2013-07-03

久しぶりのスピナーズを満喫したあと、しめサバで晩酌

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 しめサバ

しめサバ。






しめサバは大好きで、よく作る。

要はただ酢に漬けるだけだから、
魚屋で三枚におろし、塩を振るところまでやってもらえば、
難しいことは何もなく、
しかも下手な店で食べるより、よっぽどおいしいのが出来上がる。

家で食べれば、値段も3分の1以下になるのだから、
もうしめサバを店で食べるのは馬鹿らしくなるほどだ。


おととい魚屋で三枚におろしてもらった塩サバが、冷蔵庫に入っていた。

しめサバの作り方(1)

これを朝のうちに酢に漬け込んでしまうことにした。

しめサバは出来てすぐより、半日~2日ほどおいたほうが、
味がなじんでおいしくなる。

魚屋でサバをおろしてもらうときは、アラもかならず持ち帰るようにしている。

サバのアラをだしにした吸物が、またうまい。


サバはさっと洗って塩を落とし、水気をよく拭ったあと、
ジップロックなどのビニール袋に、5センチ角ほどのだし昆布と一緒に入れる。

しめサバの作り方(2)

小さじ1ほどの少量の砂糖を溶かし込んだ酢をそそぎ、3時間おく。


3時間たったら酢から引き上げ、前から後ろにむかって皮を剥ぐ。

しめサバの作り方(3)

中骨も、目立つものだけ4~5本抜く。

あとはラップに包んで冷蔵庫に入れ、置いておく。






午後からは、いつものカフェで仕事をしたが、
どうも昨日は調子が出ない。

ぼくはエンジンがかかるのは遅くても、
やり始めればわりと熱中するほうなのだが、
昨日はいつまでたっても気が散って仕方がない。

おとといは深酒したわけでもなく、昨日は体調も悪くなかった。

どうしてなのかとあれこれ思いを巡らせてみたところ、
思い当たることがあった。

「スピナーズが足りていないに違いない・・・」


毎週2~3回は行っている、京都四条大宮のバー「スピナーズ」へ、
先週は、水曜日以来、1週間近く行っていない。

七夕ライブが近づき、準備も追い込みに入っているから、
時間がなかったのが理由だが、
おかげでいつも顔を合わせているマスターのキム君や、
常連の人達の顔を1週間ほど見ていない。

そんなことが理由で仕事が捗らないとは、
酒飲みの都合のよい言い訳だとは自分でも思ったが、
思い付いてしまったものは仕方がない。

自分で決めたその日のノルマを何とか6時半に終わらせ、
それから家に帰って1時間ほどギターを弾いて、
8時にスピナーズへ出かけた。


スピナーズのカウンターには、
松下奈緒似の女性と倖田來未似の女性がならんで座り、
一席あけて、小倉優子似の女性が座っていた。

四条大宮「スピナーズ」 生ビール

ぼくは倖田來未と小倉優子のあいだに座り、生ビールをたのんだ。


松下奈緒は、何やら怒っているらしい。

「まったく、おっさんは許せないわ・・・」

聞くと、小倉優子が阪急大宮の駅前で、
30代半ばとおぼしき男性に声をかけられ、
断ったにもかかわらず付きまとわれて、
スピナーズへ逃げ込んできたのだそうだ。

20代前半の小倉優子にとって、30代半ばの男性はすでに「おっさん」で、
それで「おっさん」がまとめて悪者にされていた。


「優子ちゃんは今日はお休みで、楽しい時間を過ごして帰ってきたのに、
それをああいうことでぶち壊しにされるのが、私は許せないのよ・・・」

松下奈緒は、ますますヒートアップする。

「でもそれって、声をかけられたということは、
『かわいい』と評価されたということなわけだから、
それを『うれしい』と思う気持ちとかはないんですか?」

キム君が、火に油を注ぐようなことを言う。

「いやそれは、声をかけるのは悪くないけど、
断られたら男らしくすぐにあきらめろ、ってことですよね・・・」

ぼくはそれに対して「いい子」の発言をし、

「そうそう、そうなのよ・・・」

女性陣の同意を得た。


やがて寺島進似の男性を筆頭としたイケメン3人組が入ってきて、
ソファ席に座ったので、小倉優子もそちらへ移っていった。

倖田來未もご主人が来て、カウンターの奥で2人ですわった。

両脇がいなくなったぼくだったが、松下奈緒がぼくの隣に移動してきた。

「私、高野さんと話したいんだ・・・」

生ビールを2杯飲んでいたぼくだったが、そう言われて帰るわけにはいかない。

四条大宮「スピナーズ」 焼酎水割り

焼酎の水割りをたのみ、さらに松下奈緒にも1杯おごった。


松下奈緒との話がひとしきり終わったころ、
今度は市毛良枝似の女性が店に入ってきて、やはりぼくの隣りに座った。

ぼくは焼酎をもう1杯お代わりし、市毛良枝とあれこれ話す。

結局スピナーズを出たのは10時半。

すっかり満喫して家に帰った。






家に帰って、さらに晩酌。

しめサバ

ほどよく味がなじんだしめサバが待っている。


しめサバは、おろした大根とショウガ、それにポン酢醤油をかけて食べる。

しめサバ(2)

脂がしっかり乗っていてうまい・・・。


晩酌の支度をしながらうすい焼酎水割りを1杯、
晩酌をしながら冷や酒を1合飲んだ。

晩酌を終え、さらにうすいウイスキーの水割りを飲んでいたら、
強い眠気が襲ってきたから、1時半に布団に入った。


「それで明日からは仕事が捗るの?」

チェブラーシカのチェブ夫

そうだといいけどな・・・。