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2013-06-29

昨日は家でおとなしく、半熟卵のパエリア。

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 半熟卵のパエリア

半熟卵のパエリア。






おとといの朝まで飲んだ酒は、昨日にはもうすっかり抜けてはいたが、
まだ疲れが残っていた。

カフェで何とか仕事を終えると、もうヘトヘトになっていた。

「若いころは、寝れば疲れは取れたのに・・・」

だいたい今は、疲れるほど眠りが浅くなってしまうから、
それも仕方がないと思う。


金曜日はだいたい毎週、
京都四条大宮のバー「スピナーズ」へ行っていた。

「でも今日は、やめておいたほうがいいな・・・」

マスターのキム君が心配するといけないと思い、
「今日は家で飲むから」とメールを送る。

「承知しました~」と返事が来た。


家へ帰ってすこしギターの練習をし、パソコンを開いてみたら、
フェイスブックにメッセージが入っていた。

以前スピナーズで知り合いになった、29歳の女性からだ。

「今日はスピナーズ来ないんですか?
私は友達と今飲んでいます~」


ぼくは10分ほど、どうしようかと考えた。

「今から行って、一杯だけ飲んで帰る手もある・・・」

しかしさらに考えてみると、
ぼくはスピナーズへ「一杯だけ」と思って行って、
一杯で帰れたためしが一度もない。

泣く泣く、お断りの返事を送った。






晩酌は、「京永野無添加赤わいん」が半分残っていたから、
それに合う肴を考えないといけなかった。

あれこれ考えているうちに、思い浮かんだことがあった。

「パエリアを、卵で閉じたらどうだろう・・・」

パエリアの材料は、ニンニクと玉ねぎ、鶏肉、トマト・・・。

チキンライスの材料と同じである。

「これを卵で閉じれば、オムライスと同じことになるのだから、
きっとうまいに違いない・・・」

2日つづけてパエリアというのも、芸がないとは思ったが、
思い付いてしまったものは、仕方がない・・・。

早速やって見ることにした。


途中までは、普通にパエリアを作る。

半熟卵のパエリアの作り方(1)

オリーブオイルでみじん切りにしたニンニクと玉ねぎ、セロリ、
さらにぶつ切りの鶏肉、1カップの米を、それぞれじっくり炒める。


1カップ強の熱湯と大さじ1の酒、小さじ1の塩を入れ、
くし切りにしたトマトとピーマン、シメジをのせる。

半熟卵のパエリアの作り方(2)

フタをして、弱火で15分、さらに火を弱めて10分炊く。


ここで溶き卵を流しいれる。

半熟卵のパエリアの作り方(3)

弱い火加減を保ったまま、卵が半熟加減になるまで加熱する。


なかなかうまい・・・。

半熟卵のパエリアの作り方

半熟卵がご飯に絡むところが、
また何ともいいと思った。






パエリアは、3分の1くらい残して、翌日の昼飯にしようと思ったが、
けっきょく昨日も、おととい同様、残さずすべて平らげた。

「腹ごなしにちょっとだけギターを弾いてから寝よう・・・」

そう思ってギターを触りだしたら、止まらない。

寝たのは2時を過ぎてしまった。


「スピナーズへ行っても良かったんじゃないの?」

チェブラーシカのチェブ夫

そんな、後悔させるようなことを言うなよ。