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2013-08-14

一人暮らしのための、冷蔵庫の使い方

今回、ツイッターで要望もあり、また前からぼく自身も取り上げたいと思っていた
テーマである、
「冷蔵庫の使い方」
について紹介したい。

冷蔵庫の使い方

冷蔵庫は、やはり自炊するには絶対的に必須だから、
どのように使うかは、それぞれがあれこれ考え、やっていることだと思うけれど、
これから紹介するのはあくまで「ぼくの考え」であり、
「こうでなければいけない」という事ではないのはもちろんである。



◆冷蔵庫にはできるだけ物を入れないのが基本


ぼくの考えでは、冷蔵庫(冷凍庫も含む)には、
「できるだけ物を入れない」
のが基本だと思う。
冷蔵庫にあれこれたくさん物が入っていると、よっぽど整理能力が
ある人なら別だけれど、ぼくなどは何が入っているか分からなくなり、
結局使い切れない物を増やすことにつながってしまう。

またぼくなどは、冷蔵庫にたくさん物が入っていて、それを
「使わなければいけない」
と追い立てられるようになるのもイヤだ。
さらに、これもぼくの場合だが、買い物へ行ったりすると、お店で売っている
目新しい食材が食べたくなり、冷蔵庫に入っている古い食材を、
どうしても後回しにしてしまう傾向もある。

そこで冷蔵庫にできるだけ物を入れないようにしようと思うと、
「買い物の仕方」を考える必要があることになる。
冷蔵庫に物があふれ返ってしまうのは、不必要なものまで買ってしまうのが
原因である。

だいたい冷蔵庫の中身というのは、常に「ちょっと足りない」と思うくらいで、
実際には丁度よいものではないかとぼくは思う。



◆極力冷凍しない


さらに冷蔵庫の中でも、冷凍庫については、極力物を入れないように
することが必要であると、ぼくは自分に関しては思う。
一旦冷凍庫に入れてしまうと、何となくそこが「永久保存庫」のような
気がしてしまって、半年や1年、入れっぱなしになってしまうことも、
ぼくの場合は少なくない。

また「解凍」の問題もある。
精肉や鮮魚などを、味を落とさずに解凍しようと思うと、やはり電子レンジではなく、
冷蔵庫に移して1日置く、自然解凍をする必要があるが、
それではやはり、どうしても手間と感じることになってしまう。

だから、
「肉や魚を買い過ぎない」
ことは、買い物の仕方のなかでも、特に大事になってくると思う。

ぼくは肉や魚は、できればその日食べる分だけ、そうでなくても極力、
チルドで保存がきく3~4日中に食べられる分だけを買うようにしている。



◆冷凍保存すると便利なもの


ただもちろん、冷凍保存すると便利なものもある。

冷凍保存すると便利なもの

それはまず、
「冷凍保存しても味の劣化が少ない」
もので、さらに、
「解凍の手間がかからない」
ものということになる。

◎油揚げ
油揚げは買ったら、1回に使う分ごとに切り分けラップに包み、すぐに冷凍庫に
入れてしまう。
油抜きを兼ねて給湯器のお湯をかければ、すぐに包丁で切れるくらいの
固さになる。

◎ウィンナー、ベーコン、ちくわ
これらも買ったらすぐに、袋ごと冷凍庫に入れてしまう。
油揚げと同様、水かお湯で簡単に解凍できる。

◎生ワカメ
ワカメをサッとゆでたものは、冷凍保存がよく利く。
流水に放すとすぐに解凍できる。

◎実山椒
旬の時期にサッとゆでたのを小分けにして冷凍してある。
凍ったまま料理に放り込んで使う。

◎えんどう豆、青のり
旬の時に買った生の物を冷凍したのが、まだ残っている。
(本当は早く食べないといけない)
これも凍ったまま直接料理に放り込んでしまう。

◎ごはん
ごはんは1カップを炊いたら、その日に食べるのはその半分で、
残りの1/2カップ分はそれをさらに半分に分け、1/4カップ分ずつラップに包み、
冷凍庫に入れておく。
これは朝めしなどで、水に入れてそのまま火にかけ、お粥にする。

◎冷凍うどん
冷凍うどんは、ぼくは冷凍食品の中では唯一常備している。
下手なうどん屋のうどんよりうまい。

◎ひき肉
ひき肉は、一番小さなパックでも、スーパーで売っているのは大き過ぎ、
半分は冷凍保存せざるを得なくなる。
だいたい炒めて使うから、フライパンにサラダ油を引いて弱火にかけ、
凍ったままのひき肉を入れてフタをして、まず解凍してしまってから、
さらに強火で炒めるようにしている。

◎鯛あら
鯛あらも、パックが大きすぎる場合は、湯通しと水洗いだけして
冷凍保存しておくことがある。
使う場合はだしに使うから、そのまま水に入れて煮出してしまう。



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◆野菜の保存方法


冷蔵庫の使い方で、もう一つ悩みのタネになるのが、「野菜の保存方法」だと思う。
野菜はある程度色んな種類を常備しておくと、料理が楽しくなるものだけれど、
玉ねぎとイモ類だけは、戸棚で1ヶ月ほどは余裕で持つが、それ以外のものは
一人暮らしだとダメにしてしまい、使い切れないことになりやすい。

でも野菜の保存方法には鉄則がある。

野菜の保存方法

「新聞紙やキッチンペーパーに包み、さらにビニール袋に入れる」
ことである。

野菜は、干からびてしまうことがダメにする一つの原因で、それを防ぐためには
ビニール袋に入れる必要がある。
しかしただビニールに入れてしまうと、今度は野菜から出た水分で、
野菜が傷んでしまうことになる。

そこでまず紙に包み、湿気を吸収させた上で、ビニール袋に入れる。
その上で野菜室に入れておけば、だいたい2週間くらいは持つ。

特にショウガやみょうが、大葉、ニンニクなどの薬味系は、たぶん強いのだと思う、
この方法で保存すると、1ヶ月くらいは持つ。

薬味の保存

ぼくは、薬味は野菜室に入れると、他の野菜とまぎれて見つけ出しにくくなるので、
それぞれ紙とビニールに包んだ上で、冷気を防ぐため大きめのタッパーに入れ、
冷蔵庫の本室の方に入れるようにしている。



◆おまけ


あとぼくの冷蔵庫は、このようになっている。

ぼくの冷蔵庫1

ぼくの冷蔵庫2

ぼくの冷蔵庫3

今日は調味料が切らしているものがあったり、冷蔵庫の処理期間に入っていたりで、
物はいつもはもう少したくさん入っている。

一番上の写真で、チルドに入っているのはちりめんじゃこ。