昨日のおっさんひとり飯は・・・。
あさりのパエリア。
おととい朝まで飲んだおかげで、
昨日は昼ごろ起きてもまだ酒が、
頭のてっぺんから足の先まで残っている。
トイレへ行ったらまた布団にもどり、
そのまましばらく、前の晩のことを思い出しながらグズグズする。
「やはり20代は、30代とは若さが違うな・・・」
30代でも、50のおっさんに比べれば十分若いが、
30代になると、「自分の人生これでいいのか」と、
迷いはじめる人が多いと思う。
でも20代は、脇目もふらず驀進している。
「息子も驀進しているのかな・・・」
息子たちとはしばらく会っていないから、
どうしているのかよく分からない。
何とか起きだし風呂に入り、
出かける支度をした。
お世話になっている商店街の八百屋の、
おじいさんが亡くなった。
「お香典を持って行かないといけない・・・」
おじいさんは、ぼくが八百屋に行くと、
堀川ごぼうの起源やら、戦争中の体験やら、
あれこれ話しをしてくれた。
祇園祭のお神輿のときには、
宴会にも呼んでくれた。
昔気質の背筋がきちんと伸びた人で、
ぼくはおじいさんと話をするのが好きだった。
八百屋でお悔やみをし、カフェでブログを更新したら、
もう晩酌の支度をはじめる時間になった。
昨日は注文した「京永野無添加赤わいん」が届いていたので、
パエリアを作ることにしていた。
無添加赤わいんは、ぼくがよく行く京都四条大宮のバー「Kaju」で知ったもので、
出来立てを瓶詰めしていてグレープジュースのような味がする。
賞味期限が短いので、すぐに飲んでしまわないといけない。
パエリアは、アサリを入れることにした。
パエリアは米を研ぐ必要もなく、作るのがとても簡単で、
しかも肉類、魚類、野菜類、あれこれを入れることができるから、
ひとり暮らしの食事にはうってつけだとぼくは思う。
フライパンは20センチくらいの小さめのものを使うと、
米1カップを炊くのにちょうどいい。
1カップの米は、一食分にはちょっと多いが、
残れば翌日の昼飯にもなる。
多めのオリーブオイルをフライパンに入れ、
みじん切りのニンニク1かけと玉ねぎ1/4個を弱めの火で炒める。
昨日は冷蔵庫にセロリがあったから、それもみじん切りにして入れた。
2~3分炒めたら、鶏肉100グラムを入れて色が変わるまで炒め、
米1カップを研がずにそのまま入れる。
米も2~3分、じっくり炒める。
熱湯1カップと酒大さじ1、塩小さじ1を入れる。
熱湯は、普通のパエリアはもう少し多いほうがいいが、
アサリから水が出るので少なめにする。
8等分のくし切りにしたトマト1個、細切りにしたピーマン1個、シメジ、
それに塩水に1時間くらい浸けてよく洗ったアサリ200グラムをのせる。
フタをして、火加減を弱火にして15分。
さらに火を弱めて10分炊く。
ひとり暮らしだから、フライパンから直接食べる。
3分の1くらい残しておこうと思っていたが、
けっきょく全部食べてしまった。
昨日は晩酌の支度をしながら焼酎の薄い水割りを2杯、
晩酌しながらワインを2杯、
晩酌を終えてウイスキーを1杯飲み、
1時に寝た。
今朝目が覚めたのは、5時。
朝まで飲んだ翌日は、なぜか早く目が覚める。
二度寝したいと思ったが、できずに6時半に布団を出た。
今日はちゃんと仕事しないといけないね。
がんばるよ。