2008-11-09

広島山本 お好み焼き 「一休」(三度め)


三度めの一休 。
コメントで、おばちゃんが「わしは人の顔は3回目で覚える」と言っていたとのことだったので。
今回は覚えてもらったかな。
娘さんにはもうばっちり覚えてもらってるんだけど。

僕も広島に来る前まではいいと思った飲食店へは何度も行って、店の人に「常連」とみなされることを目指していたのだが、広島に来て食べ歩きの楽しさを知ってからは複数回行った店は数えるほどしかない。
常連になるのも楽しいけどね、お客さんと仲良くなったりして。


そば肉玉550円。
今日はまたここのお好み焼き、いつにも増しておいしかった。
着いたのが2時頃でおばちゃんもう疲れちゃったみたいで娘さんが焼いてくれたんだけど、そのせいかな。
それとも久しぶりのお好み焼きだったからかな。
ふんわりしてみずみずしい極細キャベツがほんとにいい感じだった。

あらためて作り方を見てみると、生地を伸ばしたら横で麺をかるく炒め、生地にのせたらソースをぼてぼてっとかける。
麺とキャベツにソースの味がするのって、僕的にはポイント高いな。
極細キャベツはこれでもかとばかりに大盛。
天かすにもやし、そして肉は5枚入れていた。
三八 もそうだがこのコストパフォーマンスの高さはさすが。

裏返して蒸したら、アイロンでかるく押さえる。
三八のようにぎゅーぎゅーは押さえない。
三八はたぶん、持ち帰りを計算しているのだと思うな。
持ち帰りは冷えて水が出てしまいやすいから、しっかり押しておかないといけないらしい。
このあまり押さないやり方は三八以前の昔ながらの店に多いと思うのだが、この店が違うのはキャベツが極細に切られていること。
おかげでふんわりやわらかく仕上がるのだ。
好きだな、僕はこういうの。

玉子を貼り付けてひっくり返したら、ソース、ガーリック、味の素、コショウをたっぷり、それに青のり。
ソースも辛めで、全体としてピリッと辛めでしかもふわふわなお好み焼きになるのだ。

初めに食べたとき 時間がたつと水が出てペシャッとなってしまうと書いたが、鉄板のあまり熱くない所で食べたかららしい。
今日はわざわざちょっと中ほどの火が強い場所に置いてくれたため、時間がたつに連れだんだんこんがりしてきて、麺もパリパリになり、そういう変化もまた楽しかった。

家からこの店までチャリンコで40分くらいかかるのだが、今日はもう耳と手が冷たくなった。
帽子と手袋が必要だな、これからは。