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2011-07-10

サウナにビールで夏を乗り切れ

京都は梅雨が明けたと思ったら、連日ものすごい暑さで、昨日は最高気温35度。
神様、いきなりこれですか、と言いたくもなるところ。
京都はまた夏が暑くて、日なたを歩いていると「焦げる」という表現がぴったりくるのだ。
これから下手したら夏が3ヶ月続くわけだから、これはたまらないなと思いつつ、こういう時にはやはり何と言っても、朝からビール。

炎天下の中サウナに入って、汗をたっぷりかいたあとのビールというのは、もうたまらん以外の何物でもない。

昨日は、先週「天山の湯」という美人に会ってしまったおかげで、「もうお別れしよう」と決めたはずの古女房「壬生やまとの湯」へ行ってきた。
なんだかんだいっても近いから、手軽なのだよな。こうして腐れ縁というものは続いていくことになるわけだ。

サウナのあとのビールは、「やまとの湯」からすぐ近くの寿司屋「にぎりいっちょ」。
これはそのふざけたネーミングと、激安価格から推し量り、チェーンの回転寿司のようなクソマズイ店かと思いきや、意外や意外、本格寿司の店なのだ。

大将は代々東山で営業していた寿司屋の息子で、東京でも修行したことがあるという本格派の板前。
自分で店を出すことになり、やはり一人でも多くのお客さんに来て欲しいという思いで、こういうネーミングにしたということなのだよな。

頼んだのは「上にぎりセット」。

まず小鉢がつく。

寿司。これがどれも、けっこうきちんとうまい。

それにうどんもついて、シメて1,000円。ずいぶん勉強してくれているじゃないか。
壬生やまとの湯へ入って、そのあとここに来るというのは、一つのゴールデンコースだと思うから、近くに住んでる人はぜひ行ってみてください。

食べログ:にぎりいっちょ


晩めしに、グルメシティで天然はまちのアラを発見。
これは骨の全くない部分で、それが150円というのはどうしちゃったんだろうと思いながらも購入。
最近解ったんだが、グルメシティでは早い時間に行くと、ちゃんとアラが置いてあるんだな。
さすがにこういうお買い得品は、あっという間に売り切れてしまうということなのだ。
はまちやぶりは、天然だからといって養殖より美味しいとは限らないのだけれど、どうであれ150円なら文句はない。

これを大根といっしょに炊く。
もうアラ炊きについては何百ぺんも書いているのだけれど、これは唯一のコツは、アラをきちんと湯通しして、そのあと水でよく洗っておくこと。これだけすれば、あとは何をどうやったっていいのだ。

「アラ炊き」と「アラの煮付け」というものと、2種類あるわけなのだけれども、今日はアラ炊き。これはヒタヒタの煮汁で、大根と一緒にとろ火でコトコト1時間くらい煮ること。
「煮付け」というのは、少量の煮汁を、強火で煮詰めることなのだ。

味付けはやはり、みりんや砂糖をたくさん入れて、こってりさせたほうが僕は好き。でもこれは完全に好みの問題だ。
あと酒はできるだけたっぷり入れたほうがうまい。

素麺も添えてみた。
煮物はかならず、火を止めてから30分以上は置くようにする。その間に味がしみるのだ。

酒は大七からくち生もとを2合。
これをちびちびやりながら、夜は更けていくのであった。