油で豚コマ肉を炒めたら・・・、
酒と醤油大さじ1、おろしショウガ小さじ1を加えてサッと混ぜ・・・、
水菜としめじを加えてサッと炒めたら・・・、
真ん中に卵を落としてフタをし、卵が半熟加減になるまで弱火で加熱する。
半熟卵をつけながら食べる。
「これはご飯に乗せてもおいしいね。」
この1週間というもの、7月のデビューへ向け、
毎日ギターを練習しています。
練習時間は1時間ほどなのだけど、
指が筋肉痛になっているという・・・。
学生時代は、指の筋肉痛などなった覚えがありませんから、
イヤハヤ・・・、年には勝てません。
エリック・クラプトンの曲を何曲か、コピーしようと思っていて、
YouTubeを見ながら練習しているわけなんですが、
練習すればするほど、
エリック・クラプトンの凄さを感じることになる今日この頃。
「本当に弾けるようになるのかな・・・」
さらに英語の歌詞を、このバカな頭がちゃんと覚えてくれるのか、
まったく自信がありません。
「年なんだから無理せずやりなよ。」
そうだな。