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2013-02-23

ワカメは炒めてもウマい。
「豚ワカメ」

こんにちは!ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思うところは多々あるとは存じますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



昨日の晩酌は・・・。



豚ワカメ。



おとといの撮影のために買い揃えた食材、多めに買ったものだからまだ余ったのが残っていて、豚肉とワカメがあったからそれを炒め合わせました。
ワカメを炒めるというのはあまり聞かないと思いますが、とてもうまいです。

ただワカメを炒めるとものすごく油ハネするので、フライパンのフタを塚原卜伝のように前に掲げて、ガードしながら炒めないとヤケドします。
味つけは、しょうゆとかつお節にゴマの風味を利かせます。



フライパンに大さじ1くらいのゴマ油とサラダ油、それに輪切り唐辛子少々を入れ、強火にかける。



豚コマ肉を炒め、つづいて火加減を中火に落としてワカメを炒める。
ワカメは乾燥したのを水で戻してもいいですが、今出盛りの生ワカメを使うともっとうまいです。



かつお節と酒、しょうゆそれぞれ少々で味つけし、器に盛ってすりゴマをふる。


これはうまいっす。



あとは春菊と油揚の吸い物。






イワシの塩焼き。






菜の花の浅漬け。


だし昆布と柚子の果汁、柚子の皮、ひたひたの水と塩で漬け込む。







昨日は本当はスピナーズの日だったのだけれど、極度の金欠になってしまって行けないことに。
報酬の入金日を間違えて、お金を使い過ぎてしまったという体たらく。

ぼくは3年前に会社を辞め、1年くらいは退職金でブラブラしていたのだけれど、退職金をきれいサッパリ使い果たした後からは、フリーのライターとして仕事をしている。
ツテも頼らず、仕事先をネットで探すところからスタートした。



会社にいると、フリーで仕事するなどというのは想像もできなかったけれど、意外に何とかなるものだ。
贅沢はできないけれど、うまいものを食べて酒を飲み、最近では恋愛できる程度のお金は入るようになっている。

「もうダメか」と思うこともあるのだけれど、そうすると予期せぬ入金がポッコリとあったりする。
お金というのは不思議なものだ。



ただぼくの場合、持ってるお金はすべて使ってしまうから、今回のようにちょっと間違えると、極度の金欠に陥ることはある。
貯金でもしたほうがいいと思うけれど、今までできた試しがない。



「そのうち何とかならなくなるよ。」


そうだよな。



2013-02-22

テレビ撮影後の晩酌。
「イカのスペイン風」「スペイン風オムレツ」

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昨日は「大阪ほんわかテレビ」の撮影でした。


テレビに撮影されるなど初めてだったぼく。
小さなワンルームにディレクター、AD、カメラマン、照明さん、音声さん、それにレポーターの女性と6人もの人たちが詰めかけて、テレビはやはり、ずいぶんたくさんの人によって作られるものだと改めて実感。

また時間もかかるもので、当日の放送時間は5分の予定なのだけれど、撮影時間は丸々6時間。
打ち合わせや移動、台本を作ったりする時間を含めれば、さらにその倍の時間はかかっていると思います。

すごい労力ですね。



まずはぼくのマンションで、レポーターの人とのやり取りを撮影。
4品作り、まあお世辞は多々あるにせよ、どれもそれなりに好評だったのでよかったす。

レポーターの女性はさすがプロ、愛想もよく、気配りも細やかで、思わず惚れそうになりましたけれど、もちろんそんなことはオクビにも出しませんでした。

当り前だ。



それから場所を移動して、急遽借りたワンルームマンションで調理シーンと完成料理の撮影。


提供の関係で、カセットコンロが使えないからです。

一日で、4品の料理を2度も作るのは、さすがにちょっと疲れましたが頑張りました。
5分とはいえ調理シーンも完成料理もかなり時間をかけて撮ってもらいましたので、放映が楽しみです。



放映は、3月3日の予定。
「常識はずれのことをする注目株」というようなコーナーで、4人が登場するうちの1人になるみたいです。

関西ローカルの番組ですので、他の地域の人は申し訳ないことに見られませんが、関西にお住まいの方は、ぜひ見ていただけたらと思います。






撮影が終わり、家に帰って晩酌。



撮影のために用意したスルメイカが余ったから、イカのスペイン風。



イカのスペイン風は檀一雄レシピで、非常に簡単に作れながら、しかも考えられないほどうまいという、ぼくがこれまで作った料理の中でもダントツにオススメの逸品。
昨日も撮影で2回作りましたが、簡単にできるのでまた作るのは苦ではありません。

用意するのはスルメイカと酒と塩、オリーブオイルと赤唐辛子、鷹の爪。
スルメイカはワタも使うので、新鮮であることが絶対条件です。

新鮮なスルメイカを見分けるポイントは、胴が濃い茶色であることで、念のためお店の人に、「ワタは塩辛にできるか」と聞いてみるのがいいと思います。



スルメイカは胴の内側にタテに入っている軟骨と、足の根元にあるくちばし1対を外し、そのままハシから、足はぶつ切り、胴はワタや墨袋を残したまま輪切りにする。


器に入れ、塩ひとつまみとコショウ少々、酒少々を揉み込んで、そのまますぐに炒めてもいいけれど、できれば30分以上置いておくと味がいい。



フライパンに多めのオリーブオイルと鷹の爪、叩き潰したニンニクを入れ、強火にかける。



煙がモウモウと立ってきたら漬け込んだイカとバター少々を入れ、あとは30秒から1分ほど、イカがぷっくりと赤くなるまでサッと炒め、味を見て塩加減すれば出来あがり。



これはほんとにうまいっす。


昨日は焼酎お湯割りでしたが、ほんとはワインにバケットで食べるとさらにうまいです。



あとはスペイン風オムレツ。


イカのスペイン風はあまりに強烈な味のため、他が和食のメニューだと、まったく不釣り合いになってしまいます。



まずは5ミリ幅くらいに切ったジャガイモを、たっぷりのオリーブオイルで揚げ焼きする。



つづいて同じ油で、細切りの玉ねぎを炒める。



ジャガイモと玉ねぎは、卵3~4個を溶きほぐしたところに入れ、ひとつまみの塩にコショウ少々で味つけする。






小さいフライパンを弱めの中火で熱してたっぷりのオリーブオイルを引き、卵の液を入れる。


じっくり火を通し、下面にこんがりと焼き色がついたら、皿を上からかぶせ、ひっくり返して一旦皿に受け、それをフライパンに滑りこませて反対側を焼く。



放射状にカットして食べる。


これも大変うまいっす。



あとは菜の花のスペイン風。


浅漬の菜の花が冷蔵庫に入っていたので、それにオリーブオイルとレモン汁をかける。






「ぼくもテレビに映るんだよね。」


昨日も人気者だったよな。



2013-02-21

あっという間にできてウマイ。
「とり貝のオイスターソース炒め」

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「どうか」と思うところも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



ムック本「おっさんひとり飯」ですが、増刷となり、ふたたびお店に並び始めているようです。
今回はコンビニを中心に配本されるみたいですので、そちらを探していただけましたら幸いです。



ということで、昨日の晩酌は・・・。



とり貝のオイスターソース炒め。



ぼくはいつも、まず魚屋へ行って並んでいるものをあれこれ眺め、何を作ろうか考えることにしています。
それで昨日は、小さなとり貝をゆでたものが売っていた。


魚屋のおばさんに、どうやって食べたらいいのか聞いてみると、

「酢みそ和えとかかなあ」

とのこと。

そこでぼくは、オイスターソース炒めにすることに決めたという企画。



酢みそ和えでおいしいものは、唐辛子と酢をきかせたオイスターソースで炒めるとおいしい。
「辛くて酸っぱくてコクがある」という、味のバランスがちょうど対応するからで、さらにぬたにするみたいに青ねぎやニラを炒め合わせると完璧になる。

とり貝にかぎらず、イカやカキ、アサリなどでもとてもうまい。

今回のとり貝は、もうゆでてあるやつだから、何の手間もかからず、あっという間に出来あがります。



フライパンにゴマ油をひき、輪切り唐辛子ひとつまみを入れて強火にかけます。


フライパンが温まったら、とり貝をサッと炒める。



ザク切りにした青ねぎを入れてひと混ぜし、合わせ調味料を入れる。


合わせ調味料は、酒とオイスターソース大さじ1、砂糖と酢、片栗粉を小さじ1、塩小さじ1/4。



これはかなりウマイです。






あとは水菜と油揚げの吸い物。






酒は、焼酎お湯割りに、柚子の皮の余ったところを入れたもの。


柚子は、丸ごと1個を買ったら、中身は絞って浅漬などに使い、皮は表面をうすく削いで細かく刻み、小分けにして冷凍する。
皮の余った部分は、こうして酒に入れたり、白湯や水に入れたりするとウマイ。






今日はこれから撮影。

がんばりマッス。