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2013-07-13

ソーミンチャンプルー、スピナーズ

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 ソーミンチャンプルー

おとといのパエリアで、昨日になってもあまりお腹が減らなかったため、
さっくりとソーミンチャンプルーにしたという次第。


ソーミンチャンプルーはご存知のとおり沖縄の料理で、
ぼくが教わった作り方は、
そうめんをシーチキンとニラで炒めるというものです。

味付けは塩コショウだけなんですが、
作ってみると分かるんですけど、
何ともエスニックな味がするんですよね。

東南アジアの方とかで、生に近いニラを麺に入れると思うんですが、
それと同じ感覚ですよね。

料理の作り方としてはほんとにシンプルなので、
そうめん、シーチキン、ニラという、日本で普通に使われる食材を使いながら、
組み合わせによって違った感覚になるというのが、
面白いなと思います。


そうめんは、1分半ほど、固めにゆでます。

ソーミンチャンプルーの作り方(1)

ゆでたらザルに上げ、水で洗う。


フライパンを強火にかけ、シーチキン1缶を入れ、
そうめんとざく切りのニラを入れる。

ただぼくは、ニラは常備しないので、青ねぎでやることが多いです。
青ねぎだと、パンチは少しなくなりますが、
これはこれで、うまいです。

ソーミンチャンプルー

ニラがしんなりするまで炒めたら、塩コショウで味付けする。


簡単すぎるほど、簡単。

ソーミンチャンプルー

にもかかわらず、うまい。

ビールにも、よく合います。




昨日は金曜だったから、
「スピナーズの日」ということになっているわけです。

今までは、金曜のスピナーズへは、
晩酌を済ませてから行っていたのだけれど、
このごろは昼にガッツリ食べるようになっているので、
腹はそれほど空いていないし、
早めに行って、早めに帰ってくることにしました。

最近のスピナーズでは、そら豆が出てくるようになっている。

四条大宮スピナーズ そら豆

お腹の方は、これだけあれば十分なのだ。


バーのカウンターは、隣に誰が座るかわからず、
それが面白いとこなんですけど、
昨日は隣に、30代と60代の男性、ふたりとも画家、がいました。

30代の画家の男性とは、何度も話したことがあるんですが、
60代のほうの人は、それまで何度も顔を見たことはありましたが、
一度も話したことはありませんでした。

ハットを被り、白いヒゲをもじゃもじゃ生やし、
仮面ライダーの死神博士(天本英世)に似た風貌。

初めは画家2人が話すのを聞いていましたが、
そのうちぼくも、一緒に話すようになり、
これが面白かったです。


「短所を磨かないといけない」と言うんですね。

短所というと、「直さなければいけないところ」と思いますが、
「長所は誰でも同じだけれど、短所こそその人の個性だ」
というわけです。

それから、
「お金がないことと、貧困とは違う」
というのもありました。

「お金がなくても、心豊かな生活を送ることはできる」
というわけです。


他にもあれこれ話しをし、ひとしきり盛り上がりました。

バーでのこういう出会いは、ほんとにいいなと思います。


死神博士とひとしきり話し終わったころ、
今度は九十九一似の男性が来て、ぼくの隣りに座りました。

九十九一は健康診断をしたら、
中性脂肪の値が引っかかったのだとか。

「ぼくは毎晩ラーメンを食べるんですが、
それをやめるわけにはいかないから、
酒を焼酎からワインに変えてみようかと思うんです・・・」

ぼくがちょうどブログに、「酒と肥満」の話題を書いていたことから、
「どうやって体重を落とすか」の話で盛り上がりました。


九十九一との話がひとしきり終わると、
マスターのキム君が、
「高野さん、ギターを持ってこなくていいんですか?」
と言う。

昨日は祇園祭の前だからか、金曜にしてはお客さんが少なく、
「セッションをしてもいいですよ」とのこと。

しかしこれは、キム君一流の作戦でもあるわけですよ。

ぼくがギター演奏をして楽しくなれば、
とめどもなくなってしまうことを、よく知っている。


それを分かっていながら、ぼくはいそいそとギターを取りに帰り、
それからセッション。

四条大宮スピナーズ セッション

ひとしきり盛り上がる。


セッションが終わると、キム君が
「天下一品へラーメンを食べに行こう」
と言う。

ぼくも小腹が空いてきた感じがしたから、
キム君と、ほかにお客さん2人と、一緒に行くことにしました。

天下一品は京都が発祥で、
京都の人で、天下一品ファンは多い。

天下一品 二条店

キム君も、
「天下一品は『ラーメン』ではなく、『天下一品』という別の食べ物」
だと言います。


ビールで乾杯。

天下一品 ビールで乾杯



ラーメンは、「こってり、麺カタ、ニンニク入り」。

天下一品 こってり、麺カタ、ニンニク入り



ラーメンを食べたら、スピナーズへ戻ってもう一杯。

スピナーズ 焼酎水割り

隣のお客さんとあれこれ話すうちに、
ぼくは限界が訪れ、帰ることにしました。


家にたどり着き、時計を見たぼくは、
そのとき初めて気付きました。

「またやっちまった・・・」

午前4時。

早めに行って、さっくり帰るはずが、
けっきょく開店すぐから、閉店間際まで、
いてしまったというわけです。




「短所は個性だから、おっさんもこれに磨きをかけなよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

おまえずいぶん他人事みたいだな・・・。