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2013-04-01

相性抜群の炒めもの。
「豚コマ肉と菜の花の卵炒め」

こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理と日常の出来事を、あれこれ書き連ねているものです。
お酒と恋が中心の、自由気ままな生活ですが、参考にしていただけることがあるようでしたら幸いです。



さて昨日の晩酌は・・・。



BNT炒め・・・。

なにそれ。

豚コマ(B)、菜の花(N)、卵(T)で、BNT・・・。

なんじゃそりゃ。



ということで。



豚肉を青菜と炒めると相性抜群なのは、言うまでもないことですよね。
だから今出盛りの菜の花、これも言うまでもなく、豚肉と合う。

ここにさらに、ふんわり卵を加えてやれば、もう完璧だろうという話です。

味つけは、基本は塩コショウ。
それにオイスターソースだのなんだの、色々と隠し味を加えました。



まずは菜の花をサッと塩ゆで・・・。


10秒ほどでザルにあける・・・。

卵も、多めのサラダ油で半熟加減に炒めておく・・・。



あらためて強火にかけたフライパンにサラダ油を引き、豚のコマ肉を炒める・・・。



肉の色が変わったら、合わせ調味料を投入・・・。
合わせ調味料は、酒大さじ1、砂糖と酢、オイスターソースを小さじ1、塩少々。

サッと混ぜ、合わせ調味料を肉にからめたら、下ゆでした菜の花、炒めた卵をもどし入れる・・・。



全体を混ぜて水溶き片栗粉でトロミをつけ、味を見て塩加減し、コショウをふる・・・。



BNT炒めの出来あがりー。


これは言うまでもなくウマイっす。



しつこいし。



あとは生節とほうれん草のにゅうめん。


炭水化物を少しは取れば、酒の量が減るかなと、素麺を入れてみたという企画。

生節は、要はかつお節の前の段階のものだから、いいだしが出るんですよね。



素麺は少し固めにゆで、ザルにあけて水で洗っておく・・・。



2カップの水に、ほぐした生節1/2とだし昆布を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして5分くらい煮る・・・。


5分たったら昆布はとり出し、酒大さじ2、うすくち醤油大さじ1、塩少々で味つけする・・・。

取り出した昆布は、料理中の酒の肴としてその場で食べてしまうようにすると、あとから処理する手間が省けます。


わさび醤油とかウマイっす。

あとは塩ゆでし、水にさらしてよく絞ったほうれん草、それに素麺を入れ、ひと煮立ちさせれば出来あがり・・・。



酒は、素麺のおかげで、いつもより1合減りました。


でも5合飲んでたのが4合になったというだけの話ですので、飲み過ぎに違いはないっす。






昨日本屋で、この本を見つけて買い、読みました。


「医者に殺されない47の心得」。

とても面白かったです。



「医者に殺されない」とか、ずいぶん過激なタイトルが付いているんですけど、著者の近藤誠さんも、慶応大学病院の先生、医者なんですね。

そのお医者の先生が、

「現代の医療はほとんどが不必要なもので、病気を治すどころか、むしろ命を縮めることにしかならない」

と言っているんです。



本に最もよく登場する病気はガンで、

「ガンは放置するのが一番いい」

のだそうです。

ガン検診なども意味がなく、しないほうがいいのだとか。



ガンは、もしそれが本物のガンだったら、ガン検診で見つかる1ミリとか、1センチの大きさになった時点で、もうすでに全身に転移しているから、治療しても治りようがない。

でもガン検診で「ガン」とされるものの中には、実はガンではなく、「ガンもどき」のようなものがあり、それは放っておいても悪さをせず、そのまま消えてしまうことも多い。
それを手術だの抗ガン剤だのをやってしまうと、かえってガンが暴れ出し、それで死に至ることがとても多いというんですね。

また手術をすると、例えば乳がんなら乳房を全摘するなどということになるわけだし、抗ガン剤も、体調が大きく悪化することになる。
それだけのことをしても、実は延命率はまったく変わらないか、むしろ治療をしたほうが、死亡する確率が増えるのだそうで、

「それなら何もしないほうがいいだろう」

という話です。



これを、著者は至極まじめに書いている。

きちんとした研究実績のある一流の先生だから、世界中で発表される論文に目を通し、具体的なデータを出して説明する。
また自分の臨床経験も多く出てくる。

変な暴露本などでは全くなく、すごく説得力があるんですよね。



著者の先生は慶応大学病院で、

「ガンを放置する」

という治療をしているんだそうです。
もう何百人というガン患者が、著者の先生のもとで、手術や抗ガン剤などの治療をせず、本当に痛みがでたり、日常生活に支障が出たときだけ、放射線などの治療をするということをしてきている。

それにより、何人もの人が、ガンが治ってしまっているというんです。

またもちろん、治らずに亡くなる方もいるそうですが、手術や抗ガン剤治療をしたときのように苦しむことはなく、まさに「枯れるように」、穏やかに亡くなっていくというんですね。



「ガンは痛むのでは」と思うところもありますよね。

でもそれは、手術をしたりしたときの場合であり、食道がんなど多くのガンは、痛みなどの自覚症状がないのだそうです。

また放射線治療をすることにより、症状を改善できる場合も多いし、さらにモルヒネをきちんと管理して使えば、中毒などになることなく、痛みを消すことができるのだとのこと。



それでこの本、また最後がいいんですよね。
まあ書かないようにしておきますが、かなりの感動があって涙が出ました。



ぼくなども、酒はガブ飲みするわ、タバコは吸うわですから、早めに何かの病気になる確率が高いのだと思っています。

でも病気になったら、延命治療などせず、そのままスッと逝きたいなと常々思っていたんですが、この本を読み、背中を強く、押されたような思いがしました。



「ポックリ死ぬならガンが一番」なのだそうです。

「ポックリ死にたい」と思っている人には、この本はぜひともオススメです。

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「そうやってまたお酒を飲むんでしょう。」


飲み過ぎないように気を付けるよ。