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2013-08-10

食器洗い・片付けのやり方について

食器洗い・片付けのやり方について

昨日食器洗いと片付けの「秘訣」について書き、やり方については
「奥さんか彼女に習うといい」
とだけ書いておいたら、多くの食器洗い・片付けをしている男性から反響をもらい、
自分のやり方を教えてもらったのだけれど、
せっかくだからぼくも、ぼくの食器洗い・片付けのやり方について、紹介しておきたい。

ただこれは、誰かからきちんと習った、というものとはちょっと違い、
ぼくの自己流のやり方なので、あくまで「参考にする」ということにして、
自分は自分のやり方を見つけるようにしてもらえたらと思う。


◆調理器具洗いは「料理と同時並行」が基本


まず食器洗いについては、料理する時に使う調理器具を洗うということがある。
包丁やまな板、鍋、計量カップや計量スプーン、菜箸、スプーン、お玉、
材料を一時的に入れておく器などなど、料理するときには多くの器具を使う。

これを洗うには、今回反響をくれたほぼ全員が言っていることが、
ぼくも同じようにやっていることなのだけれど、

「調理中に同時並行しながらやる」

のが基本だと思う。

料理に使う器具はかなりの数になるので、それをそのままにしていたら、
それだけでキッチンが一杯になってしまう。

だから調理器具は、

「洗ったらふきんで拭いて、戸棚にしまう」

ところまでやってしまう。

ところでぼくは、例えば計量スプーンなど、使い終わったら即、
何も考えずに洗って拭いて、しまってしまうので、後になって、
一度しまった計量スプーンをまた出して使うということになることがある。
場合によっては、同じ調理器具を、3回も4回も洗うこともある。

でもそれはそれで、かまわないと思っている。
「洗うか洗わないか」をイチイチ考えるより、何も考えずにとにかく洗ってしまった方が、
同じ器具を何度も洗うことになってしまっても、作業はシンプルに進められると
ぼくは思う。


◆洗剤は極力使わない


調理器具にしても食器にしても、洗う際には、ぼくは基本的に、
洗剤は使わないようにしている。
別にエコとは関係なく、洗剤を使えば、洗う手間が大きく増えてしまうからだ。

洗剤を使うと、まず洗剤で洗い、さらにその倍くらいの時間、すすがないといけない。
だから洗剤を使わなければ、洗う時間は3分の1になるわけで、
一度このラクさを知ってしまうと、もう後には戻れなくなる。

今は毛糸状の繊維を貼りつけた、水洗い専用スポンジ

水洗い専用スポンジ

が売っていて、これを使ってお湯で洗えば、油汚れもかなりのところまで落ちる。
といってもたしかに、ひどい油汚れはそれでは落ちないこともあるのだが、
洗った後にふきんで拭けば、その時点で油汚れはほぼ完全に落ちる。

油で汚れたふきんは、お湯で洗えばきれいになるから、このように、

「ふきんで拭くところまでが食器洗い」

だと考えれば、油汚れに関してはほぼ問題がない。

ただ洗剤を使わないと、「雑菌が落とせないのでは」と思う人もいるかもしれない。
でも雑菌は、食器をすぐにきちんと拭いて乾燥させてしまえば繁殖しないし、
よっぽど小さな子供でもいれば別だが、ぼくの大雑把な腹に関しては、
それで壊したことはこれまで一度もない。


◆酒を飲んだら食器洗いはもうしない


調理器具については、食事を始める時点ですべて洗い終えるようにしている。
料理と同時並行で洗っているから、料理が終わった時点で、基本的に
洗い終わっている訳だし、最後に作るのが炒め物の場合などだと、
料理が終わった時点でまだずいぶん色々調理器具が残っているが、
それらは全て、洗い終わってから食事を始めるようにしている。

食器洗いや片付けは、

「できるかぎり後回しにしない」

ことが基本で、後回しにすればするほど、取りかかるのが面倒になってしまう。
それにこれは、ぼくはもう習慣になってしまっているから、
調理器具を洗い残したままだと気持ちが悪くて、食事を始める気にならないのである。

ただ食事を始め、酒を飲んでしまったら、もう食器洗いはしない。
酒を飲み、せっかく気分が良くなっているところで、食器洗いなどしてしまっては、
その気分が台無しになってしまうとぼくは思うからだ。

だから晩酌の食器は、食べ終わったら水だけ張って、
シンクに放置しておくようにしている。


◆油を使った時はレンジ周りを拭き上げる


朝になって、山積みになった食器を洗うのだが、その後、炒め物など
料理に油を使った時には、必ずレンジ周りを、すべて水拭きするようにする。
油汚れは時間がたつと酸化して落ちにくくなるから、すぐに落としてしまうことが
肝心なのである。

付いてすぐの油汚れは水拭きで十分落ちるから、洗剤などは使う必要はない。
コンロはもちろん、シンクのコンロ周りから、置いてある鍋や調味料の容れ物、
さらには周りの壁、換気扇まで、すべて拭き上げる。

これをやるかやらないかで、その後のキッチンの汚れが大きく変わってくるのであり、
時間にして3分ほどかけるだけで、大掃除は大幅にラクになる。

やったことがない人にとっては、レンジ周りを拭き上げるなど、
面倒で面倒でたまらないと思うと思うが、実際には大して時間もかからず、
習慣になってしまえば、やらないとむしろ気持ち悪くなってくるのである。



ぼくの食器洗いと片付けのやり方は、以上の通りである。
もっと効率のよいやり方をしている人もいるかもしれないが、その場合はぜひ、
コメントなどで教えてもらいたい。

ただ食器洗いや片付けは、どうであっても毎日しないといけないのである。
だから大切なのは、

「やるか、やらないか」

であり、多少効率が悪かったとしても、毎日やれば習慣になって、
苦ではなくなってくるのである。