2013-01-28

味のしみた白菜はしみじみうまい。
「豚肉と白菜の炒め煮」

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このブログは50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、日々の酒の肴を中心に、毎日の出来事を脈絡もなく書き綴っているものです。
どうぞ気軽に楽しんでいただけましたら幸いです。



余っていた白菜をそろそろ食べてしまわなければいけなかった昨日の晩酌は・・・。



豚肉と白菜の炒め煮っす。



これは向田邦子レシピを元にしているんですが、白菜が豚肉、そしてシイタケのうまみを吸って、何とも癒される味になる。
向田邦子は酒としょうゆだけの味つけですが、今回はゴマ油に唐辛子、それにオイスターソースを使い、少し濃いめの味つけにしてあります。

それからこの料理のポイントは、やはり白菜の切り方。
白菜に味をしっかりしみ込ませるため、多少面倒にはなるけれど葉と茎を分け、茎は包丁を寝かせてそぎ切りするようにする。



まずはフライパンにゴマ油をたっぷり引き、輪切り唐辛子をひとつまみ入れて強火にかける。



輪切り唐辛子からチリチリとあぶくが出てきたら、つづいて豚肉を投入。

ぼくは豚肉は、いつも安くてうまいコマ肉。昨日は250グラムを使いました。



肉の色が変わったから、ここで合わせ調味料を入れてひと混ぜし、肉に味を付けてしまう。


合わせ調味料は酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、オイスターソース大さじ1。



5ミリ厚さほどに切ったシイタケ3枚と、葉はざく切り、茎はそぎ切りにした白菜1/4株を入れる。



フライパンのフタをして中火に落とし、ときどき上下を返しながらじっくりと火を通す。



白菜がしんなりとしたら味を見て塩を足し、火加減を強火にもどして斜め切りにしたネギを入れる。


ネギがしんなりとしたら酢小さじ1を入れ、ひと混ぜして火を止める。



出来上がりますた。


味のしみた白菜は、つくづくうまいっす。



あとはキムチとちりめんじゃこの冷奴。






水菜と油揚げの吸い物も作った。










昨日はカフェでの仕事を終え、夜の9時頃スピナーズへ行った。

と書くと、ぼくがカフェでボーイでもやっているようだけれどそうではなく、カフェで原稿書きの仕事をしているという意味です。

これから風呂に入り、飯の支度もしないといけないのに、なぜそんな時間にスピナーズへ行くかといえば、出会いを求めているからに決まってる。



前回久しぶりに、かなりハマり込んだ恋愛をしたぼくは、やはり恋愛はいいものだとつくづく思った。
人間まずは1人でも、うまいものをちゃんと食べていれば最低限は幸せだけれど、うまいものを好きな人と一緒に食べると、幸せな感じはさらにふくらむ。

そこでぼくは、

「これからは恋愛に生きよう」

と決意した次第。



といっても恋愛は、相手の気持もあることだから、なかなか一筋縄ではいかない。
前回の恋愛で自分がツラくなってしまったのは、自分ばかりがのめり込み過ぎたからだと反省している。

そこで今回は、あまり前のめりになることなく、まずは「友達を増やそう」と考えている。
たくさんの種をまき、その中から恋愛へ育っていくのをじっくり待とうという作戦。



スピナーズは、いつも行く深夜の時間帯は、会う顔ぶれも固定してきている。
時間帯を変えれば、新しい出会いがあるかもしれない・・・。



「でも二兎を追うもの一兎をも得ずとも言うよ。」


たしかにそうだな。