こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。
このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理と日常の出来事を、あれこれ書き連ねているものです。
お酒と恋が中心の、自由気ままな生活ですが、参考にしていただけることがあるようでしたら幸いです。
さて昨日の晩酌は・・・。
BNT炒め・・・。
なにそれ。
豚コマ(B)、菜の花(N)、卵(T)で、BNT・・・。
なんじゃそりゃ。
ということで。
豚肉を青菜と炒めると相性抜群なのは、言うまでもないことですよね。
だから今出盛りの菜の花、これも言うまでもなく、豚肉と合う。
ここにさらに、ふんわり卵を加えてやれば、もう完璧だろうという話です。
味つけは、基本は塩コショウ。
それにオイスターソースだのなんだの、色々と隠し味を加えました。
まずは菜の花をサッと塩ゆで・・・。
10秒ほどでザルにあける・・・。
卵も、多めのサラダ油で半熟加減に炒めておく・・・。
あらためて強火にかけたフライパンにサラダ油を引き、豚のコマ肉を炒める・・・。
肉の色が変わったら、合わせ調味料を投入・・・。
合わせ調味料は、酒大さじ1、砂糖と酢、オイスターソースを小さじ1、塩少々。
サッと混ぜ、合わせ調味料を肉にからめたら、下ゆでした菜の花、炒めた卵をもどし入れる・・・。
全体を混ぜて水溶き片栗粉でトロミをつけ、味を見て塩加減し、コショウをふる・・・。
BNT炒めの出来あがりー。
これは言うまでもなくウマイっす。
しつこいし。
あとは生節とほうれん草のにゅうめん。
炭水化物を少しは取れば、酒の量が減るかなと、素麺を入れてみたという企画。
生節は、要はかつお節の前の段階のものだから、いいだしが出るんですよね。
素麺は少し固めにゆで、ザルにあけて水で洗っておく・・・。
2カップの水に、ほぐした生節1/2とだし昆布を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして5分くらい煮る・・・。
5分たったら昆布はとり出し、酒大さじ2、うすくち醤油大さじ1、塩少々で味つけする・・・。
取り出した昆布は、料理中の酒の肴としてその場で食べてしまうようにすると、あとから処理する手間が省けます。
わさび醤油とかウマイっす。
あとは塩ゆでし、水にさらしてよく絞ったほうれん草、それに素麺を入れ、ひと煮立ちさせれば出来あがり・・・。
酒は、素麺のおかげで、いつもより1合減りました。
でも5合飲んでたのが4合になったというだけの話ですので、飲み過ぎに違いはないっす。
昨日本屋で、この本を見つけて買い、読みました。
「医者に殺されない47の心得」。
とても面白かったです。
「医者に殺されない」とか、ずいぶん過激なタイトルが付いているんですけど、著者の近藤誠さんも、慶応大学病院の先生、医者なんですね。
そのお医者の先生が、
「現代の医療はほとんどが不必要なもので、病気を治すどころか、むしろ命を縮めることにしかならない」
と言っているんです。
本に最もよく登場する病気はガンで、
「ガンは放置するのが一番いい」
のだそうです。
ガン検診なども意味がなく、しないほうがいいのだとか。
ガンは、もしそれが本物のガンだったら、ガン検診で見つかる1ミリとか、1センチの大きさになった時点で、もうすでに全身に転移しているから、治療しても治りようがない。
でもガン検診で「ガン」とされるものの中には、実はガンではなく、「ガンもどき」のようなものがあり、それは放っておいても悪さをせず、そのまま消えてしまうことも多い。
それを手術だの抗ガン剤だのをやってしまうと、かえってガンが暴れ出し、それで死に至ることがとても多いというんですね。
また手術をすると、例えば乳がんなら乳房を全摘するなどということになるわけだし、抗ガン剤も、体調が大きく悪化することになる。
それだけのことをしても、実は延命率はまったく変わらないか、むしろ治療をしたほうが、死亡する確率が増えるのだそうで、
「それなら何もしないほうがいいだろう」
という話です。
これを、著者は至極まじめに書いている。
きちんとした研究実績のある一流の先生だから、世界中で発表される論文に目を通し、具体的なデータを出して説明する。
また自分の臨床経験も多く出てくる。
変な暴露本などでは全くなく、すごく説得力があるんですよね。
著者の先生は慶応大学病院で、
「ガンを放置する」
という治療をしているんだそうです。
もう何百人というガン患者が、著者の先生のもとで、手術や抗ガン剤などの治療をせず、本当に痛みがでたり、日常生活に支障が出たときだけ、放射線などの治療をするということをしてきている。
それにより、何人もの人が、ガンが治ってしまっているというんです。
またもちろん、治らずに亡くなる方もいるそうですが、手術や抗ガン剤治療をしたときのように苦しむことはなく、まさに「枯れるように」、穏やかに亡くなっていくというんですね。
「ガンは痛むのでは」と思うところもありますよね。
でもそれは、手術をしたりしたときの場合であり、食道がんなど多くのガンは、痛みなどの自覚症状がないのだそうです。
また放射線治療をすることにより、症状を改善できる場合も多いし、さらにモルヒネをきちんと管理して使えば、中毒などになることなく、痛みを消すことができるのだとのこと。
それでこの本、また最後がいいんですよね。
まあ書かないようにしておきますが、かなりの感動があって涙が出ました。
ぼくなども、酒はガブ飲みするわ、タバコは吸うわですから、早めに何かの病気になる確率が高いのだと思っています。
でも病気になったら、延命治療などせず、そのままスッと逝きたいなと常々思っていたんですが、この本を読み、背中を強く、押されたような思いがしました。
「ポックリ死ぬならガンが一番」なのだそうです。
「ポックリ死にたい」と思っている人には、この本はぜひともオススメです。
⇒ アマゾンのサイトへ
「そうやってまたお酒を飲むんでしょう。」
飲み過ぎないように気を付けるよ。