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2011-07-23

夏休み、パワーストーン、オニオンスライス

いよいよ夏本番。
今日は朝から蝉が鳴きだした。

2、3日前に蝉の声をこの夏初めて聞いた。
でもこうやって、うるさいくらいに鳴くというのは、今日が初めてだ。

東京ではもう蝉鳴いていないでしょう。どうかな
僕が住んでいた大田区蒲田の近くでは、蝉の声なんか聞こえなかった。
木も全然ないわけじゃないんだが、蝉が棲息するような環境じゃなくなってしまったのだろう。
そういうのって、もっと危機感持っても良さそうなものだがな。
でも東京に住んでると、そんなことどうでも良くなってしまうのだ。


僕が夏が好きなのは、やはり子供の頃の「夏休み」の思い出があるからかなという気がする。
夏休みって、ほんとに良かったよね。
学校は休み。
宿題はしなくちゃいけないけど、毎日朝から晩まで遊んでいても誰にも怒られない。
子供の頃に戻りたいとは思わないけど、あの夏休みだけは、もう一度体験したい。

都心の真ん中に住んでいたが、蝉取りとか普通にしてた。
ザリガニも獲ってたよ。
そんなの今じゃ、東京の子供は経験できなくなっている。

しかし子供ってのは、よくもまあ朝から晩まで、炎天下の中遊んでいても、死なないものだな。
「日射病になるから帽子をかぶれ」とは言われたが、「熱中症」なんて言葉聞いたこともなかった。

子供の頃の思い出って、楽しいものばかりだな。
どうしてかな。


昨日ネットを見ていたら、
「パワーストーン」
についての記事があって、チラチラ眺めていたら、強烈に欲しくなってきてしまった。

水晶だのヒスイだの、その他色んな天然石を、身に付けるといいことがあるというやつ。

元々大昔から、人間は天然石を信仰してきた。
それが1970年代のヒッピー文化で改めて注目され、さらに今日本は「スピリチュアルブーム」で、けっこう流行っているらしい。
昨日ツイッターで
「パワーストーン買おうかな」
とつぶやいたら、フォローしてくれてる人が2人もレスポンス返してくれた。

そのうちの一人は、
「パワーストーンなんて高野さんとは対極にありそうな感じがするのに」
と書いてくれたんだが、僕はこう見えてもけっこうスピリチュアルなのだ。

いわゆる最近よくある「宗教」は一切興味がない。
あの「団体活動」がダメなんだよな、僕は。
新興宗教はもちろんだけど、仏教くらいまでいってもまだ苦手だな。
もちろんそれを否定はしないし、やりたい人はやったらいいと思うけど。

でも個人レベルでは、昔からずっとスピリチュアルなことに関心があった。
中学の時には星占いにハマった。
20代の頃血液型に関心を持って、これは自分なりの理論を打ち立て、今でも信じてる。
四柱推命とかにも興味があって、携帯の占いを時々見る。
それにこないだの大震災以来、近所の神社へお参りに行くようになった。

人間が「内面的な世界」を持っているのは、べつに興味があるとかないとかいう問題じゃなく、
「たしかな事実」
だからな。
自分の体の中で、日々いろんなことが起きている。
それを人間は色んな形で感じ取っているわけだ。

ところで人間というものは、誰かに創られたものじゃない。
長い進化の歴史の中で、自然によって生み出されたものだ。
だから人間の内面で起こることも、自然現象の一つというわけだ。
べつに特別なものじゃない。

西洋では昔から、
「人間と自然を切り分ける」
という考え方でやってきた。
人間はあくまで「特別な存在」なのだ。
それに対して日本は、人間と自然を厳しく切り分けず、一体のものとして考えてきている。
でも「一体のもの」であるに決まっているのだな。

たとえば「自然の意思」という問題。
科学ではこれは「一切ない」ことになっている。
自然は「機械」のようなもので、「原因」と「結果」の連鎖にすべてが支配されている。
まあそれも一つの考え方だ。

でも人間が、何かをほんとに見ようとしたら、そこに「意味」を考えないわけにはいかないのだよな。
こないだの大津波にだって、おそらくすべての日本人が、自分にとって、および日本にとっての意味を考えようとしただろう。
そういうものを日本人は、「神」として崇め奉ってきたわけだ。

きれいな天然石を見れば、人間はどうしたってそこに意味を見つけてしまう。
それは荒唐無稽な話じゃなく、意味を見つけた本人にとっては、「真実」なのだよな。

僕は「他人の真実を自分に押し付けないでくれ」とは思うけれども、「自分の真実を探す」ことには大変興味を持っているのだ。
パワーストーンとか、自分の気に入った石を身に付ければ、たしかにいいことがありそうだよな。
パステルカラーの色とりどりのブレスレットとか、付けてみたかったりとかしているのだ。


懸案となっていた
「玉ねぎ消費プロジェクト」
だが、見事終了した。
農家のおばちゃんから袋にいっぱいの玉ねぎを買ってしまったので、なんとか使い切ってしまわないといけないということだったのだが、そりゃ毎日食べれば、玉ねぎもなくなるわ。

最高殊勲選手は「オニオンスライス」。

これは良かった。

ただ玉ねぎを薄切りにして、おかかをたっぷり振りかけ、ポン酢で食べる。
初めは水でさらしていたが、必要ないな。
切ったままで、ちょっと辛味があるくらいの方がかえって美味い。
玉ねぎは一個30円とかで安いし、作るのは簡単だし、またこれが意外に酒に合う。さらにいかにも体に良さそうな感じがする。
これはしばらくハマりそう。

さらに昨日は、ソーミンチャンプルーにも玉ねぎを入れてみた。

これはねえ、決して悪くないです。
長ネギとかがあれば、そちらの方がいいのだけれど、もし玉ねぎしかなければ十分OK。
ソーミンチャンプルーに「もやし」は最悪だったけど、玉ねぎは全然イケます。

さらに昨日は長ネギの焼きそばも作って、これで長ネギも消費完了。
豚コマ肉に長ネギ。
味付けは酒と淡口醤油、チューブのニンニクとショウガ、それにコショウ。
これはマジで美味いですよ。
昨日はちょっと醤油入れすぎたが。

酒は芋焼酎。
焼きそばに日本酒は合わないから。
2合飲んだらけっこう酔っ払って、今朝まだ少し残っていたわ。