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2011-01-10

牛肉と大根の韓国風煮込み鍋

今日も韓国風料理。
牛肉と大根の煮込み鍋。
これは以前、蒲田の韓国マッサージのオネエちゃんに食べさせてもらったことがあって、それを思い出して作っているのだ。
もう何回か作っているのだが、そのたび悪くはないのだが、どうも満足な出来にならない。
そういう料理、時々あるのだよな。
まあしかし、そうやっていろいろ試行錯誤するというのも、料理をするということの一つの楽しみではあるわけだ。

グルメシティの特売のときに買っておいた、牛バラのブロック肉。
これまた自然解凍し忘れて、ぬるま湯につけて解凍するハメになってしまった。

これを適当な大きさに切り、酒をこれでもかというくらいたっぷり入れた水に入れ、火にかける。

かなり大量のアクが出てくるので、これをていねいにすくいとる。

この料理のアクの処理については、このやり方でまちがいないと思う。
今までいろいろやってみたのだが、けっきょくこのいちばん単純なやり方が、アクもきちんと取れるし、しかもスープのコクを失わないということがはっきりした。

しばらくアクをとって、もうおおかた、これ以上はアクが出てこないということになったら、ニンニクをガバチョと入れ、それからとろ火でコトコトと煮込む。
これを今回、3時間煮込んでみたのだが、それだとまだちょっと固かった。
やっぱり牛肉は、4、5時間煮込まないとやわかくならないのだな。

煮込みの最後に大根を入れて、20分くらい煮て大根がやわらかくなったら、塩を加え、火を止めそのまま置いて冷まして、味をしみ込ませたら、煮込みは完了。

あとはこれを、水菜と油揚げを入れた鍋に移し、ひと煮したら出来上がり。

肉はまだちょっと固かったのだが、スープは今まででいちばんいい味にとれて、この味のしみた大根とか、しみじみとうまい。
牛肉のスープは、日本ではカレーやシチューは別として、ほとんど使わないわけだけれど、それは牛肉の味がやさしすぎて、醤油の味にイマイチ合わないということが、理由の一つかと思ったりする。
この韓国式の、ニンニクと塩だけの味つけ、かなりイケルと思います。

昨日は熱燗は3合。
このところ、今まではだいたい3合どまりだったものが、4合いくようになっていたから、さすが正月や休日は気がゆるむなと思っていたのだが、最近飲み始めた月桂冠の「月」、何気なく成分表示を見てみたら、なんとアルコール度数、13.5度なのだ。
前まで飲んでいた松竹梅は15度、そんなことでコストを削っていたのか、ということでもないだろうが、いつもより杯がすすむというのは、そういうことも関係あったのかも。
でもたしかにこの月、安いわりには飲みやすく、変な雑味もしないので、しばらくこれを飲んでみようかと思ってる。

そして今日。
この鍋の残りで雑炊をした。
韓国式に言えば、クッパだな。
僕はサトウのごはんを冷たいまま汁に入れ、煮てしまう。

言うまでもなくうまいです。
やはり鍋は、ここまでやらないと、終わらないのだな。