昨日の晩酌は・・・。
豚肉トマ玉炒め。
それに豆ごはん、ブロッコリーと油揚げの味噌汁、浅漬け。
昨日はご飯が食べたい気がしたから、えんどう豆を買って冷凍しておいたのを入れ、豆ごはんにすることにした。
豆ごはんは簡単にできるけれど、豆の淡い味がご飯に移り、しみじみうまいとぼくは思う。
研いでザルに30分くらい上げておいた米1カップに、だし昆布、えんどう豆、水1カップ、酒大さじ1、塩小さじ1/2を鍋に入れ、白米と同じように炊く。
上の集合写真に入れなかったのだけれど、こないだのサンマ山椒煮を冷蔵庫から出してきたのがあり、
これをおかずにして食べたら、死ぬかと思うほどうまかった。
和風の炊き込みご飯にすると、どうしてもほかに、メインの皿を作らないといけないことになる。
豚のショウガ焼きにでもしようかと思ったけれど、それだとちょっと普通すぎる・・・。
そこで冷蔵庫に入っている、トマトを入れることにいた。
さらに卵も入れれば、オムレツにベーコンを添え、ケチャップをかけるのと同じ話で、黄金の取り合わせということになる。
まずは多めのサラダ油で、溶き卵2個を炒める。
あまり細かくかき混ぜず、大きめにまとめたほうが、食べごたえがいい。
半熟加減になったら卵をとり出し、改めてサラダ油少々を引いて豚コマ肉200グラムを炒める。
豚肉の色が変わったら、細切りにした玉ねぎ1/4個を加えてサッと炒め、酒とうすくち醤油大さじ1、砂糖とおろしショウガ小さじ1を入れてすこし炒める。
くし切りにしたトマト1個を加えてサッと炒め、トマトがしんなりしてきたら、卵をもどし入れる。
塩小さじ1/2くらいとコショウ少々を入れ、片栗粉小さじ2に水小さじ4の水溶き片栗粉でトロミをつける。
皿に盛り、色目に青ねぎを散らす。
さわやかな味で、ビールが進む・・・。
あとはブロッコリーと油揚げの味噌汁。
浅漬け。
四条大宮のタリーズへは、ブログを更新しにほぼ毎日行く。
だいたい同じような時間に行くから、しょっちゅう顔を合わせる人も何人かいるけれど、言葉を交わすことはこれまでなかった。
しょっちゅう顔を合わせる人の一人に、小林麻美似の女性がいる。
年の頃は30代と思しきその女性は、たぶん子供のいない専業主婦なのだろう、一人で来てはぼくと同様喫煙室のテーブル席にすわり、スマホをいじりながら1時間ほどいて帰っていく。
言葉を交わしたことはなくても、しょっちゅう見かけるから、行動パターンは読めてくる。
すわる席が何ヶ所か決まっていて、それがどれも「隅っこ」だ。
喫煙席で、隅っこの席が空いていない場合には、禁煙席にすわることもある。
禁煙席ですわるのも隅っこで、その席も決まっている・・・。
ぼくがこれだけ行動パターンを読んでいるくらいだから、むこうもこちらの行動パターンを読んでいたりすることだろう。
表情に何とはなしに、ぼくのことを意識している様子も窺えるのだけれど、これまではぼくから話しかけることはなく、むこうから話しかけられることもなかった。
ところが昨日、その均衡が破れた・・・。
ぼくがいつものようにブログの更新をしていると、小林麻美がやってきた。
ところが小林麻美は、すぐに席にすわらない。
何やら迷っている様子をしている。
見ると小林麻美がいつもすわる隅っこの席は、すべて埋まっている。
それで自分の本意ではない席にすわるかどうか、迷っているのだとすぐに分かった。
しかし小林麻美の好きな席の一つに置いてあるカップやら紙くずやらは、前のお客さんが片付け忘れていったもので、そこには実は誰もいないことを、ぼくは前からいたから知っていた。
そこで小林麻美に教えてあげた。
「そこの席、誰もいないから座っても大丈夫ですよ・・・」
小林麻美は一瞬びっくりしたような顔をしたが、すぐにニコリとし、荷物をその席に置くと、上に置かれていたものを片付けに行った。
戻ってくると、ぼくの前まで来て、
「ありがとうございます・・・」
礼を言ってから、席にすわった・・・。
「これからどうなっていくのかな。」
べつにどうもならないよ。