2013-06-04

スピナーズから酒房京子へ

昨日は外飲みだったっす。

酒房京子




土曜も日曜も、そして昨日も、このところ滞りがちだった仕事を頑張ったぼくは、昨日は夜の8時に仕事を終え、「スピナーズ」へ向かった。

昼に商店街で買い出しをし、晩酌の肴は決まっていたのだけれど、ここ2~3日、一人であれこれやってばかりいたから、誰かと話をしたい気がした。



スピナーズへ行ったら、九十九一似の男性と、松下奈緒似の女性が、並んでカウンターに座っていた。

スピナーズ 生ビール

ぼくは、この2人とは、仲がいい。

2人の隣にすわり、生ビールをたのんだぼくは、

「今日は一杯では帰れないな・・・」

すこし長くなるのを覚悟した。



九十九一は、気配りの人だ。

ぼくがどちらかといえば気難しく、気が乗らないとしゃべらないのと対照的に、周りの人に話題を提供し、話を盛り上げる。

昨日は、「おっさん臭」の話を持ちだした。

「おっさん臭い人って、時々いるでしょう、ぼくくらいの年になると、あれは気を付けないといけないですよね。」

松下奈緒も、話に乗ってくる。

「私の分析によれば、あれは一人暮らしで、ラーメンとかばかり食べている人が、臭うんじゃないかと思うんですよ。」

ぼくも九十九一も、一人暮らしでラーメン好きだ。

「それじゃ松下さん、ぼくと高野さんの臭いを嗅いで、どちらがおっさん臭いか、判定してくださいよ。」

九十九一が提案する。

松下奈緒は、九十九一の、そしてぼくの、腕に顔を寄せ、臭いを嗅いだ。

「九十九さんのほうが、いい匂いがする・・・」

九十九一は勝ち誇ったような顔をして、

「そうですか、ぼくは臭いにはかなり気を使っていますからね・・・」



ひとしきりおっさん臭の話で盛り上がると、松下奈緒は帰っていった。

あとに残った九十九一とぼくは、さらにギターの話をする・・・。

「三条会の七夕祭りまで、もう1ヶ月ですね。ギターの練習はしてますか?」

そこでぼくは、練習中の「Tears in Heaven」を、店においてあるギターを借りて、披露する。

「はいはい、なかなかうまいじゃないですか・・・」

それから九十九一も、ギターを弾き、歌いはじめる。

スピナーズ カウンター

声量のある九十九一の熱唱に、後ろでソファ席に座っていたお客さんまで盛り上がる・・・。



即席ライブが終了し、時計を見ると、10時過ぎ。

そろそろ帰って晩酌の支度をしないといけない・・・。

九十九一に挨拶し、お勘定をしていると、ソファ席から声がかかった。

「高野さん、もうお帰りですか?」

見るとソファ席には、ぼくと同年代の女性が2人、座っている。

一人は五月みどり似、もう一人は兼高かおる似。

カウンターにいたときは気付かなかったが、五月みどり似の女性とは、以前に2~3度、スピナーズで言葉を交わしたことがある。

「もしよろしかったら一緒に飲みません?」

女性にそうやって誘われて、無下に断るのも男が廃る・・・。

帰り支度をしていたぼくは、帰り支度を解き、ソファにすわってビールをたのんだ。



こうなってしまうと、ぼくはもう止まらない・・・。

五月みどりが「何か食べたい」というので、ぼくもお腹が減っていたし、「酒房京子」へ。

酒房京子 焼酎水割り

焼酎水割りを飲み、カラオケを歌いまくった。



京子さんの料理は、昨日もうまかった。


たこポン。



アジの煮付け。





丁字麩とキュウリの酢味噌。

酒房京子 丁字麩とキュウリの酢味噌




ひとしきり飲み、食い、歌い、1時頃になって、女性2人は帰っていった。

しかしぼくは居残り、あとから来たお客さんとさらにカラオケ。

帰ったのは、けっきょく午前2時過ぎだった・・・。



「ここ2~3日は段取り通りに過ごせていたのにね。」

チェブラーシカのチェブ夫

ほんとにお調子者だよな。