2013-07-16

味噌のゴーヤチャンプルー、
祇園祭宵山おすすめスポット2ヶ

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 味噌のゴーヤチャンプルー

ゴーヤを買ってあったので、味噌のゴーヤチャンプルーにしました。


ゴーヤといえば、やはりゴーヤチャンプルーとなるわけですが、
このゴーヤチャンプルー、普通は塩味で作ります。

それももちろんおいしいですが、
豚肉は味噌味もよく合いますから、
ゴーヤチャンプルーを味噌で味付けしても、おいしい道理です。

さらにここに、昨日は玉ねぎとシメジを入れました。

ゴーヤチャンプルーの定番の作り方としては、
玉ねぎとシメジは入れませんが、
風味づけに入れて、悪いわけはないんですよね。


ゴーヤチャンプルーを作るときは、
全部を別々に炒めるとやりやすいというのがぼくの意見。

それでまず、豆腐を焼く。

味噌のゴーヤチャンプルーの作り方(1)

やや多めのサラダ油を引き、水切りしてひと口大に切った豆腐を、
中火でじっくり、表裏にかるく焦げめがつくまで焼く。


つづいてゴーヤ。

味噌のゴーヤチャンプルーの作り方(2)

強火でサッと炒めます。


卵。

味噌のゴーヤチャンプルーの作り方(3)

やや多めのサラダ油を引いて中火にかけ、
あまりガシャガシャいじって細かくしてしまわずに、
卵が固まるのを待ちながら、大きめにまとめるようにする。


ここまでやれば、あとは一息。

強火にかけたフライパンにサラダ油少々を入れ、
豚肉を炒める。

味噌のゴーヤチャンプルーの作り方(4)

豚肉の色が変わったら、
うす切りの玉ねぎとシメジ少々を、サッと炒める。


炒めておいた豆腐、ゴーヤ、卵をもどし、
全体をまぜて肉の味をからめる。

味噌のゴーヤチャンプルーの作り方(5)

味噌と酒、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、
おろしショウガ小さじ1の合わせ調味料を入れ、
混ぜながら少し炒め、味を見て塩加減すれば出来あがり。


昨日はご飯といっしょに食べました。

味噌のゴーヤチャンプルー

ゴーヤも、味噌とよく合います。




昨日は祇園祭の宵々山。

ぼくは8時過ぎまで仕事をし、9時ごろから出動しました。


彼女が都合が悪かったので、ぼくの相手はチェブ夫君。

チェブラーシカと祇園祭

いい年をしたおっさんが、ぬいぐるみを手に写真を撮っていると、
通行人に見られること、見られること・・・。


宵山は、まずは山鉾を眺めることに、意義がある。


四条通沿いには巨大な鉾がいくつもあります。


それから南北に走る細い筋にも、山や鉾はたくさんある。




宵山を一回見物するのなら、これら山鉾を見るのがオススメで、
かなりの数がありますから、
それだけで2~3時間は、すぐに経ってしまうと思います。

ただ何度か宵山を見ているのなら、
「もっとほかに面白いことはないか」
と思うようになるわけですよね。


宵山は、いわば巨大な縁日ですから、
山鉾のほかには、無数にならぶ「出店」を眺め、
買い食いなどをすることが、楽しみの1つになります。

この出店には、いくつかの種類がある。

まずはプロの出店。
いわゆる「テキ屋」がやっているもので、これはかなりの数になります。

それから沿道の飲食店が、自分の店の前に出す出店。
これも、数としてはとても多いです。


ただこれら2種類は、完全に「商売」としてやっているから、
もちろんそれなりの楽しみはありますけど、
「面白さ」となると、それほどでもないわけです。

面白い出店は、やはりプロが商売でやっているものでなく、
素人が、商売抜きでやっているものの中にある。

それはまず第一に、飲食店以外の店が、飲食物を出している出店。

美容院やアクセサリーショップなどが、
お酒や食べ物を売っている場合があり、
これは商売とはまったく関係なく、
店員が「自分たちが楽しむ」ことを目的にやっているので、
そこにうまく入り込むと、すごく面白いんです。


あと極めつけは、
「沿道の民家が出している出店」。

宵山のエリアにたまたま家がある人が、
「せっかくだからオレたちも楽しんじゃおうぜ」
と出している出店が稀にあって、
これは完全にサークル的なノリで、
「面白さ」という観点では、最高峰だと言えると思います。


これら2種類の面白い出店は、
山鉾が立ちならぶ中心街ではなく、
そこからちょっと外れたエリアにあることが多いです。

その1つが、「六角通」。

六角通

中心地の四条通から、錦通、蛸薬師通と上がってきて、
この六角通になりますから、
山鉾も少なく、ちょっと寂れた感じになって、
商売抜きで好き勝手なことをする、面白い人が増えるんですね。


そしてその「おもしろ出店」の頂点が、ここ。

祇園祭 宵山 おもしろい出店

ここがまさに、「沿道の民家が出している出店」で、
完全に自分たちが楽しむためにやっています。

ですからお酒を買ったりすると、出店をやっている人がすぐに話しかけてきて、
お酒を飲みながら話し込んだりできるんですね。

ぼくは3年続けてここに来てるんですが、
昨日も初めて会った男性と、意気投合して話しをしました。


場所は新町通六角東入ル南側。

売っているのはお酒のみ。


生ビールは400円。

今夜もやっているそうですから、
興味がある人は行ってみてください。


あともう一つは、ここもオススメです。

祇園祭 宵山 おすすめスポット その2

ここも元々は、六角通からさらに入った辺鄙な場所でやっていたんですが、
あまりに静かな場所なので、近隣住民の迷惑になるということで、
今年は中心地に場所を移しました。


出店をやっているのはオランダ人で、
日本酒を海外向けに輸出販売している人。

この出店は自分があつかう日本酒を並べているわけで、
商売に関係してはいるんですが、
店主の目的は、
「自分が見つけた面白い日本酒を、輸出するだけでなく、
日本人にも知ってほしい」
というところにあり、
商売は抜きになっています。


外人の視点で選ばれているので、
ほかではめったに見ない、変わった日本酒がたくさんあるのが特徴です。

昨日も、
「一番変わったのを出してくれ」
と言ったら、出てきたのがこれ。

祇園祭 宵山 おすすめスポット 濁酒

奈良の酒で、濁酒は「だくしゅ」と読むそうですが、
麹を使わず、蒸した米と生米だけの、
古代から続く伝統的な製法で作られているそうです。


飲んでみると、米の粒がそのまま残り、まるでお粥のよう。

祇園祭 宵山 おすすめスポット 濁酒

ところが味は、意外にスッキリしていて、
「ああ、昔の人は、こういう酒を飲んでいたんだな」
と、古代に思いを馳せることができました。


場所は、四条西洞院上ル西側。
「長尾谷高等学校 京都分校」前です。

お酒はすべて、小350円、大500円。

来た人が溜まって、話をして交流できるスペースもあります。

ここも今夜もやっているそうですから、
興味がある人は行ってみてください。




「ぼくがいたから、彼女がいなくても寂しくなかったでしょ。」


おう、満喫したよ、ありがとな・・・。