昨日の晩酌は・・・。
納豆そば、それに鶏肉ウスターソース炒めマヨネーズがけ・オン・ザ・キャベツ。
納豆そばは、定番ですよね。
よく練った納豆に、削りぶし、醤油、からしで味をつけ、
生卵、青ねぎを入れてさらによく混ぜ、
ゆでて水にさらしたそばの上に乗せて、きざみ海苔をかける。
それから、予想外にウマかったのが、この
「鶏肉ウスターソース炒めマヨネーズがけ・オン・ザ・キャベツ」。
台所で支度を始めてから、冷蔵庫の中の物を見て考えたんですが、
ウスターソースで肉類を炒めるのは、焼きソバなどを考えても分かる通り、
ベタといえばベタなんですが、定番中の定番じゃないですか。
そのウスターソースが、まずキャベツとの相性は最高なわけで、
さらにマヨネーズともよく合う。
上からふりかけた青ねぎも含め、黄金の取り合わせではないかと思いました。
塩コショウに酒で下味をつけ、片栗粉をまぶした鶏モモ肉を炒め、
火が通ったら細切りの玉ねぎとたっぷりのウスターソースを加え、
千切りキャベツの上に乗せて、マヨネーズと青ねぎをかける。
これは同じことを豚肉でやっても、
絶対おいしいですよね。
このごろ晩酌の肴に麺類を出すようになっているのは、
ひとえに「酒量を減らしたい」ということなわけで、
だいたい毎日5合も飲む必要は、酒代のことを考えても全くないわけだから、
晩酌を満足して終われて、しかも酒量を減らせるとしたら、
やはり炭水化物だろうという話なんです。
それからこのところ、ツイッターで、
日本や世界の色々な人がつくる料理を眺めていると、
ぼくが興味をそそられるポイントが、どうも米や麺類などの炭水化物を、
どのように扱っているかというところにあるみたいなんですよね。
特に外国人の作る料理で、パスタの上におかずを「オンする」というのが面白く、
自分でも真似してみたいなと思うんです。
例えばパスタなら、トマトソースでゆでたパスタを和えても、
和えずにパスタを皿に盛り、上からトマトソースをかけるようにしても、
腹の中に入るときには同じといえば同じじゃないですか。
それにフライパンの中でソースとパスタを和えたほうが、パスタに味がしみ込むから、
日本ではパスタ料理の作り方といえば、アルデンテで麺を引き上げ、
フライパンで火を通し切るというのが定番になっている。
でも外国人も、家でパスタを食べるときには、
日本では時代遅れになった感があるスパゲティ・ミートソースのように、
ゆでただけの麺の上からソースをかけることが少なくないということなんですよね。
これは例えれば、おひたしを和えてから出すか、自分で醤油をかけるかというのと
同じ問題なのじゃないかと思うんですけど、
味的には和えて出したほうがおいしくても、
未完成のまま食卓に出したほうが、
食べる楽しみが増えるということなのではないかという気がするんです。
カレーライスにしたって、結局は自分で混ぜるわけだけれど、
ソースをかけるだけにして、自分で配分を計算しながら混ぜて食べるほうが、
だいたい見た目にきれいだし、食べるのも楽しいですよね。
それで昨日は、納豆そばを食べたおかげで、
お酒は2合で終了。
早めに寝たら、8時間睡眠。
これは寝る前にストレッチをするのと、水を1杯ゴクゴク飲むというのも、
大きかったかと思うんですが、
おかげで今日は、疲れがすっかり取れた気がするという快適。
以前は「寝れない」などということはありませんでしたが、
この年になると、「寝る」というあまりに当たり前のことまで、
意識的に取り組まないとできないようになってくるんですよね。
「年を取るのも大変だね。」
お前がうらやましいよ。