2013-07-02

イワシのなめろうでのんびり晩酌

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 イワシのなめろう

イワシのなめろう。






昨日は三条会商店街へ買い出しに行った。

このごろは多少の効率化を図るため、
以前のように毎日は商店街へ行かなくなってはいるが、
やはり個人商店での買い出しは楽しいと、いつもながら思う。

昨日も魚屋へ行き、奥で魚をさばいている若大将に挨拶すると、
若大将は持ち場を離れ、スタスタとこちらへ歩いてくる。

こういうときはだいたい、若大将がオススメの魚があるときだ。

案の定、若大将は、塩サバを勧めてきた。

「すごくいい品で、いつもは1000円以上するものですが、
これはすこし小さめだし、今日は特売日なので、
750円にしてあるんですよ・・・」

若大将が勧める品を素直に買って、悪かったためしがない。

そこでこの塩サバと、さらにやはり安く出ていた大きなイワシを3尾買い、
イワシはその日、なめろうに、
サバは翌日しめサバにすることにした。






仕事をし、そのあとギターの練習などをしていたら、
晩酌の支度をはじめるのは10時になってしまった。

でもぼくにとっては、晩酌の支度は労働ではなく趣味だから、
遅くなっても、心が休まるくつろぎの時間になる。

まずはうすい焼酎水割りを作り、それをチビチビやりながら、
何を作るか考える。


冷蔵庫には、先週買った赤カブのぬか漬けがまだ残っていたから、
それを食べてしまうことにする。

赤カブぬか漬け



昨日は豆腐屋へも行き、豆腐と厚揚げが両方あったのだが、
なめろうが火を使わないものになるから、
こちらは厚揚げを焼くことにした。

厚揚げの焼いたの



それからとろろ昆布と梅干しの吸物に、そうめんを入れることにする。

とろろ昆布と梅干しのにゅうめん



ここまで決まれば、あとはなめろうを作るだけとなる。






イワシは、手開きにする。

イワシなめろうの作り方(1)

手開きは、難しいことは何もないし、
なめろうにするにはどうせ叩いてしまうのだから、
見てくれが悪くなっても気にする必要もない。


包丁で頭を落として腹を裂き、ワタを掻きだす。

イワシなめろうの作り方(2)

イワシを横に持ち、背骨にそって親指を入れながら、
背骨の両側の身を外していく。

両側が外れたら、背骨をつまみながら背中の身を外していき、
最後に尾びれと一緒に引きちぎる。


前から後ろへ向かって皮を剥ぐ。

イワシなめろうの作り方(3)

刺身にするには、腹骨も削ぎ落としたほうがいいけれど、
なめろうは叩いてしまうからそのままでいい。


ていねいに洗ってワタの残りなどをきれいに取り除き、
水気をよく拭ったら、みそ、おろしショウガ、ネギと合わせて叩く。

イワシなめろうの作り方(4)

あまり細かくし過ぎずに、すこしゴロリとした身が残るようにしたほうが、
食べ応えがいいと思う。


好みで大葉やみょうがなどを添える。

イワシのなめろう

新鮮なイワシを使い、水洗いをていねいにすれば、
臭みなどは全くない。






食べ始めたのは11時半。

ツイッターを見ながらのんびり食べたら、
冷や酒を2合飲み、食べ終わったのは1時になった。

それからさらに、ウイスキーの水割りを1杯飲み、寝たのは2時。

それでも酒をそれほど飲まなかったせいか、
今朝は7時に目が覚めた。


「しめサバも楽しみだね。」

チェブラーシカのチェブ夫

もう今朝のうちに仕込んだよ・・・。