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2011-07-15

祇園祭 宵々々山

祇園祭は日本三大祭の一つ、日本を代表するお祭りなのだから、京都にいるうちにちゃんと見ておきたいと思うわけだ。
いやべつに京都からいなくなるつもりではないが、名古屋へもずっといたいと思っていながら、結局1年8ヶ月。広島にも1年8ヶ月。どうも僕は、一ヶ所に定住しない傾向があるみたいで、これからのことはどうなるか解らない。

しかしこうやっていろんなところを点々としながら思うことは、土地のことというのは、そこに住まない限り解らないことがあるんだよな。
名古屋など典型で、僕は名古屋へは何度も仕事で来たことがあったけれど、あんな街だとは住むまで知らなかった。
あんな街ってどんな街、って話だが、ほんとにいい所なのだ、名古屋というのは。
観光として行っても、見る場所は名古屋城くらいで、他に何もないのだけれど、住むのにあんないい場所はない。

まあしかし、これは広島だって同じだ。
僕は食べ歩きというのは、広島に引っ越してから始めたのだ。
ブログも本格的にやり出したのは広島から。
広島の飲食店には、印象深いところがいくつもあって、また行きたいなと思うけれども、広島に2、3日いたくらいじゃ絶対に行き切れない。
飲食店巡りも、そこに住んでいるか、よっぽど何度も行く機会がない限り、できないことなのだよな。

というわけで、京都もいる間に、見るべきところは見ておかないと、いけないわけなのだよな。

祇園祭というと、ハイライトは7月17日に行われる「山鉾巡行」なのだけれど、その前に3日間にわたって、「宵山」というのが開催される。
これは京都市街の中心地を、広大な地域にわたって交通規制しておこなわれる「巨大縁日」だ。

これは東西は歩いて30分、南北は20分くらいあるだろう。
これが夜の6時から11時まで、車が完全にシャットアウトされるというのだから、
「日本一の歩行者天国」
と言えるのじゃないか。

いちおう昨日は、西の端から東の端まで歩いてみたが、それだけでぐったり疲れた。
また本当は、脇道にも色んなものがあるのだ。
これは宵山の3日間くらいじゃ、到底見きれないな。

京都に来て思うんだが、さすが千年の歴史がある場所だから、1年や2年住んだくらいじゃ、到底全部見切れない。
というかもう、全部を見ようなどということは、とうに諦めているわけなのだ。

というわけでとりあえず生ビール。

祇園祭のとうもろこしも、ほかの場所にあるとうもろこしと全く一緒だ。

焼き鳥も同様。

とにかくあまりに広大で、人が大勢いて、最後には頭がぼうっとしてきて、昨日はそのまま家に帰った。
夜が更けるにつれ、道端にべったり座って宴会して、ゲロとか吐いてる人もいたな。
白いベンツ乗り付けて女の子ナンパしに来ているヤンキーもいた。