2013-08-27

〔バーの楽しみ方(7)〕
一人に絞るのを急ぎ過ぎないのが肝心である。

バーの楽しみ方

〔バーの楽しみ方(1)〕バーには「自分に合うバーと合わないバー」があるだけだ。
〔バーの楽しみ方(2)〕まずは近所のバーをひと通り回ってみるのがオススメである。
〔バーの楽しみ方(3)〕バーでは別に黙っていてもいいのである。
〔バーの楽しみ方(4)〕バーの雰囲気は千差万別なのである。
〔バーの楽しみ方(5)〕女性と出会いたければ、まず男性と仲良くなるのが先決である。
〔バーの楽しみ方(6)〕片っ端から声をかけるのは逆効果である。
からの続きです。



バーの常連男性客ときちんと関係を結び、身なりに気を付けて、
バーにそれなりの頻度で通っていると、
カウンターで、様々な女性と話をすることになる。

もし「彼女」が見つけたいのなら、それら女性の中から最終的に、
一人を選ぶことになるわけだが、どのように選ぶのであれ、
一人に絞るのを急ぎ過ぎないことが肝心である。



◆一人に絞るのが早過ぎると相手に引かれることがある


これはぼくの経験だが、ぼくは前の彼女に、バーで2回隣り合わせになり、
その後1回デートして、そのデートの時に、「付き合ってくれ」と申し込んだ。
前の彼女とは、「未だかつてない」と思うほど気が合うと感じ、
前のめりになって交際へと向かっていったわけなのだが、
今思うと、これは早過ぎたのだ。

その後彼女は、「ぼくと本当にこのまま付き合っていていいのか」を
疑問に感じるようになり、ぼくと少し距離を置くようになった。
最終的にその距離をふたたび縮めることに、ぼくは成功はしたのだが、
距離を置かれている間、前のめりになってしまっていたぼくは、
かなり辛い時間を過ごさなければならなかった。

今となれば、それも非常によい人生経験だったから、
男女関係でどんなことがあったとしても、「悪い」ことではないのだが、
ぼくは次に彼女を見つけようとする時には、
(というか、ぼくはまさに今、その時期に差し掛かってしまったのだが)、
もう少しじっくり、時間をかけて一人に絞るようにすると思う。

その方が、「彼女がいない時間を楽しむ」ことが、
もっと出来るようになる気がする。



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◆あまりに早く距離を縮めてくる女性には注意が必要


これも老婆心といえば老婆心で、どんなことでも自分で経験してみればいいのだから、
イチイチ言わなくてもいいのかもしれないが、
「自分が失敗したから」という意味で、ちょっとここに書いておくと、
女性の方が、非常に急速に距離を縮めてくる場合、
気を付けないといけないケースがある。

そのバーに初めて来て、完全に初対面であるというような女性が、
「自分に言い寄ってきた」と思ってしまうようなことがあるのであり、
そうすると当然こちらは、
「オレってそんなにいい男かな」
といい気になってしまうわけである。

でもそれは大きな勘違いで、大体そういう女性は、自分に限らず、
多くの男性に同じような接し方をしているだけで、
自分に特別気があるわけではない。

さらにそうやって女性が距離を縮めてくる場合、酒代とかタクシー代とかの
カネ目当てであることもあって、それを勘違いして前のめりになってしまうと、
非常にバカを見ることになってしまうので、注意が必要だ。



「よし、じゃあぼくもそれに気を付けて、これから彼女を見つけることにするよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

お、そうか、応援するぞ。