2008-09-08
広島堺町 カレー 百番目のサル(二度め)
この店のカレーソースには、「インドカレー」と「欧風カレー」の二種類があって、前回は人気だというインドカレーの方を食べてしまったのだ。
おいしかったので良かったのだが、やはり「おうちのカレー」とガチンコ勝負(*)の欧風カレーを食べてみずにはなるまいと、今回は「欧風ポークカレー」680円、その大盛り880円を頼んだ。
ひとことで言うと、正統的な欧風カレーをていねいに手をかけて作った、という感じ。
正統的な欧風カレーって、まああんまりよく知らないのだが、「海軍カレー」などという言葉からイメージされる、ちょっとストイックな感じとは対極にある、ゴージャスな感じのするカレー。
東京新宿 中村屋のカレーと、ちょっと似ていると思う。
そんなに高いものではないにしても、吟味された材料をケチらずに使い、手間と時間もたっぷりかけた、という感じが伝わってくる。
玉ねぎなんかも、かなり時間をかけて火を通しているのだと思う。
辛さもちょうど良い感じで効いており、またりんごだろうか、酸味がけっこう強く出してある。
その酸味が、豚肉がばら肉を使っているので、その濃厚なうまみと、絶妙なハーモニーと言いたくなるようなバランスをかもし出している。
ご飯も固すぎず、やわらかすぎず、ちょうど良い。
大盛なので量も申し分なく、また食べ終わって腹がもたれるということもない。
値段もこの材料と味から考えれば、かなり安いと思う。
ということで今回の勝負は、お店のカレーがプロの力技で、おうちのカレーをねじ伏せた、というところだった。
★★★★☆4
百番目のサル(食べログ)
広島ブログ
2008-09-06
津山
津山 衆楽園
岡山県の中北部にある小都市、津山に仕事で来ている。
予定がたて込んでいて色々見てまわる時間もないのだが、津山の人と方言について話したのが面白かった。
広島弁では「~しなさい」ということを、「~しんさい」という。
岡山弁ではそれは「~せられえ」とか、「~しねえ」などと言うそうだが、津山弁では広島弁に近く、「~しんちゃい」となるのだそうだ。
こんな小さな一点だけとって、ことばの全体を判断できないのはもちろんなのだが、ここ津山のあたりは何か広島と関係が深いようなことがあったのだろうか、などと色々思いをめぐらすのは楽しい。
僕は名古屋に1年半ほどいたことがあって、名古屋を離れるころには、名古屋弁が自然と口から出るようにもなっていたのだが、僕の印象では、名古屋弁と広島弁はイントネーションが似ている。
関東とも関西ともちがう、独特の、田舎っぽいと言ったら失礼だが、粘り気があるというか、そういうイントネーションがあって、ただ語尾が、広島弁が「~じゃ」というところを、名古屋弁では「~だわ」となったり、広島弁で「~じゃけん」というところを、名古屋は「~なもんで」となったりする。
人から聞いた話では、岡山弁はもっと、名古屋弁に似ているのだそうだ。
岡山の人が名古屋に引っ越したら、ことばに関してはまったく違和感がなかったとか。
全国の方言が、関西から同心円状に等距離にある場所は、その場所で話される方言も似ている、という説があるらしい。
九州弁と東北弁は、聞いた感じがそっくりだ、という話もある。
そうだとすれば、中国地方と東海地方の方言は似ているということになる。
またある知人の説によれば、津山や松江などは松平家で、これは家康の次男が家祖だから、そういう関係で、東海地方とことばが似ているのだ、という。
広島ブログ
2008-09-05
広島ラーメン 福島町 巳巳(みみ)
西区福島町のラーメン屋。
精肉問屋「菊貞」のすぐ近くにある。
醤油豚骨ラーメン600円。
ランチにはセットがあって、ご飯とおでんが二本ついて、750円。
おでんは好きなのを選べる。
牛すじとかホルモンとか、旨そうなネタがどっさりあった。
このラーメン、全体としてはオーソドックスな広島スタイルなのだが、スープが独特だ。
かなり濃いのだが、ふつう豚骨は濃く出すとどうしても臭みが出るものだが、その気配が皆無なのだ。
臭みというのが、まあ例えてみれば「くせ球」のようなものだとして、もちろんそれはそれで味があるわけだが、ここは直球ストレートがズバンと来るかんじ。
しかも打者の手前でさらに伸びるのだ。
どんな感じだ。
これは僕の全くの勝手な推測なのだが、出しに何かホルモンを使っているのではないかと思う。
40歳くらいの女性が店番をしていたのだが、
「スープがおいしいですねえ」と言ったら、
「ありがとうございます、私これしかできませんから」とのこと。
ただの店番ではなく、店主なのだ。
広島の女性、ほんとに侮れない。
巳巳 (みみ) (ラーメン / 福島町、西観音町、広電西広島(己斐))
★★★★☆ 4.0
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