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2013-04-06

春キャベツと鶏肉のトマトソース煮、スピナーズ

こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理と日常の出来事を、あれこれ書き連ねているものです。
お酒と恋が中心の、自由気ままな生活ですが、参考になることがあるようでしたら幸いです。




さて昨日の晩酌は・・・。


春キャベツと鶏肉のトマトソース煮と、とろろ昆布の吸い物、太ネギの梅かつお、スグキ茎炒めにスグキ。



半株を買った春キャベツの、半分はカレー煮にし、残り半分をどうやって使おうかと思ったんですよね。
それでカレーと並び、キャベツを煮たらウマそうなのは、トマトソースだろうと。
ちょうどずいぶん前に買ったカットトマト缶が、まだ使わずに残っていたので・・・。

冷蔵庫に残っていた厚揚げとシメジも入れることにして、使う材料は決まったんですが、迷ったのは味つけ。

トマトソースは洋風に作ろうと思うと、塩コショウの他に、玉ねぎやニンニクなどの香味野菜をオリーブオイルで炒めたり、ローリエとかハーブを入れたりするわけですよね。

でもそうすると、日本酒や、他の和食メニューに合わなくなってしまう気がしたので、思い切って塩コショウと、アクセントにタバスコだけを入れて、シンプルに作ってみることにしました。



フライパンにカットトマト1缶を入れ、薄めに塩味をつけ、コショウとタバスコ少々をふる・・・。



大きく切った春キャベツと、軽く塩コショウした鶏もも肉、厚揚げを、フタをして中火で10分煮、シメジを入れてさらに5分煮て、味見して塩加減する・・・。



器によそって青ねぎをふる・・・。


これは、こんなに簡単にできるのに、問題は何もなし。十分うまいっす。

日本酒にもよく合います。



太ネギの梅かつお。


太ネギを焼き網でじっくり焼き、梅かつおを乗せる・・・。

梅かつおは、梅肉とかつお節を包丁でたたき、みりんと醤油少々を加える・・・。



ちなみに昨日のおにぎりは・・・。


ツナのおにぎり。

ツナと青ねぎを酢醤油で和えたものを混ぜ込む・・・。






晩酌を終えたら、四条大宮「スピナーズ」。


スピナーズへはいつもは、晩酌前に行き、わりとサックリと帰るんですが、金曜だけは、晩酌後の遅い時間帯に行きます。
早い時間と遅い時間はいるお客さんが違い、遅い時間でないと会えない人がいるんですね。

その代表が、「熊の男性」。
ガタイがでかく、ヒゲをもじゃもじゃに生やしているので熊のように見える、ぼくとほぼ同い年のこの男性は、午前1時を回ってから現れることも少なくありません。

軟派なぼくとは大違いの硬派な人で、四条大宮のバー「Kaju'」のマスターは、

「あの人は夜回り先生のような人だ」

と熊の男性のことを表現します。

京都の様々な事情にも詳しいので、ぼくも色々、仕事の関係などで相談に乗ってもらったりすることもあります。



昨日もぼくは、カウンターで熊の男性の隣にすわり、あれこれと話しをしていました。
ぼくがウイスキーの水割りならウイスキーの水割りと、ずっと同じものを頼み続けるのに対し、注文のたびにお酒を替える熊の男性は、それまで飲んでいたカクテルから、今度はスパークリングワインに切り替え、マスターのキム君にも注いでやったりしています。

と、しばらくして、「そろそろ帰ろう」となった、熊の男性の向こう側にいた男女3人連れのうちの1人の女性を、キム君が引き止めている。
キム君の「友達の友達」でもあるというその女性は、年の頃は20代後半、持田香織にも似たけっこうな美人。

しかしこれは、実はキム君の作戦なわけですよ。
男性客は、美人の女性客がいると長居し、杯を重ねることをよく分かっている。

その作戦に、いつもまんまと引っかかるぼくは、持田香織が居残ること承諾したのに大喜び。
熊の男性も楽しそうに、スパークリングワインを持田香織のグラスに注ぎます。



酒場での話題は、自然、恋の話になる。

「私、彼氏いないんですよ・・・」

持田香織のそんな言葉に、アホなぼくの期待は高まる。

持田香織にお酒をおごり、

「このあとタクシーで家まで送ろうか・・・」

聞いてみたりもする。



しかしそのうち、持田香織は飲み過ぎたようで、気分が悪くなってきた。
トイレに長居し、帰ってきたかと思うとカウンターに突っ伏して寝始める。

見かねたキム君がタクシーを呼び、持田香織を送り帰して作戦は終了。

時刻は明け方の5時、予定通りにぼくは十分長居したという話。



「懲りないね。」


アホすぎるよな。