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2011-06-30

炒麺2種

この頃何かと素麺を食べるようになり、にわかに素麺に対する愛着が高まってきたので、昨日は昼めしも素麺にしてみた。

ソーミンチャンプルー。

これは以前僕が蒲田にある沖縄料理の居酒屋に入り浸っていたときに作り方を習ったのだが、異様に簡単。
しかもうまい。
これもひとり暮らしの男性には力強い味方となるから、ぜひ試してみてもらいたい。

と言って作り方を説明するまでもないほどで、フライパンでシーチキンとニラ、そして硬めにゆがいて水にさらし、よく水を切った素麺を炒め、塩コショウする。以上。
シーチキンは中に入っている油ごと使う。だから改めて油は敷かない。

こんなに簡単なのに、すごくうまいのだ。シーチキンが絶妙な調味料の役割を果たしている。
ちょっとビーフンとかそういう東南アジア料理の風情もあって、沖縄の文化っていうのは、やっぱり南方系なんだなと感じさせられるところだ。


晩めしの材料を探しにグルメシティへ行ったのだが、何なのだ、今は。
ゴーヤ258円。オクラ258円。ほうれん草も小松菜も水菜も198円。長ネギは細っこいのが一本158円。
ゴーヤとオクラの値段にはまったく眼を剥いてしまったのだが、これはこの異常に早かった梅雨入りのせいなのか。それとも東北の野菜が出荷停止になっていることが響いているのか。

まあいずれにせよこんな値段じゃ野菜は買う気がしないなと思っていたら、冷蔵庫に見切り品一本50円で買ってあった長ネギが入っていることに気付いたので、それとやはり冷蔵庫に中途半端に残っていた鶏肉、通常通りの価格だったしめじ68円だけ買って、焼きそばにすることにした。
焼きそばにはほんとはビールかなと思わなくもないが、ちゃんと和風の味付けにすれば日本酒にも合わないことはないだろう。

鶏肉と長ネギの焼きそば。

焼きそばというのは、もちろん作り方は色々あるが、こういう肉や野菜と麺とを一緒に炒めるタイプのものは、まず肉と野菜を炒め、次にタレをジャーと入れ軽く肉や野菜とからめ、最後に焼きそば用の蒸し麺を入れ炒め上げる、という手順になる。
この順番でやると、タレが肉や野菜のうまみを溶かし出して、そのうまみごと麺にしみ込むということになるのだ。

鶏肉は余っていたから使っただけで、ほんとは豚肉でもいいし、野菜もニラともやしとか、好きなものを使えばいいのだ。
タレは基本が酒と醤油。これに昨日はチューブの生姜だけ混ぜ込んだが、ニンニクを入れるとより中華風の味になる。
醤油を入れずに酒と生姜とニンニク、それに塩で味付けすると、塩焼きそばになる。

こういう料理だとどうしても中華だしの素を入れたくなる人もいるかもしれないが、まったく必要ない。ただその分酒をたっぷり使うから、中華だしの素のほうが値段は安いかもね。

最後に味を見て塩気が足りなければ塩を追加し、好みでコショウを振るが、炒め物の味見というのは間違う場合が多いから、塩気はちょっと足りないかなというくらいにしておいて丁度よいことになる。

麺はふた玉使ってしまい、食べ切れないかなと思ったけれど、意外にぺろりと行けてしまった。
その代わり酒はいつもより少なめで1合半。
この炭水化物路線、土曜日にサウナへ行ったとき体重を測って、太っているようならどうするかまた考えることにする。